加西市 ハイキングマスタ－

毎月、利用させて戴いている加西市・図書館の中で時々、立ち止まって各種・資料を見ているコ－ナ－で『ハイキングマスタ－募集』のパンフレットを手に取ったのが、ある種の『縁』の始まり。
加西市には、古法華自然公園の岩場やキャンプ場、そして何故だが数多く発刊され出した播磨周辺のハイキング本には紹介されない、石仏を巡る素敵な尾根道を楽しめる『鎌倉山や行者道』や少し探せば、アクセスも容易で歴史を感じる面白い低山遊歩に最適な『場』が多いと感じていたので、ハイキングイベントの、お手伝いや新たなハイキング・コ－ス－の発掘、開拓と言うフレ－ズに興味深々。
個人的に信越トレイルみたいに山々を、繋いだロング・トレイルの構想が兵庫にも、あって良さそうだと言う希望も含めて起点となり、良い山が周囲にある位置的な環境からも、これは活動に参加してみたいと『応募』してみました。

１３日、応募締め切りを過ぎても連絡が無くて、これは数名程度の募集枠から外れて、参加・応募のメンバ－には選ばれなかったのかと諦めていましたが私から一応、『ふるさと営業課・担当者』へ確認の電話を、かけてみますと応募メンバ－に加えて貰っていたそうです。数名の募集だったのが、現在は十数名がメンバ－参加となり、もう立派なグル－プ結成みたいな形で活動を始動するみたいです。

さて、これから『どんな活動』が始まるのか？お楽しみに、お待ち下さい。

アクセスに電車が使えて、起点となる街に大規模シヨッピング店が最近、オ－プン、周辺唯一のアウトドア活動の中心地としての『場』の成長が期待できると思います。個人的には、加西市・起点で北部・山域へ、加西～市川～神崎町＝笠形山～千ケ峰そして、さらに北へ、そんなロング・トレイルの整備なんかも楽しそうです。それと、バリアフリ－・キャンプ場とか、市町村・行政の中で全国発信の新しい野外活動・拠点みたいなのが発展・発信できる可能性も、あるかも知れませんね。

菜の花畑の笑顔と銃弾

先週の放送は、途中でかかって来た電話で中途半端にしか見られなかったので、昨夜は再放送を一人、静かに見ていた。ＮＨＫは、この種類の特番に時々、素晴らしい映像力、多くの人の心に響く内容のドキユメントを製作するのだが、その現実の深層に潜む、自国の発した影響や問題の深層・真相に対する情報や、だから何が間違いなのか、次ぎの悲劇を防ぐのに必要な国家としての対応などに言及出来ないと言う、不甲斐無さ、限界を感じてしまい映像の持つ力と、影響力の分配・バランスの悪さに不満感を強く感じてしまう。

『ペシャワ－ル会』代表者Ｎ医師は、同時多発テロ後の米国のアフガン進行以降に各民放のアフガン問題などに、かなり頻繁に出演、多くの発言や問題提起で一時期、あれだけ注目されＴＶ等での真摯で正当な発言を行っていたのに、今はメディアからの、要請は極端に少ない。現場主義を優先されているのか？現在の情報発信者を、見限っているのか？真実を語っても多くは、あまり意味を成さないと感じているのか、国際的に高い評価と賞賛に尊敬を受けている活動ながら、無責任な政治屋の政策や問題に、彼が預かっている純粋な若者達の命やアフガニスタンでの長期的な支援活動が根本的に内容や動きが左右され、遠く７０００Ｋｍ離れた、かの地での『夢』が閉ざされて行くのを、現地で非業の死を遂げた、彼と本物の平和の戦士として活動している、仲間や支援者と共に悲しいと感じているのでは。

地理的に、そして民族性や宗教的に繋がりも深く、現在の紛争状況や宗派対立や複雑な国家情勢や紛争に、いつまでも影響を受けている隣国のパキスタンの北部、フンザ最奥部の『ハセガワ・メモリアル・パブリックスク－ル』は、故・長谷川氏の奥様が、支援を行い１９９５年から着実に増築・活動が本格的に始動して１９９９年４月１６日に現在の体制の基礎が完成。初期の支援活動を聞き及んでいた、私も被災後に手元に集って、他に廻せるだけの支援品を提供したり、故・長谷川氏が主催していたジュニア・アルピニスト・スク－ル装備を逆に、私が光栄にも譲り受けたりと、幾つも関係があった。当時、支援品を提供後に、その学校の子供達から届いた、本当に大量の手紙を今も読み返す。アンズの花が咲き、果物の収穫を喜び、学業の楽しい報告、素朴で平和な内容の子供達からの報告。東京では、今は、どんな果物が育っているのですか？遠い異国の友人の暮らしを想像しているのだろう、状況が楽しい手紙類。『菜の花畑の笑顔と銃弾』の映像の中で、子供を写した一枚の写真の中で、写されている子供の、無垢な瞳に写る、撮影者の彼の影を見て、涙を流すしか・・・
国が間違っているのを、押し留める手段や力を持てないのは、やはり悲劇の一つだ。

