宇宙論、ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論

ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論 etc etc

ビットコイン・課税対象となる

2014-03-26 10:46:49 | 日記
アメリカの話ですね。

とうとう課税対象になりました。<--リンク

仮想通貨で課税対象に認定されたのはこれが史上初だと思います。


これはある意味アメリカ政府がビットコインを金融商品として保証したようなものですね。

「円天ではない」ということです。

「違法ではない」ということですね。


さて、不思議な時代になったものですね。

ネットでつくりだされた情報がリアルワールドで価値をもつものに変身しました。

これを「錬金術」と言わずしてほかに何と言うのでしょうかねえ、黒田さん。

是非ともご高説をうけたまわりたいものですね。


PS
本日のレート  1ビットコイン=>577.50USD

PPS ビットコイン論にはこちらから入れます<--リンク
コメント

電王戦・将棋の神さま

2014-03-25 11:32:25 | 日記
「将棋の神さまが見ている」と言った棋士さんがおりました。

その方は「自分だけを見ていてほしい。」と願ったのでしょうね。

でも神さまはそんなに不公平ではありませんでした。

ちゃあんとCOM君の「日ごろの行い」もみていましたとさ。


やねうら王は初手端歩突きで「1000に一つのくじ」を引き当てました。

これは何を意味するのでしょうか?

私には「将棋の神さまがご褒美をくれた」ように見えるのであります。


あるいは、棋士さんは「1000回の事前練習が必要です。」といっているのかもしれません。

「そうでなければ、今回の手順はなぞれませんよ」と。

とはいえ1000回練習して全ての局面を記憶しておくのも何やら無理そうではありますが、、、。

そう考えると今回の事前貸し出しルールは「そう悪くはない」のかもしれませんね。


さて、将棋盤をはさんで向かい合うCOM君と棋士さんとの間では「戦いのルール」はしっかりと合意されています。

「銀が横に動く事」はけっしてありませんからね。

これは相手が地球外生命体であっても同様であります。


次にその下のレイヤーであるギルド層では「戦いのルール」についての十分な合意がいまだになされておりません。

3つのレイヤーについてはこちらを参照願います。<--リンク)

「事前貸し出しをどうする」とか「貸し出し後のバージョンアップはどうする」とか「見つかったフリーズバグをどうする」とかそういう話であります。

ここでのルール決めは試行錯誤的に状況を見ながら決めて行くしかなさそうです。

それで「ある時は人間に有利」になったり「COM君に有利」になったりはしますが、それはまあ仕方のない事でありますね。


その下のレイヤーは「むらびと層」になります。

戦いの場所はネット上ですね。

にこにこのコメント欄とかブログ、ツイ-タ-、それから主戦場の2chであります。


「戦いのルール」ですか。

「なんでもいいから言い負かされたら負け」というまるで「子どもの口げんか」並みのものであります。

とはいえこの「無法地帯の意見」が割とギルド層での取り決めに影響を与えたりもします。

これがまあこの時代ならではの「新しい事」でもありますね。

チェスの時の「COM君と人間のバトル」ではこのような事はなかったと思う次第であります。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。
コメント

電王戦・フリーズバグ

2014-03-24 10:31:27 | 日記
やねさんのみならず開発者であればだれでも恐れるフリーズバグ。

ビッグイベントを即座に中止に追い込みます。

そうして視聴者をしらけさせ、主催者を困らせ、開発者に恥をかかせます。

特に「フリーズバグを見つけたが手出しが出来ない状況」というのは開発者泣かせであります。

見つけなければ「○○○、蛇に怖じず」で済むのでありますが、、、。


さて、人間もCOM君と同様にフリーズしますね。

想定外の事態に遭遇すると凍りつきます。

でもすぐに「フリーズ回避ルーチン」が動いて自動復帰と相成ります。

「呆然自若状態」から「我に返る」というやつです。


でも、いまのソフトにはそこまでの機能はありません。

特注したハードウエアとの組み合わせであれば可能でありますけれども。

でも、もうそうなるとほとんどロボット用の人工頭脳となりますね。


さて、人間に装備されている「フリーズ回避ルーチン」はもう一つあります。

これは自分が持つ信念と外界が不整合を起こしている場合に無意識下で発動されるルーチンですね。

客観的にみると外界の状況を受け入れなければいけないのですが、それでは今まで自分が持っていた信念に反します。

そういう場合に人間は「外界の状況を無視」するかあるいは「自分の都合に合う様に変化させて」受容します。

そうしないと「自我の継続性や統一性」が保てなくなるからですね。


人間としては「自我の崩壊」はなんとしても避けなくてはいけません。

崩壊してしまったら日常生活に支障が出ます。

ひどくなれば生存すらあぶなくなりますね。

そんな状況になるくらいなら「間違っているのは私ではない、私以外が間違っているのだ。」と判断した方が「生存することが第一優先の動物としての人間」にとっては「随分とまし」ですからね。

