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社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

絡まれました

2014-09-26 08:30:44 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

書けるときは書く!

 

との決意を新たにこのブログを更新していきます

 

さて、時折、このブログでも触れるのですが、私の住む西庄ってところは

 

道が狭いという特徴があります

 

にも関わらず、隣接して磯の浦海水浴場があり、波が上がるとサーファー達が

 

ハイエースなんぞのでかい車で、どんどん通過していくという負のスパイラルがあるんですね

 

そんな状況の中、公共下水の工事なんかで3本程ある磯の浦への道の一本でも通行禁止になると

 

まぁ、狭い道に大きい車がエライ数!

 

向こうは西庄を通過して更に西へと行くわけですが、我々西庄に住む人間は、朝の通勤は東に

 

出て行く人がほとんど

 

これ、朝の通勤時はエライ事になります

 

実は今も公共下水の工事の為、一本の割と主要に使われる道路が通行禁止の為

 

仕事で出て行こうとすると結構大変

 

 

 

そして事件は起こった!

 

 

 

昨日の朝、私がやや狭めの道を通って県道に出ようとすると、前から一台の軽自動車が・・・

 

見ればおじいちゃん

 

できれば下がってあげようと思いましたが、既に私の後ろに3台

 

しかも一応の待機ポイントは通過してあり、やむなくこちらを向いたおじいちゃんの車に

 

待ってもらう事に

 

ちょうど信号の所で、まぁ、ここの地点はいつもこんな感じ

 

しかしその時はすでに、おじいさんの車が道をふさいでおり、信号が変わっても県道に出れない事は

 

明らかでして・・・・

 

おじいさんはこちらに手を振り、バックしようとするのですが、後ろに赤ちゃん用の椅子を乗せた

 

若いお母さん

 

その後ろに、サーフボードを積んだサーファー

 

つまりこちら側は私を先頭に3台の信号待ち

 

対面は、おじいさんを先頭に3台のこちら側の車が通過するのを待つという状態

 

でもね

 

通過できないんですよ

 

おじいさんの車、ガッツリ道の真ん中なんで

 

後ろの若いお母さんも、更にその後ろのサーファーにピッタリ後ろに付かれてバックできずオロオロ

 

答えは一つなんですね

 

このサーファー車が1mだけでも下がってあげないと、この状況を打破するのは不可能

 

あ、先に言っておきますが、ワタクシ自分もしておりましたので、サーファーに偏見はありません

 

でもですね

 

いるんですね

 

アホなやつ

 

最後尾のサーファーは、全て見渡せる位置に停車しており、おじいさんが数回クラクションを

 

鳴らすも知らぬ存ぜぬ

 

更には私をひたすら睨みつけてくるんですね(笑)

 

ワタクシ、メガネをかけ、非常におとなしい人間とみられたのか・・・・・

 

ちょっと失礼じゃね?^^

 

と思えるほどの圧力と威嚇を私に投げてくるんですね

 

まぁ、バックできればしてあげるけど・・・

 

バックしても何も解決しないし・・・

 

なんて思いながら屈辱に耐えておりまして

 

そうこうしているうちに、若いお母さんが、何度も何度も切り返しを行い

 

おじいさんがバックできるスペースを作ってあげましたとさ・・・

 

 

 

 

 

ちゃんちゃん

 

 

 

 

 

となるはずが

 

少々腹が立ってきまして・・・・

 

だってですよ

 

サーファー君、あなたが1m下がってあげるだけで、万事解決なんですよ?^^

 

なんですかその態度は・・・・

 

との思いが、向うからは大人しそうに見えるワタクシにしては生意気な風に見えたのでしょう^^

 

 

 

 

 

 

オイコラッ

 

 

 

 

 

ってすれ違いざまに言われちゃいまして(笑)

 

へ?^^ワタクシ?^^

 

いや、もめ事はきらいでして・・・・・・

 

しかも藤戸台の家見に行くとこなんで・・・

 

聞こえないふりをしつつ・・・・・

 

後ろの車の為にもサッサと通過

 

と思いきや

 

 

 

 

オイこら!ワレ文句あるんかいコラ!ああっ?

 

 

 

 

て又言われちゃいまして・・・・・

 

 

アカンアカン

 

構ったらあかん  可哀そうな子なんだよ  この人は

 

反応したら喜んじゃうから・・・

 

 

キリストの様な優しいまなざしをサーファー君に向け、やっぱりスルーしようと・・・

 

信号を渡りきり、反対車線でゆっくり走りだそうとすると

 

 

なんやこら!しばくぞこら!オイッぼけ

 

いや、ワタクシもですね

 

窓を開けなけりゃ良かったのかも知れません

 

 

いや、だってですよ?40歳になってオイコラしばくぞなんて言われちゃって・・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スル-するとでも思たんかい!(笑)

 

 

 

車をゆっくりと止め

 

「 お兄様、ひょっとしてワタクシにいっておられるのですか?^^ 」(表現に脚色あり)

 

たぶんですね

 

大人しそうなヤツと思われてたんでしょうから・・・

 

子犬に反抗された様に感じたんでしょうね・・・・

 

「 ああっ?なんやこら?やるんかワレおおっ?こら 」

 

とヒマラヤ程も高い位置からのお声掛けをして頂きまして・・・

 

「 お兄様、お暇でしたら早く海にでも行かれてサーフィンを楽しんで、仕事もせずに

一日を満喫してお食事をなされて、お昼寝でもして、またお家に帰ってゆっくりと過ごされたらいかがですか? 」(表現に脚色あり)

 

と恐る恐る申し上げると・・・

 

 

 

 

 

 

何故かやる気スイッチオン!(笑)

 

 

 

 

荒々しくドアを開けると、お車をわざわざ降りてこちらへ歩いて来られまして

 

降りてこいやコラ!

 

とワタクシの目の前でおっしゃられました

 

ワタクシ 40歳

 

実家は目の前

 

なんとかっちょ悪い  笑笑

 

 

 

そうですか・・・

 

あまり気は進みませんが・・・・

 

そこまでオッシャラレルからには・・・

 

車をサーファー君の車が微動だに出来ない位置に止め

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 ひょっとして不動産をお探しですか? 」(脚色あり)

 

 

 

 

車を降りていって尋ねると・・・

 

 

 お前と殴り合いして俺になんの得あんねん!!!? おおコラッ !! 」 って

 

 

車から出たワタクシは思ったより大人しそうには見えなかったのかも知れません

 

俺サーフィンやっててガタイええんやぞコラ!とパツパツのTシャツをむき出しに

 

迫って来られたサーファー君

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんですかそれ?

 

 

 

「 じゃぁもういいですね、仕事に行きますので・・・ 」

 

サ「 謝れや! 」

 

「 何をですか? 」

 

サ 「 お前の態度や! 」

 

「 お断りします 」

 

サ 「 ケンカ売ってんのかコラ!! 」

 

「 売買専門です 」(脚色あり)

 

とその時、人の気配を感じ、振り返ると

 

一方通行の為か・・・

 

サーファー君のお友達たちが(笑)みんなこの進入路に!

