Ｓ友人が来る

　久しぶりの再開。農業大学校時代の友人で付き合いは3年ぐらいだろうか。比較的新しい友人だがそんな感じがしない。結婚式の時にはスピーチもしてくれた。彼も農業を目指し一度は生協の契約農場で働くが生産の裏側を知り罪悪感を感じ1年で辞め、今は自然食品の中間業者で宅配をしている。近いうちに新規就農を考えている。
　懐かしい思い出話に花を咲かせながら、緑肥の刈り取り、イモ堀をする。同じ目標を持った友人がいるのは本当にありがたい。そして訪ねてきてくれることも。
　息子太陽にも良い刺激になるみたいであまり出入りの無い我が家にとってもお客さんは嬉しい。この家がもっと多くの人が訪れる場所にしたい。そして多くを発信し繋がりが持てればと思う。
　そして農業の新しい形をこの関西で。栽培方法、販売方法。それは誰でも出来る農業。従来の農業にとらわれず。手間を惜しまないのではなく惜しんでする農業。苦しんではなく楽しんでする農業。地産地消を基本としたお互いを意識しあえる関係。お互いが意識を高めあい向上していく関係。安全・安心はお互いの関係によって生まれる。例えばおばあちゃんの野菜は農薬、化学肥料が使われていていても安心して食べられる。こういう農業がしたい。
　友人との再会は自分の意思確認をする良い機会に。これからはお互いどうなるか、不安定な時期が続くだろう。がんばろう。