goo blog サービス終了のお知らせ 

社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

ワンツール

2016-07-22 16:49:29 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

今日は、珍しい若手の同業メンバーでの朝の交流ゴルフ行ってきました♪

「 昼からはお仕事 」のコンセプトの元、ちょこちょこ近況も語り合いつつののんびりゴルフ

 

てな事を書いてますが・・・

 

僕は仕事とゴルフを完全には分けては考えていません

飲み会に参加して名刺交換をしたり、その場限りの会話をして今後連絡を取り合わない事と比べれば

はるかに意義があると考えております

ま、飲み会があまり好きではない事とお酒の席での話を真に受けるというのも憚られるという個人的な趣向もあってですが

 

 

ゴルフを一緒に回ると

結構長い時間、四人一組で時間を共有しますからね

次にあった時もやっぱり名前を憶えていたり、会話の糸口もお互いにあり

その時話した内容からお仕事を頂いたり、次の約束もできたり

ビジネス上のお付き合いではない切り口からの人間関係というのは

むしろ色んな可能性を持っているように感じます

 

 

ですが、比重ってのも考えて・・・という事も忘れちゃいません 笑

緊急でない電話は、大変申し訳ないですが午後にかけ直しますという事もありますが

そこは同じ方に重ねてはしないという事に気を付けていますのでご勘弁を

 

 

なぜこんな事を書くのかと言いますとね

 

ゴルフをしない方は何故かゴルフだけはしないという方が多いんですね

 

でも誰かと時間を共有して何時間か一緒にいるという事は決して無駄にはならないんですよ

勿論、その時間を取るための準備とフォローを何もしないという事であれば、本末転倒ですが 笑

人間関係つくりをゴルフばかりに頼るというのも違うと思います

 

しかし、こんなに長い時間四人で話をするという事も、あまりありません

 

有難い機会だなぁと思っています

 

ま、嫌いな方にはきっと何かしらの理由があると思うので、「 ふ~ん 」程度に

見て頂ければ嬉しいです ^^

 

 

さて、停滞していた物件整理も大半片付いてきましたので、心機一転

情報更新も新たに進めていきたいと思います

 

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 

 

 

 

 

 


ゴルフあるある

2016-07-20 07:26:57 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

 

毎日暑いですね^^

 

さて、ここ最近の私の身の回りと言いますか・・・

ここ数年で変化した事って言うのをちょっと考えてみたんですが

 

明らかに大きく変わった事ってのが一つありまして

 

それは

 

ゴルフを一緒に回るメンバーですね

 

これ、ゴルフを始めるきっかけになった周辺の人間とばかり

 

一生懸命ラウンドして

 

練習して

 

あ~でもない

 

こ~でもない

 

こんな頃の一緒に回っていたメンバー

 

ほぼ一緒に回らなくなりました 笑

 

一方、当時すでに相当な腕前の方で、そういう人は教えられる側の素人心理ってのもよくご承知で

 

すご~く控えめにアドバイスしてくれていたりして

 

ゴルフを始めて5年程経った今

 

その当時、控えめにアドバイスをしてくれていた方の心理ってのが凄くわかるような気がするんですね

 

アドバイスの内容も、今となってはとてもその意味が分かるんです

 

当時の僕たちは、そういった方々から見れば

 

まるで子供たち

 

そんな感じだったんだろうな

 

アドバイスも聞かず力任せに感覚でクラブを振って

 

きゃっきゃっと遊んでいる感じ

 

まぁそれはそれで良いのかもとも思うんですけど

 

僕の場合はその段階で数年停滞しました 笑

 

まぁ迷惑になるほどの下手くそでなければいいやってステージ

 

ところが最近は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

上手くなりたいんです

 

 

 

 

いくつか理由がありますが

 

いや理由は少ないかもしれませんが 笑

 

 

で、最近、本格的にアドバイスを頂いたり

 

本を読んだりして勉強してます

 

 

一つ気づいた事がありまして

 

これ結構僕には重大でして

 

想像を絶する驚愕的な内容なんですけど

 

全英オープンなんかみてトッププロの方のプレイを見て

 

出来そうだけど出来ないあの感じとか

 

 

 

あ、断っておきますけど

 

 

 

気づきましたけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できませんから

 

 

 

 

 

簡単な例をあげますと・・・・

 

野球のボールで誰かと誰かがキャッチボールしているとして

 

これ

 

経験者かどうかって

 

見ればある程度わかりません?

 

サッカーボールのけり方を見て

 

これも何となくわかる・・・・

 

こんな感じ

 

とてもベーシックな外してはいけないいくつかのポイントは

 

最低限

 

習得しているんですね

 

打ちっぱなしなんかで一生懸命練習している人を見てると

 

あ、そうでない方も当然たくさんいらっしゃいますよ^^

 

多くの方は、いわば現状の確認作業なんですね

 

コースに行って予想外の不調がでないかとか

 

気づかない間に、小さなゴルフボールを前に飛ばせなくなっていないかとか

 

 

 

 

どのスポーツにも言える事でしょうけど

 

奥が深いなあ

 

 

で、ようやく気づいたんですよ^^

 

 

僕が今までやってた練習^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴルフの練習じゃなかったみたい^^   笑

 

 

 