 

ニヤッと笑ったサーファー君は

 

 

サ「 もうええわ、かかってこいや! 」

 

「 どうせなら先に殴ってください、出来れば2、3か所 傷が残る所に  」

 

サ 「  お前の態度が気に入らんねん 」

 

「 この話はいつ終わりますか? 」

 

サ 「 謝れや !!! 」

 

「 お断りします 」

 

 

不毛な押し問答が続き・・・話を聞いていたサーファー君のお友達が思わず割って入る

 

 

サ友「 おい、このお兄さん言ってる事、間違ってへんのちゃうか? おじいさんがバックできずに

    女の人が間で切り返してスペース作ったんやろ? 」

 

サ 「 そんなんどうでもええねん、俺はこいつの態度にムカツイとんねん!! 」

 

サ友 「 終われへんやん、もうお兄さんも行って、聞いてる限り正しい事言うてはるわ 」

 

「 そうですか^^じゃ、遠慮なく 」

 

と振り返ると  

 

 

 

 

 

パトカー登場(笑)

 

 

 

えーッ   アカンアカン

 

「 いや、大丈夫ですよ、ケンカなんてしてませんから^^ 」

 

サ「 なんやコラ逃げんのか!!おおこら 」

 

「 いや、仕事に行きたいんで、失礼します 」

 

一通りおまわりさんに説明をして、「 問題なさそうですね、お時間取らせました 」と言って頂き

 

では^^

 

車に乗りかけたサーファー君が「 おい ○○ に車止めてるから後で来いよ! 」なんて

 

お友達がいっぱいいる場所のご指定有難うございます<m(__)m>

 

エンジンをかけた所で、サーファー君に「 あのう・・あまり調子に乗られない方が・・・・ ^^」と

 

波に乗るんでしょ?的な個人的見解を恐る恐る申し上げると、又降りてきちゃって(笑)

 

 

 

ハイハイ^^

 

 

相手はたぶん少し若い30代中盤~後半

 

大人になりましょうよ

 

 

 

ワタクシ この年になって朝っぱらから絡まれるとは・・・・・

 

なんともお恥ずかしい限りです 

 

 

これからは広い道だけ通ろうっと♪

 

 

 

 

 

               以上 ~

 

 

 

 

和歌山の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 


なんてないブログ

2014-09-25 18:23:57 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

「 さぼりぐせ 」 

 

ついちゃってます<m(__)m>

駄目っすね~

 

連載を書いたりすると、日々の事なんて書いてもなぁ~、なんて心境が書くのを躊躇させるんですよね

 

でも、よくよく考えるとですね

 

うちのホームページをここまで引っ張って来た 「  主たる原因  」とも言えるんですよね

 

ブログ

 

顔の見えないネットってのには、有機質の何かがいるのは間違いないんですね

 

これ、経験上の話

 

僕がHPに取り組み始めた何年か前はですね

 

「 ホームページで不動産を売る 」 → そんなもん買う人いない

 

でした

 

和歌山の同業者さんの多くも興味を引かれはするけれども・・・・

 

費用対効果が見込めない

 

こんな印象だったと思います

 

となると 

 

ホームページは安く仕上げる

 

この流れが実は主流だったのかも

 

ってな感じで、WEB上には名刺代わりの 「 動く事のないホームページ 」

 

が氾濫していました

 

そんな中、和歌山市の不動産屋さんで 「 動く → 更新を頻繁に行う 」 ホームページに取り組んだのが

 

私を初め、数少ない同業者さんだったわけです

 

突っ込んだ費用は

 

笑って諦める事の出来る金額ではありませんでした(笑)

 

一年目は散々な結果が続き

 

このままだと死ぬな ・・・俺 (笑)

 

と考える日々が続いたのをよく覚えています

 

まぁそんな時期にですね

 

他にやる事もそんなにありませんでしたので(笑)

 

クソ正直に

 

クソ真面目に

 

これ(HPの更新)だけやりつづけた訳です

 

公正取引委員会の監査も

 

HPを導入したその年に入ったり

 

なんでこんなに取引件数の少ないウチに(笑)

 

なんて思っていましたが

 

普通、件数が多くて、そんな中での抜け漏れを監査しますよね?

 

今日行きますから、なんて言われて 事務所にいますからどうぞw

 

なんて暇だった僕は即対応でしたけども

 

まぁ

 

続けた結果は・・てのは自己満足でいいと思うんで

 

ただ、一つ経験から言えるのはですね

 

クソ真面目に  クソ正直に ってのも

 

悪くないなって感じですかね

 

 

手作りのチラシを一人でまいていた田舎の業者が

 

まぁ自分では納得(目標はまだまだですが)できる水準には

 

いつしか到達した様な気がしないでもありません

 

 

 

 

満足すると

 

不安になる性格ですので

 

いい起爆剤にしようかなと思います

 

春頃だったかな?

 

夏以降取り組むと宣言していた 「 新規事業 」

 

結論、これは「 ミニ町開発 」でしたけれども

 

売り主さんの心変わりの結果

 

今はとん挫しています(笑)

 

一部の土地買収は実際に行い、間口はおさえてありますが

 

まぁ、ちょっと時間がかかるでしょうね

 

必ずやりきりますけどね

 

てなわけで、ちょっと方向転換の思案中ッス

 

 

9月、10月は契約から発生する諸々の別作業が目白押しですんで

 

頭ん中イッパイですが

 

頑張っちゃいますよ~

 

 

 

                     以上~

 

 

 

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数少ない


その理由  第二話

2014-08-30 10:02:09 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

9月の一週目は、8月後半でバタバタっと決まった4件の売買契約があり、全て単独仲介という

うれしくも大変な週となります

おかげさまで・・・

今週は、何から手をつけてもどれも整理できずというストレス満載の週でした~

どれもケツカッチン、しかし一つずつ終わらそうにも、分筆作業や物件内の木の伐採や

建物解体作業の段取り等とそれぞれに伴う打ち合わせと、契約書作成・重要事項説明書作成に集中できず・・・(泣)

 

 

イッパイイッパイっす

 

芦屋で飲んでる場合か(笑)

 

ワタクシ自覚はしておりますが、多動性です

一つをやり始めると、別件の一点が気になり始め、先にそれを処理したくなり、それをやっている間に

別の事が気になり始めます(笑)

ここは腰をすえて・・・・

 

朝7時から一件の書類関係を終わらせましたので!二件目にかかります ♪

 

では、その前に、前回記載してより少し時間があきましたが、「 その理由続編 」を記載したいと思います

 

 

 

「 その理由 」  第二話

 

 

販売に際して大きな障害となっていた大木

管理会社と名乗り、その大木が生えている土地を売りに回っていた会社の社長は遂に処理を投げ出した

 

連絡先は分からない

一年前から依頼していた大木の伐採は伝わっていない

 

最低な状況での新たな動きの開始となった

 

私は法務局でその土地を共同所有する何人かの住所を全て調べ、次の対策を考えてみた

 

( う~ん、電話番号は104に登録されてないしな・・・・・)

(まずは手紙を送って軽いジャブかな・・・)

 

あれこれ考えながら、私に強いプレッシャーを与えていた売り主T氏の事務所へと車を走らせた

T氏との話し合いの結果、関東に住む何人かは、手紙を送っても恐らくすぐには動かないだろうとの

共通の見解に収まり、まずの対象は、唯一、他府県ではあるが関西地方に居住する所有者の一人に

絞る事に決めた

 

T 「 手紙おくろか・・・ 」

 

私 「いや、もう行けへん?車で一時間位やし、今日はたまたま家におったら直接話できるし、おらんかっても

  郵便で送られて来た手紙よりも、あ、実際来たんやな、って分かる方が相手にも重いで・・・」

 

T 「 う~ん、そうやなぁ、ほな行こか! 」

 

T氏の事務所で早急に文面を作成した売り主と私は、早速車に乗り込み、湾岸高速を西へ向かった

 

 

約一時間後・・・

 

 

富裕レベルにおいて、ミドル層以上でなければ恐らく簡単には購入できないであろう美しいマンションの前に

私たちは降り立った

 

私「 何これ?モンスターマンションやな・・・入口どこ?(笑) 」

T「 セキュリティすごいな・・・ 」

 

そのマンションは、マンション敷地内に中規模以上の公園や、ホテルと何ら変わらない受付カウンター、来客用の応接、

何故か幾つかの会議室に、果てはきれいに整頓された池までが設置されていた

数分に一度、あちこちでプシュ~ッと噴水まで立ち上がっている

 

 

不審者の侵入を防ぎ、高層建物に囲まれた内側の、管理の行きとどいた水辺を伴う芝生の庭で、優雅に遊ぶ子供達

 

 

まさに近代マンションの理想形と言えた

 

 

「 不動産業から都市開発(町づくり) 」が一生涯の夢である私にはすごい衝撃であった

 

神戸市に4年も住んだ

大阪にも3年住んだ

結構色々な物は見てきている自信があるし、一建物に及ばず、理想の町の形というものも

自分の中では出来上がってきつつある様に感じていた

 

 

しかし、そんな物は、あっさりと裏切られる事もあるのだ!