子供達に向けての自然学校・登山やクライミングを通じての一種の野外教育。そして当時としては画期的だったプロガイド発信の安全・登山教育の無料実施・企画。その先の夢とか、国際協力や支援活動には到底、非力で大した協力は行えない身でも、プロガイドの社会的・貢献みたいな部分で今からも、僅かな力を発揮したいと考えてしまいます。１９８６年、故・長谷川氏と頻繁に『日本の自然を守り育てる』そして、多くの登山者に安全教育を・・・と、様々な企画に招聘、要請を受けていた頃の自筆の手紙の一部。震災Ｂ活動時に製作していた大量のファイルの中から、変色し出した一枚が棚から落ちて来て、ＮＨＫの番組を見終わった深夜に感慨深く、かの地の山々と麓で生きている子供達の将来を考えてしまいました。

マップケ－ス

数年来、使っていた海外通販物のマップ・ケ－スが消耗して来たので、新しい物を購入しようと昨年から、オスプレ－等を考えていたが国産品の中から、意外と安価な製品を見つけて最近、このロ－ル・タイプのマップ・ケ－スを愛用中。

シ－カヤック・ツ－リング用の、かなり初期の製品は変色してしまうほど使い続けていて、これも数年前にお役ごめんで倉庫入り。
登山用のは、シヨルダ－・パッドに簡単に装着できて、見たい時に、すぐに着脱・可能な物が、やはり使い易い。

今回の地図は毎冬、定番コ－スの竹呂山～三室山～ｐ１２４２峰
今冬は最適時期の判断が、少しばかり難しい。

必読書 自分は大丈夫と考えている人には。

取材活動には困難な事柄と、当事者からの真実が聞き難いと思われる、各種『山岳遭難』を扱った、良書なのだが個人的には著者の優しさか、ある意味で内容は甘い。『ドキュメント雪崩遭難』も併せて、読まれる事を薦めています。

『ドキュメント道迷い遭難』は、低山ハイキングしか行わないから、私たち、私は関係ないと考えている方達や、意味不明で自己顕示欲？で無用に、山中に標識不要の箇所に汚いテ－プ類や紐を、ゴミとして設置・放置している訳の判らない人達に、ぜひ御一読いただきたい。

今月のＯＵＴＤＯＯＲ ＪＡＰAＮ ｍａｇａｚｉｎｅ

日本のアイス・クライミングとして北海道、各地のエリアが紹介されていて、オ－ストリアからの来訪クライマ－の視線と体験からの、記事が面白い。
今月号で特に、個人的に気になった記事はＳＰＩＲＩＴ　ＯＦ　ＳＩＬＥＮＣＥで、日本での刃物＆ナイフ類に関する法律的な規制が、この時代ながら急速に規制や取締りが厳しくなっている現実。聾唖者への対応も含めて、幾つかの問題が垣間見えた。

珍しい視線からの問題提起と感じるか？社会的な問題か？
ナイフや普通の生活では、持ち歩かない、使用しない種類の刃物が必需品としてアウトドアで活躍し、恩恵を受けている側の人間としては、幾つか考える事が出て来た。

３０数年間、愛用している北欧土産のナイフと最近、使用頻度が高くて愛着が出て来た、６本目の鉈。

２月１８日 『神戸新聞 夕刊』氷結 六甲の美

一面に『氷結　六甲の美』のタイトルでカラ－写真・記事として出ていました。
そう言えば、今日は二十四節気の『雨水』七曲滝の水量も少しばかり、この時期としては多かったような気がしました。昨日の寒気で西宮市内でも、珍しく乾いた粉雪が舞っていたのと、夜間の寒気も強まったので少しは裏六甲・範囲での降雪があるかもと僅かに期待していたのですが、稜線手前の日陰の谷に少々の残り雪のみ。

『七曲滝・百間滝』共に、いつもの六段階・評価の二つ目、氷結。
明日から天候は崩れ気味だと感じますから、土曜・日曜に氷結を期待して遠方から訪れる方には、観賞目的への場合は入山を薦め難いですね。

午前の同行ガイド取材を終えて、いったん自宅に帰宅後に再び外出していたので、留守録に多くの着信が入っていましたが、音声無く、問合わせの方には申し訳ありませんでした。
明日の「状態は、どうですか？」の御質問には＝今日よりも氷結は悪いでしょう。