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/


長らくお休みを頂きましてすみませんm(__)m

2016-07-19 10:54:18 | Weblog

大変、お久しぶりでございますm(__)m

長らく全く書く気が起こらず、放置状態となっておりましたブログを、また細々とですが

更新していこうと思います。

 

ちょっと言い訳ですm(__)m

 

実は私的には非常に憤慨した事でもあるんですけど・・・

数年前に、クリエイトで使用していたホームページ会社の意向により、システムの新バージョンの製品以外は

保守業務が終了されると言う出来事がありました。

簡単に言うと、不具合が起きても知りませんよという事です。

導入時は、すごく高価なシステムでもあり(今もですが)、やっとリース契約が終わるという時期に重なっての出来事でした。

 

あまりにも違うシステムに移行するのであればまだしも、現システムを踏襲し、肉付けに近い内容と見て取れた

新バージョンの商品を何百万もかけて購入する気にはなれず、私は不本意ながら保守契約の満了と同時に

基本的には自分で動かしていくという判断をしたんですね。

 

そして三年近くが経とうとしているのですが、その中でクリエイトの業務形態も大きく変わり

それまでホームページで集客したお客様を追いかけるという事をメインに動いていた一日の作業が

ほぼなくなり、売ろうとする物件を買いたいお客様、つまり資金のある売主予備軍にむけて、こんな土地がありますよ

という方向へ大きくシフトしたんですね。

 

結果はと言いますと、ワタクシ的には効果は絶大でした。

中々抜け出せなかった殻を破って飛び出せたと考えています。

しかし、物事には一長一短があるもの・・・

 

一つの商いの内容で言えば、各々の分野における専門性はありつつ、先程の業務における未知な部分も習得はできましたが

、エンドユーザー=つまり(ローンを組んで家を建てる為に土地を買うという消費者市場に対する勘)が鈍ったように感じるんですね。

 

ここらで一つ、初心に帰ろうと思います

 

中々実を結ばなかった、地味な作業の中から拾えるものを、もう一度注意深く見ていきたいと思う今日この頃です。

 

 

まだまだ暑い日が続きますが、皆様におかれましても熱中症対策など、くれぐれもご自愛くださいませ!(^^)!

 

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 

 


後厄

2015-12-22 11:27:57 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

厄って・・・・

 

あるんですね

 

12月12日 午後5時30分頃

 

信号待ちをしていた際に、突っ込まれました!

 

いわゆるオカマです

 

一応言っておきますよ

 

特に加害者さんと保険会社さん

 

これ、私から見ると殺人鬼に遭遇したに近いんですよ!

 

しかも、車

 

新しいですから・・・・・・

 

ええ、首が鈍く重いのと、右腰が夕方になると痛むので病院に通わせて頂きますよ

 

しかし!

 

僕が本当に腹が立つのは!

 

お気に入りで、ショッチュウ洗車してて、眺めるのが大好きなマイカーに

 

さしたる理由もなく突っ込まれてへこまされて、外車の為に年内に戻ってこないという事なんですよ!

 

 

 

やめてくれよ!

 

 

という事で、ほんと腹がたちます

 

事故の瞬間、気の長いワタクシと言えども、中々の憤怒

 

クルマの中で何が起こったかわからず振り返ると・・・・・

 

なにやらこちらの様子を見ている後車の女性

 

 

 

 

取りあえずおりてこんかい

 

すみません!大丈夫ですか?とかあるやろ?

 

取りあえず気持ちを整理して車を横に止めると、またどんくさい事に隣の車線を妨害するような所でオロオロしてるし

 

 

やっと降りてきた女性(30代半ば)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガム噛んでるし 笑

 

 

 

 

 

おねえさん

警察に電話するね・・保険屋さんに電話してくださいね

ちなみによそ見してたの?

 

ハイすみません

 

 

ラインとかFBとか、ほんと危ない

本人にしたって、年の瀬に事故とか最悪でしょ

 

 

少しの会話を後に私は警察に電話、寒いので車に戻り、車検が終わって分ほど前に出た車屋さんに電話

 

「 オカマほられちゃって 」

 

車屋Y君「 うそやろ?今やん、車検終ったの・・・ 」

 

早速来てもらって、警察に説明をして再び車屋にUターン

 

 

 

 

散々です・・・・

 

 

次やったら本気で怒るよ?

 

 

笑顔でそれを伝え、私はその場を後にしました

 

はあ~、年末にめっちゃきれいにしようと張り切ってたのに・・・・

 

厄って怖いですね・・・・・

 

皆さんも、後方車にはご注意くださいませ・・・

 

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 


ノーマネーでフィニッシュです

2015-11-15 11:00:37 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

タイトルの「 ノーマネーでフィニッシュです 」

 

これ誰のセルフか知ってます?笑

 

僕ら位の年代の方しかわからないかな?

 

実はこれ 「 マネーの虎 」と言う番組で、出資希望者が出資者の社長さん達に出資を断られ

挑戦が敗北に終わった時の番組終了の際の吉田栄作さんの決め台詞なんですね

まぁ、私は出資を受けれる方をみればうらやましいなあ、なんて気持ちを持ちながら当時見ていましたので

「 そんな甘くない 」という結果に終わった時のこのフレーズ、実は嫌いじゃありませんでした^^

 

 

最近ですね、なんかのきっかけでこの番組をユーチューブで見ることが多いんですけど・・・

今になってこの番組をみてみると、なんかすごい発見があるんですね

すごく妙な気持になります

自分も自営業者だからかな?

