Ken Funahashi Blog

NEXT DREAM 記憶と記録

4日間 大峰北部で活動して、帰って来ました。

2012-01-27 21:46:04 | Weblog
大普賢岳、地獄谷に入る前夜に途中の車中泊地で警察からの職質。
最近、遭難が相次いでいて、駐車チエック等も以前より頻繁に行うようになったとか。
プロガイドだと理解して頂き、問題なく就寝。

地獄谷の『杉林のアイス・ゲレンデ』=昔、岳人に紹介記事を書いたことがあります。
1月中旬の降雨の影響で、氷結状態は悪く、月末からの寒気と戻り寒波で遊べるぐらいに形成される可能性は、残っているものの、予想していたよりも条件は悪い。
しかし、この寒気なので大岩から、上流範囲の氷瀑は形成されると感じられた。
下りながら、古いビニ-ル・テ-プを回収して、赤布を標識としてポィントに設置して来た。

上流範囲を確認後に下山して、川上村の(某谷)の氷瀑状態を確認のため入谷。
岩小屋でビバ-ク後、翌朝に車まで戻って長年、開拓に通っているアイス・エリアへ移動。
翌日は確認作業に便利な『観音峰』まで登った。好天に恵まれ展望良好、平日だが6人ほどの登山者に出会った。林道から入渓、いつものエリアを探査して、森林組合に依頼する要件が合って、問題は解決。

明日28日から北播磨へ。
30日に一端、自宅に戻り神戸へ、来月4日~5日は『神戸新聞』の懇意にしている記者をガイドして『氷ノ山』 この寒気と降雪で、厳冬期の山を満喫できそうで、写真も期待できそうです。

関西のアイスクライミング・シ-ズン後半に向け『メディア・ガイド業務』 

2012-01-23 10:23:05 | Weblog
氷瀑の形成条件や、短いアイスクライミング適期に毎回ながら、要望が似通ったガイド依頼、映像の現場撮影ガイドや情報の提供を求められるが、短いシ-ズン日程で全てに対応するのは困難ですね。1月から、2社からの依頼相談。内容的には、どちらも日程、内容を含んで予約確定まで依頼は進まず、2月に入ってからの別のガイド依頼は以前にも同一山域でTV映像の現場ロケで、当時ICI大阪店の大串君をサポ-ト・メンバ-に誘って、厳しい氷結条件下でガイド担当。

今回は、同一(某局)担当者は変ったが、昨日までに下見範囲の実際のガイド依頼に話が継続中。
毎冬、恒例の私個人の開拓も含めた『秘密エリア』への入谷に、TV取材の要望エリア(私からの提案場所)下見と探査に今日の午後から出発。
4日間ほど、雪中キャンプも含めて3ケ所ほどの『アイスクライミング・エリア』で楽しんで来ます。

と。。。これを書いていたら、先週メ-ル連絡といっていた毎日放送『チチンプイプイ』担当者さんから、電話。ボツネタだそうで、依頼されて来た六甲山『七曲滝の氷結』現場ロケは、何でも奈良県の御船の滝に変更だとか、だったら先週、簡潔に変更、依頼しないと連絡してくれたら良いのに、今日、こちらから電話連絡していなかったら、今週末まで日程調整や他の依頼と合わせるのに苦労していたはず。
という訳で。『チチンプィプィ』さん、これが似たような情報提供・希望のみでガイド依頼あやふやな連絡、過去を含めて3回目ですよ。。。。

『幻の滝』 ちよっとしたアイスパ-ク

2012-01-16 21:41:36 | Weblog
近頃ではハイカ-・ハイキング範囲の愛好家の情報発信の中で、気楽で手軽に使用される『幻の滝』云々。。。。そんなに簡単に出逢えるなら『幻』とは呼べる筈も無いが。。。

名称、情報などを丹念に現地調査したり、過去の先輩達の記録を完全無視しての勝手な記録は多い。そういった安易に使用され出した、北播磨山域の(某所)にも『幻の滝』があり、ここが意外だが氷結条件に恵まれている。
特に厳冬期の高高度・寒気流入の予報で、日本海側からの北西風が入る条件時、降雪で谷が、ある程度は埋まった条件で、氷床と滑滝の完全結氷で良い、環境が生まれる。
裏六甲山の『七曲滝』が、北東、北北東の風の流入時に5星~6星、条件の氷瀑条件に近くなるのより、一般的な冬型気圧配置で、こちらの谷の方が好条件を掴み易いと言える。

昨年2月に探査で、再訪して氷結した滑滝と緩傾斜・沢筋で面白いアイスウォ-キングを満喫。
氷結時期の裏六甲山の滝や、夏のキャニオニングで情報提供、新聞取材で担当記者も講習参加してもらった(某紙)に、ここに誘っています。

『六甲山の沢登り情報』

2012-01-16 21:15:28 | Weblog
先週、珍しく?長年の山遊び仲間で最近、執筆活動も精力的に復活している中村氏から電話。

紹介で『六甲山の沢と沢登り関係の情報』の提供を依頼して来られたのは『るるぶ』
何でも今春、六甲山の情報雑誌を発行するとかで、沢関係の情報などを提供と言う話でアンケ-ト形式のメ-ルに昨夜、返答を送信しておきました。