 

和歌山はその必要がないので、単独で、タウンと言える、これ程のマンション建物は無い

マンションを建てて、敷地内に戸数分の駐車場を確保すれば、エントランスが少々美しく仕上がっていれば

そこそこハイクラスマンションと見なされる

 

 

 

これがそもそも和歌山が和歌山で有るゆえんなのだ!

 

 

森ビルの社長が十年以上も前に言った言葉がある

 

 

空中に居住する事で、人類の未来は守られる

居住スペースを空中へと移し、地上の緑化率を上げる事により、自然と共生する事がかなう

 

 

なにも人口密集地の首都圏ばかりに言える事ではない

人口が少ない地方都市だからと言って、地上を平たく使えば、それは人口が密集していくことに変わりはなく

人口密集地の緑化ロスを補てんする機能さえも失われる

 

 

アース・オーバーシュートデイという言葉がある

 

 

これは一年間において、人間による天然資源の消費量が、地球上の生態系が生産する量を

超える日の事

 

一年間に生態系が生産する資源の量が、たとえば10とすれば、12月31日あたりに消費量も10となる様に

コントロールしなければ、すなわち来年の生産資源を前借りすると言う事になる

このシュートデイは、一年間でみれば、年末で有ればある程正しいはず

しかし、言うまでも無く、年々、その日は一年の内に早くに使い切る状況になりつつあるのが現代である

 

 

このマンションを見た時に私は感じた

例え地方でこれほどの物が必要ないという先入観があれども、和歌山市にこれが建てば

即完売であろうと・・・・・

 

 

私たちは、受け付けカウンターで首から下げる来訪者カードを預かると、所有者が住む棟のエントランスの

前まで来た

当然ながら、中には入れず、部屋のインターホンを鳴らしはするが、応答の気配はない

 

私「 おらんね 」

T 「 帰ろか 」

 

ポストに手紙を投函し、私たちは、一時間以上もかけて来た道を戻ることにした

 

手紙の内容はそこそこ重みがある内容を書いてある

私的には、これを見て放置できる人はまずいないであろう確信があった

 

 

再び高速に乗った私たちは、和歌山へと戻り、じゃぁっと何気に分かれる事にした

 

 

二日後・・・・・

 

 

プルルルル

 

電話の主は、管理処理を放棄し、私との電話を途中で投げ出した名目上の管理会社の社長であった

 

 

 

 

 

はい、来ました^^

 

 

 

私「 もしもし・・西本です 」

 

KY社長 「 あ~、○○社の▲■です 」

 

私「 はい、こんにちは、何か? 」

 

KY社長 「 あ~、西本さん、よー手紙送ってくれましたわ~ ^^ 」

 

私「 どういう事ですか? 」

百も承知の話を聞き返してみた

 

Ky社長 「 わしな~、ここまで来るのに何年もかかりましたんや、説得に説得を重ねてなぁ~

やっとあの大木を切る決心を所有者にさせましたんや! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コラッ (笑)

 

 

 

 

私 「 とおっしゃいますと? 」

 

KY社長「 西本さんの手紙見て、電話かかってきましてなぁ、今まで繋がらんかった人やけども、決定権有る人に

絶対木を切ってもらわな、相手(私たち)は裁判も辞さんってすごい剣幕やって、強く言いましたんや!」

 

私 「 それで、どうなんですか? 」

(裁判なんて一言も言ってませんけど^^・・・・やっても負けるし^^)

 

 

 

KY社長 「 ここまで来るのに何年もかかりましたわぁ~ 」

 

私 「 ・・・・・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何もしていないからですよね?^^

 

 

私たち、動き始めて二日で解決してるんですけど・・・・・(笑)

あんたが管理者って言うから、直接の動きを遠慮してたんでしょうが!(笑)

 

 

私「 では、切ってくれるんですね? 」

 

KY社長「 え~、ホンマに強く言いましてなぁ、ようやく納得させましたんで 」

 

私 「 電話がかかって来た時に、既に切らなければと思ってたんじゃ・・・ 」

 

KY社長 「 ほんでですね~、見積もりだしてほしいんですわ、大木の伐採の 」

 

 

 

 

 

 

 

 

この人は、都合の悪い事は聞こえないようだ

 

 

 

私 「うちがですか? そちらの管理物件の中の話ですよね? 」

 

KY社長 「 いや、電話もろてすぐに業者つれて現場にいったんですけどね、業者がようやらんって言いよるんですわ 」

 

私 「 何の業者を連れていったんですか? 」

 

KY社長 「 ほんでもう西本さんとこで段取りしてもろたら構いませんので。。。 」

 

 

 

 

もはや会話にならない

 

しかも、自らの手柄を強く誇る割には、責任の発生しそうな所は思い切りこちらに振ってきている(笑)

 

しかし、こんな輩を相手に四の五のやっても始まらない

それくらいの責任かぶったるわ!と思う私は、じゃあそうしましょうと答えた

 

私「 但し、これは言っておきますが、私は業者さんにやるかやらないか分からない上に、やらない前提で見積もり

を出してくれとは言いませんので、こちらで見積もりを取ったら、値段交渉はあってもこちらの業者でやってもらいますよ 」

とだけ付けくわえた

 

KY社長 「 ええ、ええ、構いませんので、うちの業者(何の業者か分からないが)は逃げ腰なんで、もうそっちで

やってもらいますから 」

 

私 「 そういう事なら引き受けました 」

 

KY 「ほんでね、一つお願いあるんですわ・・・ 」

 

私 「はい、なんですか? 」

 

KY 「 そちらの業者でやってもろていいんですけどね(やってもろていいって何やねん(笑))、うちが動いた分

上乗せしといて欲しいんですわ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

でた

 

 

 

 

 

 

何故、不動産屋が疑ってかかられる事があるのか?