 

その中のまずひとつはですね・・・・・・・

 

 

出資者である虎(既に成功している社長さん方)の年齢です

これ、今になってみるとかなり衝撃を受けます

自営業者であればかなりの衝撃だと思います

その理由は、「 若い事 」

 

自分の立ち位置がいかに低いかを思い知らされます

必ずしも、僕は人を持っている資金の額で判断しません

ただ、その人のビジネスセンスを推し量るうえで、無視もしません

重要なエッセンスだという感じです

 

 

次に、意外なほどにお若い社長さん方の「 発言 」

 

これも驚きます

番組が盛り上がる様に編集はされていると思いますが

自営業者にしかわからないニュアンスや非常に心に響く経営哲学など

やはり成功を収める人たちにしか垣間見ることのできないあの雰囲気

今の僕の立場から見ると、中途半端なビジネス本よりもはるかに見ごたえがあります

 

面白く構成されてますから、そりゃ滑稽に見えるときもありますよ^^

 

でもですね、とても到達できない所に当時は到達した方々なのは間違いないんですよね

 

 

 

 

なんか人の不幸は蜜の味って言いますよね?

 

 

当時、志願者たちにいろんな哲学や指導をしていた社長さん達

半数以上は事業が頓挫しています

失敗しているんですね

一般視聴者からすれば、この上なく面白いスピンオフだと思うんですが^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑えません

 

 

 

 

 

頓挫の理由やその後の経過など、まさにこの部分こそに、僕は学ぶところが有る様に思うんですね

そんな中で、僕が強烈な印象と強いリスペクトの気持ちを持っている社長さんがいます

 

 

南原達樹さんと言う方なのですが

 

この方の紹介はまあいいですかね

もしご興味があれば動画検索してみてください

 

僕はこの方の生き方と巻き込まれていく運命にとても強い関心をもっています

我々は、自分の中にすでに蓄積された情報の中から記憶の濃いものを頼りに毎分毎秒の判断を

繰り返して人生を生きていると思うんですね

言い過ぎかもしれませんが、毎分毎秒、過去とは違う選択を繰り返して生きている人はあまりいないように思うんです

 

とすると、健康と似たようなもので、今の自分の身の回りは要するに生活習慣の集積であるわけです

 

自営業を続けていくうえで、この部分にすごく失敗の要素と成功の要素が混在しているように思うんですよ

はじめから否定的にいろんなことを見ない事で、可能性は無限なんだなと最近よく思います

 

当然そうでない方からは理解されない事も多々ありますがね^^

 

 

とりとめもない話でしたが、この番組の関連動画、商売の参考になるな~と思う気持ちを書いてみました 笑

 

 

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 


「 道 」 第二部 最終話

2015-10-16 09:18:17 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いてありがとうございます

 

さて、10月も半ば・・・・・・

あと二か月ちょっとで来年

 

なんか早いですね~

今年は私の仕事と言いますか、業務の形態がこれまでとは大きく変わった一年でした

その結果、時間的な制約や、重きを置く順位の変更などで今まで継続してやってきたもののいくつかを

「 やめた 」という事実があります。

 

代わりとして、「 新たに始めた 」という事実もあります

インターネットを導入した結果、得る事となった周辺状況をいつまで「 主力 」と考えてよいのかが私の去年までの

数年間の悩みではありましたが、今年一年は正にそれを「 足がかり 」に変換できたような気がします

 

残り2.5か月、来年の準備の為、精力的に動いていこうと思います!

 

 

 

「 道 」 第二部 最終話

 

今日の私との話し合いが済めば、今まで不法占拠状態であった駐車場が自分の土地となる小林氏の家の玄関で

私、小林氏、小林氏が依頼した不動産屋さんのキシガワ氏の三人は詰めの話に入った

 

しかし、どうもキシガワ氏のテンションは気に食わない

私からすれば私財を投入して得た私の財産を、必要も無い小林氏が所有する細い路地の3分の1の権利と交換するのである

何と言われようと、私の中では「 してあげるんだ 」という譲歩の気持ちは少なからずあった

にも拘らず、小林氏の代理人ともいえるキシガワ氏は、対等以上の物言いなのである

しかも、実際にそれを行えば数十万以上は確実に必要となる測量→登記作業を私にやれと言う

 

キシガワ氏はわかっているはずなのだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

私がそれをやるわけがない

 

 

 

 

状況的に見ても譲歩側の私がさらに私財を投入して、小林氏の不法占拠状態を解決し、更に法的にもその権利を

確保するための作業を行うわけがないのだ

 

つまるところ、これはキシガワ氏の小林氏に対するただの「 頑張ってますアピール 」に他ならない

私は今、彼の三文芝居の脇役をやらされているのである

 

 

 

 

 

 

怒るよ^^?

