goo blog サービス終了のお知らせ 

英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

思考訓練の場としての英文解釈

2016年12月11日 21時37分45秒 | 英語
「英文解釈教室」くらいはスラスラこなせるようでないと困る、と書きました。そんな私でもいまだ尻込みして本格的に手を出せていない受験参考書が1つだけあります。表題のものです。

まさに”知る人ぞ知る”という感じの本。1973年初版のかなり古い本で、私自身も受験生時代から知ってはいる本でしたが、とてもじゃないが手を出せるシロモノではないとずっと思いながら今に至っています。

長らく(1)と(2)の2巻だけでしたが、2014年に、約40年ぶりとなる新刊(3)が出来(しゅったい)されました。著者の多田正行さんという方はその前年に亡くなられているのですが、彼の病床の中、周囲の方々が完結編出来に向けて色々と尽力され、世に出ることになったようです。もちろん私は3巻とも持っています。

大学受験生用の本なので、べらぼうに高度な英語というわけではありませんが、問題の出典の多くが昭和40年代の大学入試問題とか文学作品をベースとした通信添削の問題ということもあり、その難度は英文解釈教室の比ではありません。そして何より、問題文と解説文(毒舌たっぷりの超辛口解説)が物凄い密度で小さな字でびっしりと書かれているため、それこそこなすのに膨大な時間がかかること必至です。

この本を3冊とも、隅々まで完全に理解できている人はまずいないと思います(あくまで素人レベルでの話です)。英文解釈教室がそろそろ制覇できそうなので、来年は1年くらいかけて、じっくりとこの本に取り組んでみようかと思っています。

相当な茨の道になりそうですけどね。
この記事についてブログを書く
« 実践ビジネス英語 | トップ | 考える英語 »