まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

2008年09月13日 18時55分50秒 | Weblog
 草の勢いが止まり夏が終わったんだなぁと。早くも稲刈りも始まりました。この時期は早生品種(早くできるやつ)。本格的には10月に入ってから。大規模にやられている農家さんは早生、中生、晩生と品種を変え分けて作業を進めていく。

 一昔前は農家と言えば米。基本でありこれが出来なければ農家ではなかった。主食を作れなければ食べていけないのだから当然。野菜がそれなりでも米があったら生きていけるのだから。

 実は私は米が苦手なのだ。現代で農業で生計を思うとまずは換金作物で無ければならない。それは野菜。米はお金にならないうえに一年で一番忙しい時期に田植えが重なる。とてもじゃないけど多品目栽培と米栽培は難しい。
 私の実家が米を作っているから余計に作る気にならないのどだろう。将来は自分達が食べられるくらいは作らなければならないのだけど。

 米栽培の最大の難関は雑草。薬を使わなければこんなに手間の掛かる作物は無いというぐらい手間。無農薬を大規模にやられている農家さんもいるのでやり方次第だろうが安い米は野菜よりも割りに合わないだろう。

 将来米の関税が引き下げられ輸入米が増えるとさらに安全な米は減る。まず皆さんに知ってい頂きたいのは米栽培は農薬、化学肥料があるからこそ自給がほぼ100%であるということ。
 輸入米が増えると外食産業が安い米を買うので需要は増え国産米の価格は下がります。確実に無農薬栽培は減ります。

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