 

 

 

キシガワ氏が依頼人の前で頑張るのは勝手だが、私を悪者みたいに言うのは気に食わない

あまりの口調と上からの態度の繰り返しに、私はもういいだろうという所まで来た

 

 

 

よっしゃ、参加しよか^^

 

 

腹をくくった私は、まず質問をしてみた

 

 

「 キシガワさん、小林さんの為に実測して登記をしろと言いますが、そもそものこの案件事態の依頼人は

あなた方ではないですか?」

 

「 それはそうか知らんけど、境界きっちり登記せんと小林さんが将来困るやないか  」

 

「 キシガワさん、あなた不動産屋でしょ?事の経緯を把握してるのに、筋違いの内容を繰り返さないで下さいよ 

、もうね、聞くのめんどくさいんですよ 」

 

「 あんたが境界立ち会えって言うたんやろが!」

 

「 この間あなたと電話した時に僕は言いましたよね、今不法占拠になっているのは、当時どこまでが自分の土地かを

把握していないからだと。今回僕が立ち会ってくれと言ったのは、どこまでが不法占拠の土地かを確かめる為と

裏の道と小林氏の土地の境界ラインはどこかをお互いに確かめるためですよと 」

 

「 これが登記の為の立会なら当然、ここに測量士がいるはずでしょう」

 

「 そんな事言っても〇×▲!!!!! 」

 

 

 

 

一通り、キシガワ氏の頑張り芝居に付き合った後、私は最後のナタをふるった 

 

 

 

「 ではやめましょう。この話^^ 僕はやる必要が有りませんから^^ 」

 

 

 

 

数分の沈黙・・・・・・

 

 

この時の小林氏夫妻の不安げな表情は忘れられない

キシガワ氏が口を開いた

 

 

「 それやったら、もうしゃぁないな・・・小林さん、登記はあきらめるか?・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

私はこの程度で許す気はない

 

 

 

 

 

 

 

「 いや、この話自体をやめますよ僕は^^ あなたにそんな口調で失礼な物言いをされる覚えはありませんから^^」

 

 

私のキシガワ氏を原因としてこの話をポシャらせます^^的な発言で、小林氏がついに口を開いた

 

 

「 いや、西本さん、まぁまぁ、わしらもこの件は元気なうちに片付けとかんと相続の時なんかに大変やし

登記まではイランから、引き続きこの話やってくれへんか ? 」

 

 

この瞬間、キシガワ氏の目の前にだけ幕が下りた気がした

 

「 そうですか、いいですよ。僕ももめに来ている訳ではありませんから。ですが、言われる覚えのない事を言われる覚えの

無い人から失礼な言い方をされたら僕も気分を害しますよ。」

 

 

 

 

 

小僧ではありませんので

 

 

 

「 じゃ、後は司法書士から連絡させます^^ 」

 

 

さわやかにいい残し、私はキシガワ氏には目もくれず、小林氏の家を後にした

 

 

世の中、いろんなボタンのかけ違いがある

キシガワ氏も大いに気分を害したであろう

しかし、私からすれば、それは全て先に自らが放った矢が返ってきたに過ぎない

 

 

たとえば年齢が、たとえばキャリアが、たとえば役職が

 

 

こんなことで相手との距離感や立位置を見失うと、むしろ滑稽でしかない

しかも、こういう時に一番怖いのは、「 正しい事が何か? 」が軽視される事である

今回の案件で、私には何のメリットもない上に、当初からの小林夫妻の私への振る舞いにしても

はなはだ失礼であった様に私個人的には感じている

 

持ちかければ、勝手にするからほっといてくれと言い、状況が変わればお願いしますとなる

 

 

数日後・・・・・

 

 

プルル・・ガチャ

 

「 あ~司法書士の〇〇です^^ 西本さん、ちょっといいですか? 」

 

「あ~先生、まいどです。どうかされましたか? 」

 

「いや、こないだからのあの道と駐車場の不法占拠の件ですけどね、今、キシガワさんと言われる不動産屋さんが

契約書を持ってここに来られてまして・・・ 」

 

「 は?契約書?先生との打ち合わせでもそうでしたけど、これ金銭の授受がなくて権利の交換ですから

もう契約書は交わさずという事でしたよね?この土地が私の所有権になるまでも先生にずっと担当してもらってますし 」

 

 

「 そうなんですよ・・しかし、キシガワ氏がどうしてもというんですよねぇ 」

 

「 なんで僕に連絡しないんでしょうね?印鑑押すの僕なのに  笑 」

 

「 さぁ・・・・笑  」

 

「 じゃあ、そこに契約書置いといてもらってください^^ 後でサインしにいきますわ笑 」

 

「 わかりました^^ 」

 

 

まぁええか、物がなければ報酬ももらいにくいんだろうな・・・・^^

 

 

 

 

 

 

数週間後、「 この件、完了しました! 」と司法書士の先生から一本の電話が入った

大変な紆余曲折を経たが、私の土地を巻き込む一つのトラブルはこうやって終息を迎えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      「 道 」   完

 

 

 

 

 和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 


特徴があるからこそ人が来るのが観光の原点

2015-10-01 09:05:01 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

今日は連載ではありません

 

最近ですね、よくFBなんかで見かけるんですが

 

「 街おこし 」的なイベント

 

過渡期ですね~

 

いや、やっぱり生まれ育って、これからも住んでいく街ですので、活発化するのは大賛成~

 

でも、和歌山については、なんか田舎で静かな所が好きかも・・・ってな一面もありますね

 

しかも~何故か自然災害による被害がとても少ない!