 

 

 

 

 

 

私 「 今、なんとおっしゃいましたか?動いた分? 」

 

KY「 わしもここまで来るのに何年もかかりましたんや^^現場にも行かせてもらいましたし・・ 」

 

これをどう見るかは、読者様にお任せする事にする

私の見解は後に記載するとして・・・・

 

私 「 社長、いいでしょう、その様に手配しますが金額はいくらですか?でも、もし、そのような希望があるのでしたら

そちらで工事自体を受ける形を取られてはいかがですかね?それが自然だと思いますが」

 

KY 「 いや、さっきも言いましたように、業者が逃げ腰なんでね、金額は○○でいいですわ 」

 

私 「わかりました」

 

分かりましたの一言で済ませたのは、これ以上話をしたくないからであった

 

私「 念を押しますが、そこまでの段取りをさせて業者の変更はしないでくださいね」

 

Ky 「わかってます^^」

 

数本ある大木の伐採費用は何十万にもなる事が予想できた

どういう仕上がりにするかは、後日現場で打ち合わせを行う事にして、私は電話を切った

 

 

 

不動産業者が間で仲介する工事などに自社利益を乗せる事はままある

しかし、そこにはハッキリとした理由が存在し、金額については明言を控えるにしても

利益が乗る事は公言してもいいほどのハッキリとした理由が存在しなくてはならない

作業ボリュームと仲介手数料が、全くそぐわない案件などがその一つと言えるのだが

物件として出せるまでの加工の段階で

膨大な手間がかかる割には取引面積がとても狭く、尚且つ高度な知識を必要とする場合

などだが、やはり利益を取るからには、責任と労力が発生し、宅建業法上それは仲介手数料とは

明確な線引きが必要である

 

 

 

そうでもなければ、リスクの方が明らかに大きい案件は、誰もやらず、トラブルをはらむ案件ほど

放置が続き、町は荒れることになる

 

 

しかし、今回の場合は、明らかに違う

様々な見解があるとは思うが、私的には

よっこいしょ 的な乗っかりにしか感じられないのである

 

 

他府県まで出かけているのはこちらでもある

 

 

宅建主任者をとって初めての講習を受けた時、社会的地位が低いという説明がなされたのは

こういった比較的小さな事象も含めての消費者からの不信感という物を

業界自体が既に感じているからに他ならない

青臭いと思われるかもしれないが

 

私的には仕事をするなら利益を上げる

 

これは鉄則であり、明らかにすればいいと思う

仕事でなければ利益を取る必要も無い

 

こっそり上乗せする理由としては、請求する理由がないからに他ならないのではないか?

今回のやりとりは、そんな思いであった

 

 

 

 

さて、この話には続きがある

それについては後日記載したいと思う

 

 

 

 

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その理由

2014-08-05 08:56:14 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

暑いですね~^^

 

皆様、お盆はご旅行ですかね?

私はと言いますと・・用件が散らばっておりまして・・・・

実質的には無休です(泣)

ま、自分の段取りが悪いんですけどね

一日の内に一つ、二つ外せない用件が入り、結果ほぼ毎日ってな感じです

 

 

さて、今日はこの仕事をやっていると、時折でくわすKYモンスター不動産会社について書こうと

思います

 

 

平成13年 今から十二年も前、私が宅地建物取引主任者の資格試験に合格し、大阪の厚生年金会館で

新たに資格者となった人達の為の法定講習会がありました

そこでは、不動産業というものの社会的意義や、取り組み、兼ね備えなければならない要件など

色々なお話を聞いたのですが、色んな話の中で、記憶に強く残っている言葉があります

 

それは・・・・

 

 

「 不動産業者(宅建業者)は社会的地位が低い 」

 

 

という言葉でした

 

これから取り組んで行き、ライフワークになると思っていただけに、強いショックを受けたのを覚えています

宅建業法という法のスペシャリストとして、私は、この仕事は今も法律家としての一面が強く、高額取引を

安全に取り仕切る立場として、必要不可欠である事を自負しています

 

しかし、何故、母体団体である宅建協会自らがそんな説明を行うのかが不思議でなりませんでした

宅建協会の講習内容は、バブル期など過去の宅建業者の中に悪質と認められた例などが説明され

だから、消費者は不動産屋と聞くといい印象を持っていない、被害に遭われた方も少なくはないと

説明が進み、だからこそ、道徳心を持って、クリーンなビジネスに徹していかなければならないという

内容だったと思います

 

 

 

 

まさにその通り

 

 

 

しかし・・・

聖人君子のままでビジネスはできない

これは事実

お客さんも様々だから

 

しかし、十一年この仕事をやってきて、悪質と思われる事も多いのも事実

だから信用できないと思われる内容も結構あり、誠実にやってるつもりでも

 

そういう目で見られる事にいつか飽き

いつか諦め、いつしか魔がさす

こんなんが実態なのかもしれません

どうせそう見られるなら、このくらいまではいいんちゃう?みたいな悪質レベルが少し下がっただけみたいな

 

今日はそんな一例をご紹介します

 

 

私が預かっている物件の中で、一つ非常に頭を悩ませている土地があった

面積、形状、設備、どれをとっても遜色なく、そのエリアの中ではあまり多くない物件で有り

希少性からしても、売却までそう時間がかかるはずのない物件であった

 

しかし、その物件の隣は、300坪程の畑があり、その畑の中にはエゲツナイ大きさの大木がたっていた

 

見ればこの大木のおかげで、物件は陽の当たりがあまり良くない様に見え(実際はそうでもないが)

春、秋にもなれば相当の落ち葉が舞い散り、側溝やトユを詰まらせ、故障の原因になると思われた

何よりも、うっそうとしたその雰囲気は、物件を見る人の購入意識を強く損なうであろう事は容易に想像できる

 

 

もったいない・・・・

 

 

そんな言葉が当てはまる状況である

物件の草刈りをする度に、私は強くそう感じていた

 

(このままやったら売れへんな・・・・売り主さんのはよ売らんかい圧力もハンパないしな・・・・)

 

一年ほど前から、その畑を買ってくれませんか?と言いまわっていた不動産屋の事を思い出しながら

そんな事を考えていたある日、私はその会社に電話を入れる事にした

管理会社という割には、全く大木を切って欲しいというこちらの要望への返答はなく

過去に何度か連絡を入れた際も

 

「 私から言っても聞かんのですわ~、そっちから強く言うてもらったら助かります~ 」

 

等という無責任極まりない回答が返ってくるばかりであったt

(何のための管理会社やねん、直接、連絡入れて売却もこっちで引き受けたろか・・・・)

 

不動産屋の仕事は単に売買の斡旋、仲介だけではない、売りたい人からすれば、遠隔地にいる場合などは

売却を依頼する業者が、売り主が所有する不動産が近隣に迷惑をかけない様に手配する事や、地域の事も

考えて協力しなければいけない事の検討、連絡など不動産を健康な状態に保つという使命も帯びると私は思う

 

私のよくやっている「 草刈り 」はその一端である

中には、物件を預かったはいいが、放置しっぱなしで客がつくまで無関心といった業者も少なくはない

 

 

 

 

問題がなければそれでもはないのかもしれない

 

 

しかし、今回は一年も前から 苦情 をいれているのである

私の管理物件が売る事になった経緯で、大木の存在が急にクローズアップされたのだから・・・という

遠慮はあった

だからこそ、その管理会社のぬるい返答をそれ以上追及して来なかったのである

 

 

いつか進展は見られるであろう

 

そんな感じであった

しかし、この度は本腰を入れる事を決心した私は、怠惰としか言いようの無いその管理会社の社長の携帯に

直接電話を入れることにした

 

私 「 ○○社長、もう一年も前から依頼しているんですが、この土地の所有者さんは何といっておられるんですか? 」

 

社長 「 あ~、まぁ伝えてはいるんですがね~、いっぺん西本さんも同席してもうて、みんなで話しあいませんか? 」

 

私 「 社長、管理をされておられるんですよね?伝えておいてくれればいいですよ、僕の名前も出して下さい 」

 

社長 「 そうやなぁ、まぁ月に一回は和歌山へ来てるんで、ワシも毎月連絡はとってるんやけどなぁ 」

 

私 「 いや、そんなんどうでもいいんですよ^^木を切って下さいとお伝え下さい、今の状況はかなりひどいんで・・・

   現場も目で見てもらってくださいね、今回はきっちりとした回答をお願いします<m(__)m> 」

 

社長 「 よっしゃ、わかった! 一回今から電話入れてみるわ 」

 

年配の社長さんだけに私も腰を低くし、あくまでお願いの末のお願いという姿勢であった

 

その大木の枝は、見上げれば完全にこちら側の境界を越境していた・・・

 

30分後・・・・・・

 

プルルル

草刈り途中の私の携帯がなった

 

私 「 あ~社長、早速有難うございます 」

 

社長 「 あ~西本さん、電話いれたんやけどね~、実はこの土地の所有者さんは○人(二人以上)いるんよ。

   ほんでワシはその中の一人と話してるんやけどね~、その人が言うには所有者の一人であるお兄さんの

   所在が分からんてゆうんよ、この人はまぁ切らなあかんやろうなぁ~って言ってるんやけど 」

 

私 「 社長、それって一年前からのうちからの要望はその人にしか伝わってないって事ですか? 」

 

社長 「ワシが付き合いあるんはこの人だけやさかいに・・ 」

 

私 「 いや、今更ですけど、それってこの先も何の進展も無くありません? 」

 

社長 「 あ~、まぁ一年に一回くらいは顔寄せ合うみたいな事言うてるけどなぁ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボケとんかい!

