まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

じゃがいも

2010年07月01日 02時33分35秒 | Weblog
今週の日曜、定期便のお客さま対象にジャガイモ掘りの援農に来てもらう。

その準備に草刈をしようと一反ほどあるジャガイモ畑を一週間ぶりに訪れる。これだけ見に行かないことも珍しい。。

この畑、荒れ放題に荒れていた遊休農地で一年に一回ぐらいシルバー人材で草を刈っていたようなのだが・・・。
ここを今年、補助金対象地域という事もあって借り受けた。

こういう畑に始めに植付けをするのはジャガイモ、もしくは豆、サツマイモあたりだろうか。
新しく借りた土地で始めに行なう作業は当然整地から始まるのだけど同時にその土地の性質をざっと把握する。

水はけ、土色や土質、臭いから感じる部分もある。
耕起した後に生えてくる草も、同じ荒れた土地であっても場所が違えば違う草が生えてくる。
この情報がどれだけ作物を作るときに役立つか分からないが単純に楽しい。

作ってみないと分からない部分の方が圧倒的に多い。


荒れていた土地で作物を作ると、一番苦労するのが草。
そして木質の雑草やイネ科、特にススキのように大きい植物が多い場所は窒素飢餓を起こすこともある。肥料を播いても効かない状態。

今回借りたこの地も草の勢いが凄い。
一週間見ないうちに草に覆われている。畔の草を刈り、空いているところはトラクターを入れる。

ジャガイモが枯れてから収穫を行なうのだけど枯れているところは毎年の事ながら草に覆われているので刈って収穫に備える。

ただ芽が出るのが遅い品種は土寄せのタイミングが遅れ草を押さえる事が出来なかった。タイミングさえ合えばこんな荒地でも生育中は押さえられる。
全てはタイミング。

そして覆われる。

通りすがりのおっちゃんに「ジャガイモ、草で見えんようになったなぁ」と・・。苦笑いで返す。

育つ時さえ抑えられれば収量は落ちない。

後は収穫のタイミングで食味が変わる。

さぁお楽しみに。


インゲンのトンネル。
収穫をする時、結構上も下もと屈伸運動をする。運動不足には良い。

そして必ず前をだけを向いて収穫をする。
しゃがんだ時ふと後ろが見えてしまう時がある。取り残しがこれもあれもと、どんどん後ろに・・・。




<ジャガイモ掘り。援農のお知らせ>
定期便のお客さま限定です。

収穫期が遅い品種もあり、もう少し遅らせた方が良い品種があります。
雨天時の予備日14日も芋掘り援農を募集いたします。

4日予定が空かないという連絡何件か聞いていますのでもしよければお申し込みください。

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