『るるぶ六甲山』 4月中旬頃に発行される予定とか。

先週、2006年に一度、同じ山域での『TV映像用のアイスクライミング』同行ガイド依頼を受けた(某局)から、ガイド依頼の相談が寄せられ、今週の条件・探査(私の下見活動後に詳しく、内容を相談予定でしたが、ちよっと今週の気象や気温条件では調査山行が無駄になりそうなので?来週以降に現地探査を終えて、2月の初旬を目安に現場ロケが可能か返答します。
依頼されたアイスクライミングのガイド内容や、山域や詳しいロケ地・情報に関しても、依頼・担当者からの許可が得られるまで、いつもの事ですが情報を公開できません。

常連さん達には、バレバレでしょうが、毎冬の定番『私の開拓エリア』ですね。
今期は、昨年冬よりも条件的に厳しいかも知れませ?チャンスが掴めるとしたら、大昔?私が紹介記事を書いた『岳人』の杉林のアイスゲレンデなんかが、確率的にTVロケには適していそうな雰囲気ですが、希望エリアは別です。

1月13日(金) 『裏六甲山 七曲滝』 今期の氷結状態を確認

2012-01-13 17:44:25 | Weblog
取材や依頼業務ではないので、いつもより余裕の時間帯で入谷。
通常だと午前7時頃には滝下で、それぞれの目的別の活動の準備で忙しいが今日は、9時過ぎに、ゆっくりモ-ドでテルモスのココアを飲みながら、上流に日が当り落氷の音など聞きながら、のんびりしてから、ちよっと寄り道して下山。

年末12月に新聞取材のガイドで入谷した時よりも、滝の両岸の氷結状態は発達していず、天気予報の寒気は昨夜で、一段落したもようで北部山地、盆地経由の寒気の流入も幾分、予想よりも風向きが氷瀑形成まで強まらなかったようだ。
常連さん、と数人この時期に出会う方達と立ち話。

この十数年間で何度も支点を設置し固定ロ-プ等も付け替えて来た、いつものトラバ-ス・ポィントは今期も誰かが、ロ-プを外していた。3年前に恒久的に使って貰えると考えて設置した金属鎖とクライミング・ロ-プを回収されてから、ちよっと嫌気が差して最近は固定ロ-プ類を私は設置していないが、大抵は毎冬、だれかが最低限の区間だけは細い紐ぐらいは残しているのだが。。。。今冬は、そういったロ-プも残されていない。
昨年12月26日には残っていた筈なのだか・・・・・

『写真』 今日の『七曲滝』氷結箇所が緩み、落下し出しています。
     凍る滝、観賞目的のハイカ-の皆さんは、滝落口からの落氷にも御注意を。

昨年(2011年)12月の神戸新聞『七曲滝』記事

2012-01-12 23:38:01 | Weblog
年末から西宮を留守にしている期間に、届いていた記事。

担当記者と、次は2月初旬の冬型気圧配置が再び強まり、条件が揃う頃に、稜線~山頂での取材を目的に
『氷ノ山』を登りに行く予定。

『記事』 神戸新聞 12月の氷結は珍しいので、読売新聞と共に私からの情報提供とガイドで。

1月11日 『千ケ峰』

2012-01-12 23:19:30 | Weblog
昨年の秋に、ちよっと膝を痛めていたので、この2ケ月ほどは慎重な活動を続けていた。そろそろ回復し、徐々に下山時のスピ-ドも戻りはじめて来たので、西宮に戻る前日に少しペ-スを上げたトレ-ニングとして積雪も増加したと思えた『千ケ峰』へ。
いつもの『三谷渓谷』沿いから入山。この沢をコ-スに開拓してから、かなり通っているが渓谷周辺の変貌は凄まじい。硬雪、箇所も横の新雪斜面で通過して登り、下りともクランポウ(アイゼン)は使用せず、山頂・往復で3時間10分、翌日の膝の調子も、かなり良くなった。

滅多に氷結しないが

2012-01-12 23:08:21 | Weblog
北播磨・範囲で条件に恵まれた時のみ、。。。10数年に一度のチャンスありの場所なのだが
条件の幾つかが揃った時には、無駄?も覚悟で探査しに行く。

風向き、寒気状態が予想よりも弱かったようで。。。ただし、この数年の中では上部の滝は
意外と氷結が進んでいた。
以前に震災時のポランティア仲間の、岡山の若い友人達と沢登りで、この滝も完登している。
アプロ-チの林道で積雪あり、車を下の施設の駐車場にとめて、のんびりと滝まで登って来て、上段の滝を確認後に、折角なので尾根へ。この滝もアイスクライミング可能となる、次ぎのチャンスは逃さない予定。
上段の滝の写真は、例年の『七曲滝』の氷結程度の見栄えなので、写真愛好家に知られると入谷者が増加する恐れがあるので、写真と共に情報は公開しない。

『写真』はハイカ-も手軽に見れる、良く知られた下段の滝