 

「  住みよい 」 んですね~

 

かつての中心街ににぎわいを!

 

こんなコンセプトであろうイベントの数々をみてると、確かにスタッフの皆さんの情熱はすごい

 

実際に休日のランチタイムなんかは和歌山市中心部のラーメン屋さんは、ほんとに客がすごく入ってます

 

売り上げも上がってるはずです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで

 

 

 

 

 

 

というのがそろそろ見えてきてもいいんじゃ。。。。

 

 

市内中心部の個人商店がにぎわう事は、和歌山市活性化の一助である事は間違いありません

 

必ずそういう動きは必要です

 

また、飲食だけをすませて帰らせない為のソフト作りもついてまわらなくてはいけません

 

 

 

 

 

で?

 

 

 

なんですよ

 

ゴールにふさわしい目的をどこに置くべきか?

 

集客するのはなんで?

 

これが目に見えてくると、今は個々で頑張っていらっしゃる皆様方の

 

 

点の動き

 

 

線の動き

 

に変化し

 

何をすべきかが時系列で浮き彫りになってくるんでしょうね

 

 

「 和歌山市はどんな街? 」

 

ここに表現力がつかないといずれ今の動きは沈静化します

 

 

いや~特に何もしない私が言うのもアレですが笑

 

スポットの活性化 から エリアの活性化へ

 

エリアの活性化 から 街全体の活性化へ

 

今の動き、進化を遂げてほしいものです

 

 

また、市がこれから取り組もうとしている 「 コンパクトシティ計画 」 なるもの

 

ご存知ですか?

 

郊外に広がり続ける住宅用地の増加を抑制し

 

「 市の中心部へ住宅の立ち並びを戻していく 」

 

インフラに必要な予算の削減や空洞化をストップするなど

 

効果は色々あるみたいですが

 

まぁ、要するにこれからは田舎の方は分譲地なんかがそもそも作れなくなっていくわけです

 

 

 

 

私はこの政策、正直な所、大反対です

 

だって中心部の土地は高いですもん

 

平均所得が上がらないのに、高い買い物しかできなくなるだけじゃぁ

 

生活環境における貧富の差が拡大するだけ

 

にも拘らず、大規模、中規模買い物施設は郊外に誘致しちゃってるなんていうおかしな状況

 

ファイナンスって問題がありますからね

 

いくら買いたい土地に担保価値があるからって、銀行はまずその方の収入を基準に融資額を判断しますから

 

郊外の少し不便な所でも一戸建てを持ちたい方の生活を支える = そこを顧客としてビジネスを成長させるスーパー

 

こうやって和歌山市は今に至るわけですよ

 

なんとかローンを通して、少々きつくなった毎月の返済をこなしながら、買い物は車で数十分かかっちゃう

 

中心部にすむメリットは?

 

ローンがきつくなって

 

車が必要になって

 

よりガソリン代がかかるようになって

 

 

 

 

これ、完全に一家庭の動きは縮小していきます

 

どこかの消費をおさえる動きが加速するはずです

 

建築費?

食費?

遊行費?

 

となると

 

他府県の皆さんに頼らなくちゃ、市内の飲食店はつぶれちゃいますね~

 

足並みのそろわない官民の動き

 

名監督がいなけりゃ、こりゃやばい・・・・・・

 

 

てのが僕の今の感覚です

 

 

 

 

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 

 

 

 

 


「 道 」 第二部 第6話

2015-09-29 09:39:41 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

ワタクシ、珍しく風邪を引きました

雨の日にゴルフなんかすると、ろくなことないですね~

 

 

さて、いよいよ連載最終話です

ながらく、お待ちいただいた方には大変申し訳ございませんm(__)m

リアルタイムで進行しておりましたので何卒ご容赦の程、お願い申し上げます

 

 

「 道 」 第二部 

 

  最終話

 

私が最終的にキシガワ氏へファックスした、土地の譲渡の条件を記載した文書への返答は

とても迅速なものだった

 

プルルル

 

「はい西本です」

 

キシガワ氏「 あ~どうも、ファックスの内容みました。常識的な内容でこれなら小林氏も何の異存もないかと思います」

 

「そうですか。ではそれで承諾を得られればこれで進めてください。ただ、登記を移転する前に、条件に記載してある

お互いの境界がどこなのか?を確かめる作業は行いたいので、立会の日程を調整してください 」

 

キシガワ氏「 わかりました!では決まり次第連絡を入れさせて頂きます 」

 

 

 

 

非常に謙虚で、丁寧な対応である

 

 

 

 

私は不動産業を日々営む中で、時折思う事がある

それは、複数人が同席する場所での、関わった人間が時に行う「 劇場型のふるまい 」である

 

不動産仲介は売り手側と書いて側に分かれる事が多い

つまり、一つの不動産契約が行われる場合、その多くのパターンとしては

 

まず売主がいる

そして売主側の不動産業者がいる

 

次に買主がいる

そして買主側の不動産業者がいる

 

私が今記載しているのは、それぞれの業者間でのやりとりの事である

何度も取引をしていて旧知の間柄であったり、そもそも誠実なお人柄で、初対面であってもやり取りを行うにも何の支障もない方も大勢いる

しかし、時には自分のクライアントがいる前でだけは人格が変わってしまい、何故か目上の立場から意見を言い出したり

今まで何度もやり取りを重ねている中で全く問題視していなかった個所を大勢の前で突然言い出したり・・・などなど

 

