Ken Funahashi Blog

NEXT DREAM 記憶と記録

ICI オリジナル試供品

2009-06-17 23:55:31 | Weblog
2シ-ズン使用で、こちらはアッパ-・サイドが磨耗、擦り切れて使用限界。
このタイプの渓流シュ-ズの中では、特に軽量に造られていて全体バランスが優秀な製品だが、剛性感は弱く軽量な為に耐久性能に、やや劣る。
通常サイズより、ややタイトに履いて主に登攀要素の高い沢で、この2シ-ズン突入まで愛用。とても軽くて履き易い渓流シュ-ズなので、特に女性に勧めていた。惜しいのは、アッパ-及びサイドがメッシュ・タイプ生地で即乾性が高く、水切り抜群で使用後の重量増加が、他のタイプと比べて格段に押さえられていて、軽量さが利点なのだが耐久性能に、やはり不満が残った。
それでも2年目のシ-ズンで、まだ数回は使えるので通常の使用範囲なら価格面と使用限界は納得できると思う。

軽い渓流シュ-ズが、お好みの方には推薦品です。
(写真は昨年の夏、キャニオニング・スク-ル・ベ-スにて撮影)

初期の国産アクアステルス・ソ-ル使用の渓流靴

2009-06-17 23:23:46 | Weblog
ソ-ル脱着、簡単にフェルト・ソ-ルとステルス・ソ-ルを交換可能な渓流シュ-ズ(キャラバン社製品)このタイプは20年以上も前に、涸沢定着時に前穂高4峰側から遊びに立ち寄ってくれた、山塾創設・前の岩崎氏が東京の『ゴロー』製作の、最も初期の試作品を履いて来ていたので、それほど斬新なモデルではなかったがシマノ等の渓流釣りジャンルのメ-カ-と同じく、同時発生的に一時期、沢屋に注目された渓流シュ-ズだが、製造停止、販売も突然なくなり、当然ながら交換ソ-ルも入手不可。全く、いつも通りユ-ザ-無視の用具の一つとなってしまった。フェルト・ソ-ルは2度、交換したので活用した方だが、重量は異様に重く、強度は明らかに弱く渓流シュ-ズとしては全体バランスとデザィンも悪く、いいとこ無のシュ-ズだった。今回で踵部の補修箇所も再び壊れて、そろそろ使用限界。
アクア・ステルスのゴムは丈夫なのだが、アッパ-が弱過ぎて、ソ-ルとのバランスが悪過ぎた。それでもこのタイプの渓流シュ-ズとしては、一般流通・市販品としては初期の製品だろうが、試作品を見た『ゴロ-・オリジナル』から、20年後の製品としては、少しは工夫が必要だっただろう。
ユニ-クで、意外と使用目的さえ理解していれば実用的な装備だった。

今でも、渓流釣りジャンルでは、このタイプの靴は愛用者が多い。

俗に『S字峡』と呼ばれている、清流見本。

2009-06-17 23:07:40 | Weblog
林道から、僅かの距離で素晴らしい渓流に出会える。

この辺りがキャニオニング企画で利用されるのには、この水質の良さが
大きな理由なのだが、私のスク-ル・プランでは以前から中々、このエリア
を使う機会は無い。事前講習やスク-ルで、ある程度の経験を積んだ人達と
事前の安全策を念入に実施しての『ツア-企画』実施の渓。

沢登り後に、登った沢から継続して本流に出てから下降目的に利用する人達
も、近年、異常に増加しているのだが、落とし穴・的な部分や増水時の危険
を正しく、情報として指摘する記述が少ない。
『沢登り』と『キャニオニング』または『降渓』とも呼ばれる、遊び方では
共通した自然環境を利用するが、その活動は本来は別ジャンル。
複合的に渓で遊べるようになった一つの理由には『キャニオニング』を理解
する、面白がる感覚や情報の影響も大きいが、危険性に関しての情報は個人的に見ていて、あまりにも少な過ぎると思えてしまう。

沢記録に、滝からの無謀なダイブの記述が最近は多くなって来たが、見えない危険の存在や、感知する為の技術や能力に関して異なるジャンルの遊びから、学ぶ事は大切です。臀部や腰の強打による事故や、足の負傷は沢では致命的な結果になる恐れがあります。同じく、面白いからと人真似、見よう見まね、での滑滝滑り、やキャニオニング模倣の技術を使用したがる沢愛好家には、問題が多い。