 

 

 

 

 

私 「いや、僕が今社長から聞いている内容では、今後何の進展も期待できませんよ、それ

  連絡取れていないじゃないですか、その人は複数所有でも自分の判断で迷惑になっている木だから

 切ってもいいって判断できる立ち位置の人なんですか? 」

 

社長 「 いやぁ~、それが何人かの所有者の内の一人のおムコさんやねん、他の所有者にあんまり強く言うたらお前の財産

     じゃないやろって逆に言われるらしいわ^^ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

ボケとんかい!

 

 

 

 

売却するにしてもその人が窓口やったらあかんやないか(笑)

てゆうか、売るか売らんか分からんのに、この人買ってくれへんかって言いまわってたんか!笑

 

 

私「 社長、もういいですわ、その筆頭相続人の住所と電話番号教えて下さい、直接連絡いれますわ 」

 

社長 「 そうしてくれるか^^ワシとこの窓口ではどうも進まんのや 」

 

 

 

一年前からなんやけど・・・・・

 

 

はよ言わんかい・・・・・・

 

 

 

KYな会社というのは、一事が万事こんなものである

どうやっていくか?何故そうなるのか?には目を向けられず、だから出来ない、こんな状況です等と

思考が完全にストップしたかの様な、単なる一報告者になり果てる

後の始末は宜しく^^

こうなるのが通例と言える

 

 

私 「連絡先は把握していますか ? 」

 

社長 「 知らんねん、その人に今からすぐに聞きますわ、ほんで西本さんに早急に連絡入れますから! 」

 

 

 

誠実さを出すとこ、そこちゃうねん

 

 

そんな気分であった

 

プルルルル

草刈りの3分の2を終えようとしていた私の携帯が再び鳴った

 

私「 西本です 」

 

社長「 あ~西本さん、電話掛けたんやけどね~、なんかうるさく思われて途中で切られてしもうてん 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなもん知るか

 

 

 

 

 

 

私 「 で、どうするんですか? 」

 

社長 「 どうしたらいいかなぁ? 」

 

私 「 笑笑 番号と住所は聞けましたか? 」

 

社長 「 いや、隣地の管理会社が強く言ってきてるって話をしてる途中で遮られてしもてなぁ

     ほんなら費用は出してくれるんか?って言うんで、まぁそれは確認しますわとまでは

    きっちりと強めに伝えてある! 」

 

 

 

 

 

 

 

その答えはいらん

 

 

 

 

私 「番号と住所は聞けましたか? 」

 

社長 「 一年に一回は顔合わすらしいんやけどなぁ、普段は連絡も取り合わんし、さっきも話したけど

    その人が何か言い出したら、他の所有者にお前がなんでそんな事気にするんやって責められる

    らしいんや 」

 

私 「 所在は聞けなかったんですね 」

 

社長 「 いや、聞かせてもらわな困るっていうたんやけどな、途中で電話きられてしもたんや 」

 

私 「もういいですわ、管理はできないんですね、それならウチはウチの独自の動きをさせてもらいますね 」

 

社長 「 まぁそういう事やから、うちではもうお手上げや^^ 後はそっちでやってくれるか 」

 

私 「 分かりました、所在はこちらで調べて直接交渉させてもらう予定ですんで・・・ 」

 

との私の回答の途中でそのKY社長は電話を切った

 

 

 

失礼にも程がある

 

 

まぁええわ、これで遠慮はいらんな・・・・

私は早々に草刈りを終えて隣地所有者の所在を調べる為に法務局へ向かった・・・・

 

 

 

 

 

 

                                           続く・・・・・

 

 

 

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本当にあった怖い話  最終話

2014-08-01 08:19:28 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

昨日は珍しく日本酒の冷酒を飲んでしまいまして・・・

朝から少し頭が重いです...

 

 

さて、本当にあった怖い話、いかがでしたか?

少しは涼しくなりましたでしょうかね^^

 

場所や人物など、プライバシーの確保の観点を除けば、これ実話です

世の中色んな事があるもんですよね

会社勤めしている頃は本当に世間の事って知らなかったなぁと思う今日この頃です

 

それでは、最終話、ご覧くださいませ~

 

   本当にあった怖い話 

 

    ~ 最終話 ~

 

一度目の驚きが強かったせいか、私は二度目は新発見的な感じに驚きの質が変わっていたように思う

しかし、A氏は二度目の時も、同じ性質の驚きを感じていたように見受けられた

 

 

私「 Aさん、わかりました? よけい手を触れられませんねこれ・・・・ 」

 

A「 西本さん、怖いし気持ち悪いわ・・・、どうするべきなんやろ・・・・ 」

 

 

施術を終えた藁人形そのものの不気味さはただ事では無かった

又、横に整然と並べられた五寸釘の置き方から感じられる、そこに強い憎悪を持った人間が

忍びこんでいた感、なんとも言えない不気味さであったのだが

 

私の方から見た人形の頭部にはなんと・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丸められたカラー写真がその先端を覗かせていたのである

 

 

 

 

 

生々しさがハンパない!

 

 

 

私はこの薄気味悪い儀式の対象となった人物を哀れに思った

 

自分の知らないところで、こんなおぞましい行為の対象とされてしまっているなんて

 

自分に置き換えると、あり得ないほどの恐怖であった

 

この憎悪の矛先は、今は人形で済んでいる

 

しかし、何らかの発火点を経ることにより、その本人に物理的な作用を起こしてしまう事に

 

いつなるか分からない程の強い怨念を感じる

 

いや、むしろ人目につかないところで、自らは手を汚さず、憎悪の対象を苦しめてやろう

 

という現段階の方が不気味ではあるかもしれない

 

A 「 西本さん、写真・・・・取り出してくれませんか? 」

 

私「 Aさん、もう触らないでおきましょう・・・ほうきで掃いて、雑草処分の際に一緒に処分しましょう 」

 

A 「 いや、それはあかん、もし、これ、この家の人に向けられたモノやったら問題ある・・・・ 」

 

私「 ・・・・・知らないでおく方がいい事もありますよ・・・・ 」

 

私は、何があってもコレに手を触れる気はなかった

 

10分ほどは不毛なやりとりを繰り返しただろうか・・・

 

大の大人をこれほど振り回すこのシロモノはやはり中々である

 

Aさんは、遂に覚悟を決めた

 

A「 僕しかないやろな、確認するわ・・・・ 」

 

散々腰が引けていた割には、覚悟を決めたAさんの動きは実に素早かった

 

さっと藁人形を拾うと、丸められているカラーの写真を人形の頭部からスポッと抜いた

 

劣化の具合から見て、一月も経ってはいないであろう

 

しかし、写真というものは性質上、ひっつきやすく、濡れてしまえばすぐ駄目になる

 

その間、私は背後がとても気になり

 

これを行った人間が監視しているのではないか?