若くして自営業の代表者であった私は、年齢的には上の方が多い業界の中で何度もこういう経験をしてきた

全く筋の通っている内容をこちらが話しても、なぜかキャリアの長さや、年長者である事を引き合いに出され

話の内容ではなく「 言い方 」にスポットがあたってしまうのである

 

さて、話を本題に戻すと・・・・

 

やがてキシガワ氏から連絡があり、境界を確かめる為の立会いの日程が伝えられた

一度目に伝えられた時間は私は都合が悪く、約30分前に改めて設定し直しを依頼すると、少しキシガワ氏の声のトーンは

変わったような気がした

 

 

 

そして待ち合わせ当日

 

 

 

私はその後決まった時間と1分の誤差もなく現場に到着した

暑い日の事でもあり、既に到着していたキシガワ氏と、その場所の隣に住んでいる小林氏がタオルを肩にかけ

私の方を見ている

 

「 おはようございます 」

 

私の方から挨拶をかわすと、キシガワ氏が突如私にむけて人差し指をむけた

 

「 あんたなあ!約束の時間30分前やろ!!何考えてんねん! 」

 

今までのキシガワ氏からすれば、フリーザ並みの変身であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へぇ^^・・・・・・・笑

 

 

 

 

 

 

「 そうでしたか^^私は約束の時間だと思ってきましたんで、1分の狂いもないんですけども 」

 

「どうなってんねん、あんたのせいでわしは、〇〇ちゃん(小林氏の事)に待ってもらったんや!」

 

「 電話くれれば、私、歩いて5分の所にいましたのに^^ この時間だと思ってきてますけど、私が間違えている

可能性もありますし、30分も遅れているならば、そんなに怒る前に電話してくださいよ^^ 」

 

「もうええ!、とにかく暑いしもう始めよ 」と叫び、キシガワ氏は境界ポイントのあたりへ歩き始めた

 

 

 

 

一言断っておくが、私はこの方と話す必要はない

 

 

 

私の中では関係者ではないのだ

小林氏より、どうやら自分の家の駐車場が他人地である・・と言う相談を受けた不動産屋さんなのである

そして私はその土地の所有者なのである

小林氏がキシガワ氏を通じて申し入れてきた土地の譲渡にそもそも応じる必要もなく

気分が乗らないんで話を聞きたくありませんでも一向に構わないのだ

 

そんな私が開口一番、キシガワ氏に怒鳴られ、境界確認の為にそのポイントまで、さあ来いと言わんばかりの応対を

受けているのである

いい仕事をする為には判断能力というのは大事である

何を目的として私を敵とするキシガワ氏なのかはさっぱり見当もつかないが、一方の小林氏は何のいらだちも感じさせず

ただ、暑い中すみませんと私に頭を下げていた

 

 

「 じゃあ、みてまわりましょうか^^、僕が今回小林さんの駐車場(厳密には私名義の土地)に関して譲渡に応じるのは

この周りの環境を改善したいのと、譲渡の結果、さらに境界ポイントが違うとなれば、今回と同じことが将来起こりうると

思ったからなんですよ。お互いの為に立ち会っていた方が良いと思うんです 」

 

「そら、西本さんの言う通りや、わしもそうしてもらった方が将来心配ないわ」と小林氏

 

そんな会話を交わし、仁王立ちのキシガワ氏には敢えて目線もくれずに私は立会確認を進め始めた

基本的には全て小林氏の指摘したポイントでOKを出し、作業が10分ほどで終わった後、どうぞと言われるまま小林氏のお家に入った

 

 

始まりがキシガワ氏の劇場型と思われたこの一件、小林氏の新劇は実はまだ終わっていなかった

 

玄関先で私と小林氏とキシガワ氏が腰かけ、今後の進め方について話し始めると、キシガワ氏がおもむろに口を開いた

 

「 西本さん、あんた、これ測量士呼んで登記してくれなあかんで 」

 

「はい?」

 

「そらそうやろ、境界の立会を依頼したんはあんたや!登記せんかったら意味ないやろ!」

 

 

 

ごもっとも^^

 

 

しかし、私には初めからそのつもりはない。

私はこの譲渡にそもそも応じる必要がないのだ。

当然、譲渡に関して何らの費用も支払う気もない。

もし、境界ポイントを法的にきっちりと固めたいのであれば、どうぞ、印鑑は押してあげますよ^^というのが私の立場である

 

「 登記はしませんよ^^この取引に応じる条件として将来に向かって一度立ち会いましょうとは言いましたが、実測して

登記をするとなれば話は全然別ですよ。それならそれでこの土地を無償ではなく金銭を支払ってくださいよ。そのお金で

登記してあげますよ^^」

 

「それやったら、〇〇ちゃん(小林氏)困るやろ!あんたが言い出したんや!」

 

実に見事な豹変ぶりである^^

ちなみに、私はどれほど親しくても、商談の場で関係者の誰かの事をちゃん付けで呼ぶ人は好きではない。

そんなアピールいらんねんと思いつつ、私は言った

 

