滝しぶき、から濡れるのを避ける為かゴルジュ地形の、滝から随分と離れた
箇所からスタ-ト。以前より、側壁の雰囲気が変わった。足場の汚さと残置支点の異様な
多さに、以前は不要だった箇所のボルト。滝横からのラインは殆ど、使われていないようだ。
佐壁のラインも、多分?登る人も、いないだろうしラインの存在が、知られていないだろう。
入谷する前に、集落範囲の橋辺りから、この谷上部の岩場を気にして観察していれば
ここは何かを秘めていそうだと『山勘を磨いてる沢屋』には、ゴルジュや岩場・滝の
存在を予感させるのに十分な、雰囲気。林道終点から、崩れた山道辺り、下の渓音も
渇水期には聞こえない時など。。。こんな沢は、と思う。ゴルジュ地形まで、ごく平凡
な沢を進む。