 

という不安をぬぐいきれなかった

 

この後も必ず確認に来るであろう

 

私とA氏がそこに立っているところを見られでもすれば、今度はこちらが

 

このおぞましい儀式の対象になりかねない

 

A氏はもはや完全に吹っ切れた様である

 

むしろ写真に写る人物は誰なのか?の興味の方が強くなっているのを窺わせるほどに

 

うすい笑みを浮かべていた

 

 

 

 

 

 

 

(壊れたな・・・Aさん・・・)

 

 

 

 

 

 

少し離れたところで私はその様子を見守っていた

 

Aさんがホイッ^^と拾い投げてくれたマイルドセブンに火をつけ

 

私は取りあえず落ち着くことにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペリペリペリペリ・・・・・

 

 

 

 

Aさんが丸くなった写真を開く音が響く・・・

 

 

うわぁっ・・・・・

 

 

劣化がそう激しくなかった写真には明らかに人物が映っているのが私の所からも確認できた

 

 

Aさん「 西本さん、見て、これ^^ 」

 

 

 

もうワロてるやん・・・・・

 

少し躊躇はしたが、Aさんの屈託のない笑顔に少し気分が和らいだ私は

 

マイルドセブンを片手に覗きこんだ

 

そこには・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水着を着た女性が映っていた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビキニではない!

 

 

 

 

 

年のころは30半ば~40半ば位

 

写真が取られたのは、その色合いからここ10年以内と見受けられる

 

今はもう少し老けているであろう

 

私 「 Aさん、あきませんこれ、生々しすぎますわ 」

 

Aさん 「 良かった、この家の関係者ではないわ、しかし誰やろなコレ・・・見た事ないなぁ・・・ 」

 

私 「 取りあえず、この敷地の中の木のどれかに人形打ちこんだ形跡が無いか確かめましょう 」

 

人形が捨てられていただけならまだしも、敷地内の樹木に打ちこまれていれば一大事である

 

不動産では無いとはいえ、無視はできなくなってしまう

 

私 「 Aさん、分かりましたよ、これ、捨ててたんじゃないですね 」

 

Aさん 「 きれいに並べてたわなぁ 」

 

私 「 人形の横に並べてある五寸釘、未使用っぽいですね 」

 

Aさん 「 ほんまやな、あ、そういうことか! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

これは保管していたのだ!

恐らくこの儀式は何度か続けて行うのであろう

 

 

間違いなくこの当事者は、ここにもう一度来る!

 

私とA氏は庭の樹木を全て見て回り、どの木にも痕跡が無い事を確かめた

 

その上で不法侵入者が既にある事と、その人物が並々ならぬ憎悪の持ち主である事を

 

話し合い、警備会社に依頼を行う事にした

 

 

Aさん 「西本さん、そろそろ帰ろか、でもこれどうしようかな・・・・・ 」

 

私 「 藁は燃えるゴミですね、釘は金属だから処分場かな・・・・ 」

 

Aさん 「でも空き家やし、ゴミ箱って言っても敷地内に置いとくのもな・・・・ 」

 

私 「 あ、そこにコンビニありますよね、藁は燃えるごみの所で、釘は缶の所へ捨てたらどうですかね 」

 

Aさん「 そやな^^!そうしよう! 」

 

既にぶっ壊れているAさんは、爽やかな笑顔でそういうと、人形を右のズボンのポケットに

 

釘を左のポケットに差しこみ、さっそうと乗って来たゲンチャリにまたがってフルフェイスをかぶった

 

 

 

 

 

 

 

今思えば馬鹿なアドバイスをしたものだ

 

右のポケットから藁人形の上半身を覗かせたままのサイコパスを思わせるAさんが走り去る後ろ姿を見て

 

 

「 あ!おはらいせな! 」と気付いた時には時すでに遅しであった

 

 

慌てて携帯電話に電話を入れてみたが、ゲンチャリを運転しながら電話に出る人はそういない

 

 

 

 

 

諦めた私は、もう一度マイルドセブンに火を付けてゆっくりと考えてみた・・・

 

なるほど・・・・・・

 

誰かが誰かを呪う儀式をどこかで行い、置き場所に困って広い空き家のこの家の敷地に隠したと・・・

更に対象人物はこの家の人ではなく、儀式を行った人物は顔がさすだろうから、恐らくご近所でもないであろう

空き家に出入りしているところを見かけられでもすれば一貫の終わりだろうしな・・・・

 

 

 

なんでココなんやろ?・・・・・・・・

 

 

 

ふと気付けば、ほとんど持ったままになっていたマイルドセブンは灰の塊と化していた

 

門扉を閉め、車に乗り込んだ時となってもぼんやりと整理がつかないのが気持ち悪かった

 

エンジンをかけ、車を走らせた

 

閑静な住宅街だけあって道も広く、玄関をあけてすぐ道路と言った感じではない

 

50mほど走らせた時、ホースを持った奥さんがその方のお家と思われる前に水を撒こうとしていた

 

ホースを踏まなければ通れない為、申し訳なく思い、その方に向け、軽い会釈を行った時、ふいにその女性と目があった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああああああっ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                

 

 

 

                本当にあった怖い話   ~ 完 ~

 

- エピローグ -

 

思えば、保管されていた不動産の敷地の一部からは、対象とされた方の家の窓が見える位置であった

恐らく、これを行った人物の目的は、単に保管するだけではなかったのであろう・・・・

私はこの物件の管理はその後丁重にお断りする事にし、考えた末、当局へ通報する事もしなかった

痴情のもつれで有った場合、事が露見する事になってしまうからだ

 

又、その後A氏はコンビニのゴミ箱へそれを捨てる事を思いなおし、神社へ持ち込んだ上

ご丁寧にお祓いまで受けたと話していた・・・・

 

 

 

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本当にあった怖い話 ?編

2014-07-30 15:23:56 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

ワタクシ、意外性を追求しておりまして、不動産屋が一般的に休みの今日

無いと思わせてからの~ 本当にあった怖い話 ~

 

?話

 

書いちゃいます(笑)

 

 

本当にあった怖い話  ?話

 

 

 

近づこうとした私をAさんは強く制止した

 

その理由は後でわかるのだが、一瞬立ち止まった私はAさんに声をかけた

 

私 「 なんなんですか? 」

 

Aさん 「 ふぅ~、もういいわ、一瞬頭パニックになったわ・・・ 」

 

私は許しを得たと判断し、Aさんの方へ歩いて行った

 

ザッザッ

 

茂る雑草を踏み分けて踏み込んだその時

 

ようやく私の目にソレが飛び込んできた

 

 

 

 

 

 

それは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭と胸、両手両足に五寸釘がうちこまれた藁人形であった

 

 

 

言葉が出ない・・・・

 

なんやこれ・・・

 

胸が締め付けられる様な圧迫感を感じる・・・・

 

人形の横には五寸釘が何本か整然と並べられ、ブロック塀の向こうから投げいれた物では無い事は

明らかであった

 

 

確実に、呪いの儀式を別の場所で行った人間がここに居たのだ!

