再手術

先週、手術した実母の調子が悪い。

きちんと、尿管が、腸を膀胱にしたものにつかなかったらしい。

もう一度、手術しますと、言われ・・・
結構、落ち込む実母かとおもいきや、

すっかりあきらめたのか、明るい。

昨日も、お見舞いに行くと、
落ち込んでいたら、どうしようと思う
私の心配はよそに・・・

入院している病院に
ただ今、海外から看護師の見習いさんたちが、研修を受けているらしく、
コロンビアとかウルグアイとか、ニュージーランドとかから、
若い外国人が、たくさん実母のめんどうをみてくれているらしい。
そこで、この前、ストレッチャーに乗せられ、散歩につれ出してくれた
看護師見習いの男性に
実母「あなた、どこからきてるの？」と聞くと、
看護師さん「横浜です」と、
実母「そうじゃなくて、どこの国の人なの？」と、もう一度問いかけると、
看護師さん「あの～僕、日本人なんですけど・・・」と、
実母は思い込むと、どんなお顔でも、外国人にみえるらしい。

そして、その話を、ゲラゲラ大笑いながら話ていた。

やっぱり、戦争をくぐる抜けてきただけあって、強い。
子供の頃から思っていたけど、
私のように、すぐにあきらめたり、
すぐに死にたくなったり、の、心の弱さがまったくない。

たぶん、もう、やるだけやってだめなら、しかたないと、
覚悟はできているのかもしれない。