「 ではこの取引をやめましょう^^ 駐車場については賃貸契約をしてくれれば構いませんから^^ 」

 

「西本さん、それは困る 」小林氏が口を開いた

 

 

 

そもそもではあるが、私はこの人たちを困らせに来たわけではない。

過去のいい加減な不動産屋の取引仲介の結果、お金を払ったか払っていないかもわからず

所有権も変わっていないような事件の整理の為、私は自分名義の土地を金銭を受け取らず小林氏に提供しようとしているのである。

ここでプロの不動産屋の私が関わった事は、大きく見れば小林氏にとっても実に幸いな事なのだ

 

 

 

そんな事くらいはキシガワ氏もわかっているはずである

 

 

しかし、これが劇場型のややこしい所である

何かのゴールの為に、小林氏の為に戦う自身をキシガワ氏は小林氏に印象付けなければならないのだ

 

 

 

じゃあ劇場に参加しよか^^

 

 

 

 

私はとどのつまり、席を立って帰る腹を固め、この三文芝居に参加する気になった

 

 

 

 

 

 

 

 

                                        続く・・・

 

 

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 


久々に更新しました

2015-09-18 09:15:24 | Weblog

久方ぶりのブログの更新となります

 

大変お恥ずかしいことながら・・・・

さぼってましたm(__)m

連載の内容がリアルタイムで進行していた為、次の展開に至るまでの間があくと

こうなっちゃいます 笑

 

というわけで、今日は徒然の内容を書くつもりですが、連載の案件は実に先週、完了しました!

よって改めて続きを書く予定でございます

 

 

さて、書き溜めていた分、色々書く内容というのがあるのですが、まずは昨日の「 参院特別委員会 」

学生運動も実に何十年ぶり?ってな具合で盛り上がり、日本の行く末を憂う方たちの活動が連日報道されてますね

 

で、まず私が思う事

 

 

議員さん・・・・・議会で寝るなら給料の日割り分、返納してください

 

あたりまえでしょ?

 

選挙に当選した結果、得る事となったあなた方の資格に対してのお給料じゃないんですよ

公務ですからね

 

昨日の委員会を見ていると、まずムード的な事を言えば、与党が悪、野党が善、なんかこんな雰囲気です。

でも、世界をリードする日本の政治の場ですよ?

野党の皆さん、少々子供じみてやしませんか?

 

戦争に対する強い懸念を前面に打ち出し、反対を唱えながら、小規模の暴力行為は進んで行うんですね

発展途上国の議会じゃないんだから・・・

 

私たちはまずもって(社会人)

 

社会の一員なわけですよ

許されない行為ってのは、職種、地位に関係なく常識レベルであるはず

そこを逸脱すれば、社会人ではなくなります

 

大人の話し合いってのをやってほしいですね

 

まぁ、地方の一不動産屋の意見なんで何の影響もないでしょうが

安保法案について思う事

 

正直な所、何の研究もしていない僕が今まで得る事の出来た情報から考えてみると・・・

 

必要かな・・・

 

だってですよ、一方的な暴力行為と言うのは実際にあるわけです

これが国家レベルになると戦争

で、法案を通した後の自衛隊の存在は自衛の範囲を超えてるという観点については、

日本は単独国家でありつつ単独国家ではないと思うんですね

日本に限らずすべての国といってもいいかもしれません

 

時にスイスなどを例に挙げる方もいらっしゃいますが

そもそもの周辺環境が違いすぎると思うのです

 

島国なんですよ、日本は

 

極地に近いわけでもなく、徹底的に侵略され、国土を汚染されても地球規模で見れば

被害が少ないわけです

つまり、困るじゃないか!うちも損害があるじゃないか!と言ってくれる友達が少ないわけです

 

こうなると、「よし!日本がいじめられてるなら一緒に戦ってやる!」という国は今の所、米軍を除いてありません

そりゃ、「うちは戦いません!」で生き残るのはまず無理でしょう。

 

そういう事情もあるのでODAで他国を援助し、日本の存在を必要とする仲間を作る努力を日本は続けているわけですね

とはいっても、日本は今後はもうだめだね・・・・となった時に

助けてはくれませんよ

 

となると、同盟国との強い軍事力はすなわち暗黙の自衛力のアピールと言え、そもそもの紛争の火種をつきにくくすると

思うんですね

 

一見すればアメリカの圧力であるのは間違いないでしょうが、それはそれで、日本は日本の為に、更に本当の単独国家となって

初めて他を助ける事の出来る国となりえるのでしょうね

 

 

最強の道徳と軍事を持てるのは世界を見渡してもやはり日本

 

 

焼野原となった数十年後には世界第二位の経済大国になっちゃうすごい国ですからね

これ、やっぱり国民力を育てる「 教育水準 」てのが根底にあると思うんですよ

 

 

まぁ、これからどんな動きになるのか分かりませんが、世界の中の日本ってのを国民レベルで考える時が

来たんでしょうね

 

 

 

 

和歌山の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/

 

 

 

 

 

 

 

 


「 道 」 第二部 第五話

2015-06-05 09:57:58 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます

 

いやぁ、何の仕事でもですね

一人前になるには10年とかって言いますけど

この仕事だけはホントに毎回いろんなことがありますね

案件を一つ終える度に何かしらの新知識や経験をしている様な気がします

 

大変な仕事でもありますが

今年度は、どうにか自分で決めた契約本数の目標を達成し続けています

ここで告知なのですが、改装及びOPENは来年になると思うのですが・・・

事務所を移転の予定です!