とまあそういう訳で、「私は間違っていない。間違っているのはあなただ。」とこういう主張がネット上で飽きもせず繰り返されることになります。


この「フリーズ回避ルーチン」は「自我の安定」の為にはとても有効に働きます。

そうしてネットで主張する分にはコストもかかりませんしリスクもそれほどある様には見えませんからね。

その結果が延々と続くネット上の「ののしり合い」とこうなる訳です。


この人間特有の「フリーズ回避ルーチン」のおかげで人間の思考や判断は客観性が保証されていません。

その結果として、将棋の対局では必然的に「悪手」を選択する事が増えます。

でもその対価として人間は対局では「決してフリーズ」はしません。


一方、人間よりも客観的な判断が可能であるCOM君は「悪手を選択する可能性」は今や人間よりも小さくなってきている様です。

でもその対価は「フリーズバグを持つ可能性がある事」であります。

このために「COM君が対局中にフリーズバグで負ける事」は起こりえます。

残念ではありますが開発者の皆さんと主催者はこの事実を認める必要があるのですね。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。
コメント

電王戦・第二局

2014-03-23 10:27:14 | 日記
やねさんおめでとう。

やねうら王が勝ちました。

これでようやく「恐怖のフリーズバグ」と縁が切れましたね。

夜中に悪夢で汗をかきながら目を覚ますこともなくなりました。


「李下に冠を正さず」に反して「正そうとした」やねさんにも「非」はありました。

でもその「非」は聖人君子がやってはいけない「非」であります。


そんな要求を大声でしている人たちがいます。

つまりはやねさんに「聖人君子になれ」とただの凡人が要求している事になります。

これほどの「身の程知らず」というのもなかなかありませんね。

それ以外にもやねさんにミスはありましたが、それはもう十分にご本人が認識されておられる様です。


さて、それにしても「ひどいなあ」と感じたのは連盟側の態度であります。

しゃべったコトバを書き起こした文章では伝わらないかもしれません。

でも、映像は「この人はいったいどういう人なんだ。」ということを伝えてしまいます。

残念ではありますが、そういう事を再確認してしまった局後インタビューでありました。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。
コメント

電王戦・2つの文化のぶつかりあうところ

2014-03-22 11:14:32 | 日記
さて、いよいよ因縁の対決がはじまりました。

いろいろな人が「人気取り目的で演出を目論んだ状況」でしたが、「演出をこえてガチ」になってしまいましたね。

こういのを「歴史の皮肉」といいます。


電王戦。

「従来のタイトル戦にもう一つ新たな戦いを加えてみました。」

多分、米長さんの読みもそうだったのでしょう。

でもこの戦いはそうではありませんでした。

「電王大戦」だったのです。


従来のタイトル戦は「将棋村」の中だけで競い合うものでした。

電王戦は「COM村」との戦いです。

「村と村とのあいだのいくさ」なのですよ。


実際に戦うのは棋士とCOM君です。

ここは純粋に「将棋のちから」がぶつかり合います。

そうして「勝ち負け」がはっきりとつきますね。

いいわけが入る余地はどこにもありません。


そのうしろにいるのが連盟と開発者です。

ここは「戦士のギルド」というレベルですね。

まあギルド内は一枚岩とはいかない様ですが、、、。


さて、そこで話は終わりません。

2つの村にはそれぞれ大勢の村民がひかえております。

それぞれの村ではお互いに「異なる常識の下」で生活しています。

そして村民はそれぞれ「その常識こそが唯一の正しい常識」と思っています。

そうして「我が戦士こそ最強」と信じているのですよ。

いや、「第二回電王戦」のあとでは将棋村の方がちょっと分が悪くはなっておりますが、、、。


さて第二回では「ルールを定めて勝敗を判定する役割」は連盟が主導権を持っていた様に見受けられます。

「地上最強のグループ」ですからそういう力はありました。

でも第二回の結果を受けてこの役目はドワンゴに移行しました。

そうしてその仕事は「中立の立場で両グループの間をコントロールする」ことでありました。


まあざっとこういう状況でしょうかね。

さて、第二回電王戦の終了後に一つのトラブルがおおやけになりました。

伊藤さんと将棋連盟との間のトラブルです。

これもまあ「2つの常識の間のトラブル」ですね。

そうして今回の「やねうら騒動」です。

これも実は「2つの常識の間のトラブル」とも見えます。


ドワンゴの川上さん。

その嗅覚はすごいものがありますね。

そうして「ネットの未来」もしっかりと見据えているようです。

それでも今回のように「判断ミス」をおかしました。

それだけ「この2つの村の間のいくさを公平にさばくのは難しい」ということは確かなのであります。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。
コメント