白装束で頭にろうそくを立て、どこかの人気のない神社で行ったのだろう

 

 

 

 

憎悪という感情の塊が、目に見える形となったものである

 

 

テレビなどで神社の境内の奥深く等にその痕跡をみつけた!などは見た事があるが

 

実物のインパクトははっきりいってすごい

 

しかもこんな所にあるはずがない

 

予期せぬ時にこれを偶然見つけると、ほとんどの人は悲鳴をあげるであろう

 

しかも中々のサイズである

 

藁(わら)でできた人形とは言え、何故かその痛々しさが伝わるのは、すごく不思議な気がした

 

五寸釘の刺さっている所は生傷を思わせる割れ目があり、釘のさびの赤茶けた色がその周りに

 

無造作に付着しており、まるでを思わせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強い念

 

 

 

 

 

 

これがハッキリと強く伝わるシロモノであった

 

A氏と私は顔を見合わせ、数秒は見つめあうしかできなかった

 

 

A氏 「 西本さん、どうするこれ? 」

 

私 「 わかりません・・・・ 」

 

A氏 「 こんな場合は不動産屋さんはどう処理するん? 」

 

私 「 前例がありません・・・・ 」

 

ポケットから取り出したマイルドセブンは箱ごと人形のそばに落ちた

 

拾うのも気が引ける至近距離である

 

間違っても手を触れるのだけは勘弁してほしかった・・・

 

 

A氏 「 ふぅ~、でもほっとくわけにはいかないでしょう。西本さんこれ処分しといてくれませんか? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私 「 無理です 」

 

Aさん 「 え~、どうしよう・・・・・ 」

 

ダチョウ倶楽部を思わせるどうぞどうぞ^^的な感じである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっ!

 

 

 

 

 

 

 

その直後、私は声をあげてしまった

 

 

見つけてしまったのだ!

 

 

 

 

 

人形が漂わせる雰囲気には、やはり根拠があった!!

 

今から思えば、この人形の周りの空気はよどみ、鳥肌を立たせるほどの力を持っていたのには

 

ちゃんとした理由があったのだ

 

 

 

私 「 Aさん、気付きました? 」

 

A 「 え? 何? 」

 

私 「 こっちから見て下さい 」

 

A 「 ん?何なん? 」

 

 

数歩しか距離はないがアングルはかなり違う

 

それまで、A氏は驚きのあまり、私の目についた事に気づいていなかったのであろう

 

 

 

 

 

 

 

A 「 あぁっっ!!! 

 

 

 

私の横に立ったA氏は再び驚嘆の声をあげた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                              続く・・・・

 

 

 

 

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本当にあった怖い話 ?編

2014-07-29 10:23:47 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

七月もいよいよ大詰め

 

この5月、6月、7月は同業者さんからも、とても忙しいというお声をよく聞きました

 

そうでない時期も耐えて、踏ん張ってるからこそ、波に乗る時は乗るんでしょうね~

 

さて、昨日の本当にあった怖い話

 

はよ次書け!コール有難うございます(笑)

 

もったいぶるのもアレなんで

 

昨日に引き続き書いていきます

 

 

 

 

本当にあった怖い話 ~ ? 編 ~

 

 

 

 

私 「 Aさん?どうしました? 」

 

やはり返事はない

 

しかし、ただ事でない事は、その姿勢と小刻みに震えているかの様に見える背中が十分に表現していた

 

 

 

 

世に分からないものは、これだけ科学が進んだ現代でも幾つかある

 

しかし天体や深海、こういった、既にある事が認知されている事を除いて、人間に恐怖を感じさせる事は

実はそんなに多くない

 

一つが心霊

 

「 存在が無いわけが無い 」

 

と頭では理解しつつも、事象としてその現場に出くわす事はそうあまりない

 

こちらが、そういった物を見る力を備える必要があるに加え、恐らくではあるが

 

こちら側にその姿を見せる同等レベル以上の力も、霊と呼ばれるものにも必要だと思われるからである

 

 

 

特殊な能力を備えた者同士のマッチングでしか、それは恐らく事象としては目に捉えられにくいのであろう

 

しかし、私的にはあまり恐れるべきものでもないという感が無きにしもあらずである

 

 

 

そう思える根拠として、ここで一つ確実に言える事がある

 

 

 

 

 

 

霊はもともとは人間だということ

 

 

 

「 悪意の塊 」として決して捉えるべきではない

 

この季節に巷で放送されるいわゆる心霊番組はまずもって、潜在的に「 悪意を感じさせるモノ 」

 

を表現している

 

仮にであるが、これが本当ならば霊は悪霊しかいない事になり

 

モト人間である事を否定せざるを得ない

 

善意の全くない人間など、私は見た事が無いからだ

 

良い事しかしない霊は?

 

いないのか?

 

この場合は 「 神様 」って呼ぶのか?

 

まぁ突き詰めるとそんな感じの話にならざるを得なくなる

 

 

ただ、それが見えない事が恐怖を感じさせるのであろう

 

 

私が過去に経験した時は、感覚で言えば、肌が触れそうな近距離で見えない人に真横から見つめられている

 

 

そんな感じであった

 

悪意なのかなんなのかは分からないが、その場にいてはいけない的な感覚が正直なところである

 

つまり、恐怖を感じる原因は 「 霊は悪意の塊ではないか? 」という固定概念なのである

 

何をされるかわからない以上、見えない悪意の塊は、さぞ不気味である

 

 

 

しかし、それを超えるモノをその時、私とA氏は見た

 

 

 

それが何なのか知った時、人によっては「 なぁんだ 」となるかも知れない

 

だが、実物を見た時の衝撃はすごい

 

立ちすくんでしまう

 

 

 

簡単にいえば

 

 

 

深夜、街灯のない夜道を一人で帰宅している・・・

 

10m先にぼんやりと何かが浮かんでいる様に見える恐怖と

季節、状況がまったくそぐわない状況で、白い着物を着た明らかな人間が

こちらを向いて立っているのを見た時の恐怖との比較に近い

 

 

 

今回は後者であり、それ以上は進む事が出来ない

 

 

そう思わざるをえない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本気でキレられる前に話を本題に戻そう

 

 

Aさんは私の声が聞こえているはずだが、振り向かなかった

膝が小刻みに震えていたように記憶している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  絶  句

 

 

 

 

言葉で表現するとこれ以外にない

 

私は声をかけるのを諦め、覚悟を決めた

 

Aさんの足元にはふくらはぎ辺りまでの雑草が茂っており

 

Aさんの見つめる先に何があるのかは、そこまで行かなければ見る事ができなかった

 

私が二歩、三歩足を進めた時

 

 

Aさんが右手を挙げた!

 

 

Aさん「 ちょっと待って! 」

 

 

 

突然口を開いた割にはかなり大きめの声であった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                           

 

 

 

                                      続く・・・・・

 

 

 

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本当にあった怖い話 前編

2014-07-28 16:56:12 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

 

HP、ブログ共に更新遅れております、申し訳ございません

 

遠隔地を含む様々な用件で振り回されておりまして・・・・

 

って言い訳になりませんね

 

七月末までにめどをつけ、切り替えて行きたいと思います

 

 

さて、もうじきお盆

 

お盆と言えば怖い話

 

てな訳で

 

今日は私が体験した

 

本当にあった怖い話

 

お届けします~

 

心臓の悪い方は見ないでください・・・・・・

 

 

本当にあった怖い話  ~ 前編 ~

 

 

とあるお家での出来事・・・

 

 

 

 A氏「西本さん、この家ね、僕の親族が代々管理してきたんですけどね、まぁ

 一年に一回くらいしか草刈りに来ないんですけどね、なんか売りたいみたいなんで

 査定お願いしますね^^ 」

 

私より数歳は年上であろう爽やかな笑顔の男性はこう言った

 

私「 え~^^勿論ですよ、まぁ中を見せてもらって路線価格も出して一回判断しましょう^^ 」

 

