もともと痛みに弱い私ではありますが、肋骨骨折と、肩脱臼がこんなに痛いとは・・・
なんたって、夜眠れないし、寝返りもできなければ、起き上がることもできない。
誰かに起こしてもらわなければ、なにもできないという不自由さにはびっくり、しかも、痛くて痛くて耐えられない。
身体も痛ければ、頭も痛い、咳をしても痛い、笑っても痛い、くしゃみなんてとんでもなく痛い。なにもできないので、心、折れる。最悪。
でも、今日の日差しは優しかった。冬の日差しが大好きだったことを思い出し、考え方を変えることにしました。
今まで、忙しすぎた、やるべきことに追いかけられている感じで、余裕がなさすぎた。だから、あわてて階段から落ちちゃったんだ。
一度、すべてをOFFにして、リセットしよう。時間をゆっくり使って休養しよう。と、
実は、真夜中、痛くて眠れない長い時間があり、なんとかしようともがいていたら、急に頭は割れそうに痛くなった。ドクドクと、頭の中の血管が波打っているのがわかり、恐くなった。
もしかして、私このまま、脳溢血とかになって死んじゃうのかなぁ~などと、ネガティブな発想をしてしまう。
でも、まてよ、このまま冷たくなっていたら、発見者に、なんだこれと思われてしまう。
だって、ベッドの上で、私、一人プロレスをしている状態なのだ。たぶんこれは、身体の自由を失った人でないとわからない感覚かもしれない。どこに力を入れても、上体が持ち上がらないので、足で、壁をけってみたり、身体を九の字に曲げてみたり、ねじってみたりの大奮闘なのだ。それでも、一人で、起き上がれない。
で、私はここでは、死ねないと思うのです。しかたなく、朝、誰かが起きるまで、おとなしく待つことにしている間、つくづく、これが、介護される側の気持ちなんだと気づきました。
自分がこの立場になってみないと、わからないものだ。