今は私一人なので、一日中留守にしていても大丈夫なのですが

店舗型に切り替えると、お留守番も兼ねた事務員さんもいるなぁ・・等とあれこれ悩んでおります

週三日、月・火・金 13:00~16:00 ってな感じかな?

いや、まだ未定ですよ~

 

 

 

「 道 」 第二部 

 

  第五話

 

 

キシガワ氏が所持していた書類にざっと目を通した私は正直な所、実に不愉快な気分であった

 

「 では私の意見なのですが・・・ 」

 

「 まずですね、小林氏が占拠している駐車場の土地を、この際、小林氏の名義に変える事に異存はありません。

今さら、カーポートや洗濯物を干す為に屋根までつけてしまっている部分を私が所有して小林氏と賃貸契約を結ぶというのも

面倒ですからね 」

 

 

「 そうですか、譲っていただけますか 」

キシガワ氏は一瞬ほっとしたような表情を見せた

 

 

「ただし、まず、この交渉の為に小林氏から持ち出されたこの書類や、過去にお金を払ったという話など

テーブルの上の材料が全て信ぴょう性に欠ける物であるという事がとても気に入りません。

突き詰める必要も無いほどに胡散臭い情報や書類を持ちだして、だから土地を無償で譲ってくれなんて

失礼だとは思いませんか? 」

 

「おっしゃる通りだと思います・・・」

 

「 まるっきり嘘であるとは言いませんが、契約年月日に所有者が生存していないとか、但し書きの無い領収書を

これがその時支払った売買金額であるとか、聞かされる方にしてみれば、いい迷惑だと思うんですよ」

 

「はい・・ 」

 

「 交渉相手に対して誠実味に欠けますよ 」

 

「 ・・・・・・・ 」

 

あえて目上の方に対してここまで言う必要は無い様にも思えた

しかし、こんなことがあちこちで起きれば、世の中めちゃくちゃである

 

 

「 言ったもん勝ちの取りトク 」なんて事が山ほど出てくるはずなのだ

 

 

検証した事実を持ち寄った上での話し合いであるならば、その結果は正しい収まり所に収まると思うし

勘違いや手続き上の不備が原因で表面化した問題点は是正できるが、検証も行っていない上に

一見して数秒で事実ではないと思える様な物について、どれだけ議論をしても何の発展もない

 

 

私はこの程度の材料で、話し合いを持つために呼びつけられた事に対してだんだんと腹が立って来た為

つい言いすぎてしまったのだ

 

 

キシガワ氏の無言をタイミングに、「 一度持ち帰ってお返事します 」といい残し、私はその場を去った

 

 

帰りの車中、色々な事を考えた

 

なぜ、他人の土地をその所有権の証明もできない状態で占拠し、それが自分の土地だと主張できるのか?

なぜ、小林氏は私に直接話した事とは違う行動をとり続けるのか?

 

素直にうんと言える状態を作ってくれさえすれば、最初から譲ると言っているのにも関わらず、なぜ、後から

証明できもしない主張をしてくるのか?

 

 

私には全く理解できなかった

 

 

私は既に落としどころをどこにするのかは決めていたのだが、あまりにも無礼と思える振る舞いに、その後数日は

何の連絡もする気になれなかった

数日後、私が問題の土地の前を通ると、小林氏、キシガワ氏、ご近所の人達が集まって何かしらの話をしていた

偶然通りがかった私は、話しかける気にもなれず、素通りしたのだが、私に気づいた小林氏は

 

 

あいつや!とでも言いたそうに私を白い眼で私を見たように思う

 

古い町と言うのは長年そこに住んでいる人達が断然有利である

また、噂というものは先に流した方が状況をリードするのも間違いない

私が公然と反論をあちこちで流しでもしない限りは、小林氏の自説はご近所に受け入れらるであろう

私は、目をそらす事はせず、ゆっくりとその状況を眺めながら通り過ぎた

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、そろそろキシガワ氏に連絡入れよか

 

 

 

 

私は無償で不法占拠の土地を譲るための条件を整理し始めることにした

カタカタとパソコンを叩きながら、不愉快なこれまでの出来事を思い出していた

様々な想いが去来したが私は一つの結論に達した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あえて言う通りにしとこか

 

 

 

 

 

私はその土地を小林氏に譲る事の条件として、このまま放置すれば将来その近辺で起こりうるであろうハプニングに対する

手当ての幾つか(境界確定など)に小林氏が協力する事を条件とする旨の文書を作り上げ、キシガワ氏の事務所へファックスを入れた

 

 

 

(これでええわ・・・・おかしな事言ったりやったりする人が、これであのエリアから一人消える・・・・)

 

 

 

 

何年後になるかは分からないが、舗装もされておらず、一年中日光が差し込まないエリアが

スカッとした住宅地に生まれ変わった状況を想像しながら私はマイルドセブンに火を付けた・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                    続く・・・・・

 

 

和歌山市の不動産物件情報はこちらから(クリエイトホームページ)

http://www.create-mn.com/