一戸建てにしては広すぎると言える敷地面積のそのお家の門扉を開けて私たちは敷地の中に入った

 

 

 

 

敷地の中には古い離れや物置古屋があり、現在は使用されていない古い大きな井戸があった

 

 

離れへ続く通路には、飛び石が整然と配置されており、住人がいた頃はさぞ風雅を醸し出していたように見受けられる

 

しかし、十年は空き家であろうこの家の劣化は中々ひどい

 

飛び石も、その品のよさを窺わせはするが、荒れ果てた廃屋へ石段がつづく景色はもはや薄気味悪さすら漂っていた

 

 

 

空き家というのは存在悪であると私は考える

 

 

そこには様々な小動物が出入りし

 

無秩序に糞尿を撒き散らす事によって悪臭を漂わせたり

 

時には犯罪者が隠れ住む事や一時的な犯罪者の避難場所として悪用される事もある

 

 

 

私の経験では、実に人が生活をする事がなくなった家は

 

一カ月

 

もすれば見る見るうちに荒れ始める

 

当然、換気が行われなくなった家の中の空気はよどみ

 

特に仏壇の置いてある状態のままの人が住まない家なんぞは、胸が苦しくなってくる事も過去に経験した

 

 

 

(う~ん・・・・)

 

 

違和感が押し寄せてくる

 

 

A氏「 西本さん、まぁこんな感じですわ、ほな二階みましょか^^ 」

 

私「 いや、まぁいいですわ、これ建物もうアウトですね、未登記っぽい増築部分もあるし

  このままでは建物は商品価値ありませんから、解体予定で考えて行きましょう^^ 」

 

 

中古物件として預かってしまえば私が一人でこの物件に出入りしなくてはならなくなる

 

(それは無理やな・・・・)

 

何か霊的なモノを感じたのか?

 

 

たぶん違う

 

説明できへんし

 

悪い予感という表現がぴったりの違和感であろう

 

 

 

十畳以上はある大広間の和室の仏壇の辺り・・・

 

ここは見るからに近寄りたくない雰囲気であった

 

 

私「 もう建物はいいですわ^^井戸の深さと予想解体費用と庭の残存物を見る為にちょっと外へでましょう^^」

  

湿っぽい空気に圧迫感を感じた私は外へ出る様にA氏を促した 

 

 

 

 

私は霊感的な物は人並みにしか備えていないとは思うのだが

 

過去に査定依頼があり、鍵を預かって家の中を一人で見て回った時に

 

過去に感じた事のない寒気・視線を感じ、走って階段をおりて、家の外へ出た事がある

 

定番ながら、そこは、共同墓地に隣接する物件であったが、明らかに私ではない人の気配を感じたのは間違いない

 

数少ないそういった経験からでも

 

そういうものは、この世には存在するという確信だけは持っている

 

 

 

しかし今回の場合、そういった物ではない

 

 

何年と放置されて来た広い廃屋というものは、それだけで人の気持ちをメゲさせる何かが

あるのかもしれないといった感じであった

 

気を取り直し、庭を見て回ると古い離れの奥に、更に木造の蔵があり私の関心は

 

気持ち悪い事よりも、解体費用が一体いくらになるのかの不安の方がだんだんと大きくなっていった・・・

 

 

 

 

 

うわ~ッ!!!

 

 

私とは少し距離があき、草木をかき分けて薄暗い廃屋の裏へ回り込んでいたA氏が突然すごい声をあげた!

 

 

!!なんなん?

 

 

 

 

反射神経で私はA氏のいる方とは逆方向に駆け出そうとしていた

 

しかし、何とか思いとどまった私は近寄りはせずに、遠くから声をかけてみた

 

私「 Aさん、どうしたんですか? 」

 

 

 

 

反応が無い・・・・・

 

 

返事が無いのだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余計に近づくわけにはいかない

 

 

 

 

2,3分は静寂が続いただろうか

 

私は万一倒れていたりとかを想像し、距離を保ちながらA氏を目視できる位置に回り込むことにした

 

私「 Aさん? 」

 

返事はない・・・

 

ようやく草木をかき分けてA氏を目視できる立ち位置についた

 

 

 

私がその時見たA氏は、ガタイの良いそれまでの背中とは違い

 

何かから二、三歩退いた事を思わせる姿勢で何かを見つめていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                     続く・・・・・

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

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最強の敵

2014-07-16 19:18:10 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

なんかですね

 

FB(このネタ多いですけど)

 

勝手に友達申請いっちゃうんですよ

 

 

たぶん来てるのもあります

 

 

この間はたまたま相手の方が、承認頂いた上にご丁寧にご連絡を頂きまして

 

 

誠に失礼しました<m(__)m>まことだけに¨

 

 

でもお気に入りのお店の方でしたのでラッキーと考えてますけど♪

 

 

さて、この七月の真ん中の週

 

おかげさまで、メチャメチャ忙しかったです

 

売却依頼を受けてすぐ売れる

 

というとても有りがたい幸運が続きまして

 

忙しいながらも、とても気力が充実しておりました

 

そんな中

 

私がここ最近、とてもよくぶつかる問題

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

シロアリ

 

 

 

 

これ怖いですよ

 

 

昨日初めてみましたよ

 

 

現役のシロアリ

 

 

生きててウヨウヨして

 

 

今まではですね

 

見た事あるのは形跡だけだったんです

 

柱なんかにアリの巣みたいな土の塊みたいなの見つけた時

 

 

 

 

 

 

 

 

時すでに遅し

 

 

 

 

ありえますよ~

 

 

これは仲介業者にとっても問題なんですね

 

 

売り主が発見していない

 

仲介業者が形跡を認められない

 

 

 

しかし

 

 

リフォーム時に水周りの天井裏を覗いた時

 

 

アリの巣発見!

 

 

これ、もめちゃいますね

 

 

シロアリってのはですね

 

二種類あるんです

 

 

ヤマトシロアリ

 

家シロアリ

 

 

家シロアリの方

 

 

なんでも食い破ります!

 

外からはわからないのに

 

柱をボールペンでつつくと・・・・・

 

 

 

グスグスって入って行きますよ(笑)

 

 

柱の中

 

 

 

 

からっぽ

 

 

 

こわ~こわ~

 

 

 

五年に一回は業者によるチェック

 

 

十年に一回は防蟻処理

 

 

 

やっておいた方がいいですよ~

 

 

 

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2014-07-10 18:15:06 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

どっかの県の変な議員さん

 

もう笑かさんといて

 

お願いします

 

繰り返しTVで流すのやめてね

 

まぁ色んな人いますね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんとしようよ

 

 

 

 

 

市県民税  なんぼいると思っとんねん

 

 

会見の時は

 

 

出張の成果

 

 

みせたらええやん

 

 

やっと議員になったとか

 

○○市全体の問題とか

 

回答ずれとんねん

 

ホンマに出張したか?と

 

こういう事やってます

 

これでええのに、ちゃうこと言う

 

 

 

 

本質って言葉しってる?

 

 

 

 

シンプルな部分

 

 

人でも物でも

 

 

そこから色んなもん発信する

 

 

余計なもん全部カットしてそぎ落としていったらこの人

 

何残るやろ?

 

そんな感じで僕は時々人をみるんですけど

 

 

 

 

「 心・技・体 」

 

 

 

心なかったら

 

きれいに見えへんで

 

なんでも

 

 

 

てな印象でした

 

 

 

絶対芸人の方が向いてる

 

 

 

 

 

あの、ぉ方は「 面白さ 」が残るはずや

 

それくらい笑った

 

 

 

 

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