まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

のらのわ耕舎の卵販売します!

2012年06月28日 05時05分31秒 | Weblog

お待たせしましました!

のらのわ耕舎の卵販売します。

彼らとの出会いは2年前、助産所で定期健診を受けに行った時、助産師さんに「あなたと同じように農業をしたいと言う人がいるのよ~紹介するわ~」と紹介していただいたのが初めての出会いでした。
それから一年後・・明日香村で鶏舎を建てる為に援農を募集されていたので、彼れらとは知らずに参加したのが1年ぶりの再会となりました。



1個60円。
初めの印象は高いなぁ~でした。もっと普段の暮らしに入り込む値段が必要という考えから安全性やこだわりよりも価格というのが私の考えだったからです。

ですが彼と話す中でその価格が真っ当だと感じるようになって来ました。


確かに今の卵価1個10円は安すぎます。
私もゲージ飼いの鶏舎を見た事がありますが、薄暗い中、身動きできない狭いゲージの中で自分よりも高い位置までそのゲージが果てしなく並びます。
エサも卵もベルトコンベアで流れてきます。

当然、生きるのに良い環境では無いので多くの鶏たちが病気になります。
その為ワクチン漬けにされますが、それでも死んでいく鶏が多いと聞きます。
私が鶏糞を肥料として使わない理由です。

鳥インフルエンザはそんな環境の中だからこそ甚大な被害をもたらすとも言われています。


ですが、行政が進める集約型の養鶏がこの国の中心で、ワクチンを使わない自然養鶏、平飼いは行政や養鶏農家からの風当たりが強く、こうした形はこの日本ではやり難いのが現状です。



卵は体内にあるものを濃縮されると言われおり、野菜よりも気を使うべき食材だと私は考えています。
では、オーガニック飼料と言う訳にはいかないので(現実的に不可能です。)出来る限りが基準です。
その価格と拘る部分のバランスが難しいです。

彼と出会うことで身近に卵について考える機会を与えてくれたことに感謝です。



のらのわ耕舎の卵は胡麻以外は国産飼料で育てています。しかも、減農薬米の糠であったり、放射能の心配の無い飼料を集めたりと、エサにはとても注意を払って自家配合しています。
トウモロコシを使わなく、ほぼ国産の飼料はとても珍しく全国的でも有数ではないでしょうか?
最近では味に対する評判も聞く機会が多く、是非皆さま一度お試しください。
季節によっても、その鶏によってもエサに対しての好みがあるようで違いが出るそうです。
私はそんな当たり前の卵が好きです。

インターネットで野菜セットと一緒に頼んで頂ければ同じ箱に入れられます。→
定期便のお客さまはメールか電話、ファックスでご注文ください。


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