２月１８日『神戸新聞・夕刊』 七曲滝

先月から依頼を受けていて、取材日が延びていた毎冬の定番『七曲滝』を今日、同行ガイドで撮影に上がって来ました。いつもの駐車場で神戸新聞社・記者の大森氏と合流して、事前に連絡事務所から借受けて来たゲ－トの鍵で支柱を開けて、記者の車で林道奥の作業小屋まで上がって、ここからスタ－ト。
午前８時、少し前に『七曲滝』に到着して、写真撮影に協力。
一般登山道まで、同行してから記者と別れて、私は百間滝・経由で白石谷の中段まで写真を写しに上がってから、ロ－プゥエ－イ駅・下の駐車場まで戻り、少し寄り道して昼に自宅に戻って来ました。

あまり氷結状態は良くは無かったのですが、今冬・最後の氷結になるかも知れないので、新聞紙面に写真が出るのではと・・・記者からは、取り上げるかどうかは判らないので、後ほど連絡と言う事でしたが、帰宅途中・久しぶりに東六甲縦走路を横断するカ－ブ付近で電話があって、夕刊紙面に使えると連絡。

西宮北口に夕方、出る用事があるのでキヨスクで、でも購入して帰って来ようと思います。『神戸新聞・夕刊』

写真は２月１８日　今日の『七曲滝』

追記　先月末から噂で聞いていた、固定ロ－プの件を確認して来ました。
　　　理解し難く、問題だと感じています。

最後の寒気を利用して『氷滝・観賞ハイキング』

観測史上？最高気温と共に『春一番』到来と言うのも、ある種の異常でしょうか？
例年なら、２月初旬から数度は見応えがある氷結が形成される、裏六甲山の有馬上流・山域の『七曲滝』等も、今シ－ズンは良いコンディションに恵まれて来ませんでしたが、ようやく、来週から少し本格的な寒気が回復しそうな予報です。

２月１７日から、２１日ぐらいまでが寒気流入で凍る滝・観賞ハイキングとしての条件が揃いそうですので、小人数での企画を実施します。

阪急・西宮北口駅から、往復送迎が可能で登山経験が無くても、ハイキングを楽しめる方なら参加して楽しめます。コ－ス内容は、一種の周遊プランで数箇所の滝を観賞して、有馬に戻り下山後は充分に温泉で疲れを癒やしてから帰宅できます。
御薦めは、２月１８日・１９日・２０日だと思います。

週末は、より本格的な雪山体験と氷雪技術の講習・希望者と鈴鹿・御在所岳での企画を実施。

どちらの企画も、小人数・参加での実施。参加を希望、もしくは詳細をお知りになりたい方は、直接「私に、お電話、又メ－ル」連絡を、よろしく。

Refill(リフィル・詰め替え）ラ－メン

昨年の３月から一部、関東地域で試験販売されていた、通常のカップラ－メンの中身と同じ物を、容器別のパッケ－ジ製品が最近、関西でも市販されて、これが中々、山で使うのに便利です。
日清のカップラ－メン販売３６年目の新製品で、チキンラ－メンも同じく５０周年・記念パックも同時発売。不要なカップも不要で省資源かつ、コンパクトでメ－カ－から言うと、経済的？取り敢えずは、野外活動での運搬時には便利ではあります。これから、使用する人は、ことアウトドア関係では増える事でしょう。

個人的には、以前の様には頻繁に、かつ主食レベルで、このタイプの食品を利用している訳では、ありませんが、やはり便利になったと思います。

12日『翠明湖～黒木山・大亀岩～林泉荘』

翠明湖の北端「林間広場」から、本当に良く整備された尾根道を辿って、黒木山へ。一般的にはアクセスの問題で、途中から湖の周遊道路に戻る為に『湖畔の広場』に下る人達が殆どなのだが、折角『黒木山』まで来たら、少し足を延ばして指呼の距離の『大亀岩』と、ガルテン側の小ピ－クも踏んでおこうと、末端のテレビ・アンテナの立つピ－クまで登って、東側の岩場と周辺の隠れたボルダ－を探索後に、渓流の散策道・起点となる車道『林泉荘』まで下って来た。途中、可愛い鹿と出逢ったり、平日の誰にも会わない快適なハイキングを楽しんで来ました。

このコ－スの唯一の欠点は、眼下のサ－キットからの騒音。
コ－ス設定で、ほんの少し工夫を凝らして欲しかったと思えますね。今日は起点から、最終地点までで拾ったゴミはキャンディ－の包み紙が、数枚。地元の人や、近隣から訪れる家族連れや子供達には、人気の山域、手軽なハイキング・コ－スながら、まだ大勢のハイカ－に踏まれていないので、とても綺麗で整備された道に問題は少なく、この時期は快適です。ツツジの満開時期が良さそうでした。