まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

少量多品目栽培

2010年09月23日 21時20分56秒 | Weblog
菜っ葉が採れ出す。
ようやく端境期脱出か??

就農3年目、この時期にこの野菜が採れて・・・という予測が毎年外れる。
これだけ気候が違うのだから。。

そして去年のこの時期、ダイコンサルハムシという害虫に悩まされた。農薬にはめっぽう弱い害虫だが有機栽培で実に厄介で去年は9月播きの菜っ葉が全滅。9月植えの白菜も被害が大きかった。
防虫の為の被覆資材も効果は無く裾が1ミリでも開いていると入ってくる。有機栽培では難防除害虫だろうと思う。
でも今年は今のところ被害はない。

無農薬栽培は工夫次第だという事が分かる。
どうにもならない事もあるけど慣行栽培でもそういう時はあるから有機栽培が特別ずば抜けてリスクのある栽培だとは思わない。
あとはどれくらい手を掛けて、どれぐらいの品質で栽培するか。どういう売り方をするかでその栽培方法が決まる。

有機無農薬多品目栽培の楽しさってこの自由度にあると思う。
好きな野菜を作り、好きな売り方をし、好きな(その土地にあった)栽培方法をする。


そしてある有機食品を多く取り扱っているスーパーに入って目を丸くした。
我が農園で作っている宿儺かぼちゃ4分の1カットで400円。。
日本かぼちゃ1000円。。。
今年作ったグレープトマト十数個入って400円。。。。
こんなに高いのかぁと思う。
しかも有機ではなく。

でも確かに収量が少ないとか、日持ちしないとか、種の入手が困難であったりと何か一癖ある。そうなると市場から出てくる値段ってこうなるのだろうなぁと思う。

セット販売って小売価格は関係ないから作り安い野菜を作ったほうが経営的には安定しやすいが自由度が高いがために・・・でももちろん経営面考えていかないといけないので。。

今後小売販売用としても視野に入れた栽培、販売が必要かも。

うちのような変わり野菜が多いセットは恐らく希だと思う。
お客さんも戸惑う事が多かったり。

ゴボウのポタージュ。

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