まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

歩み

2011年03月09日 20時52分44秒 | Weblog
昨日、朝起きると体が気だるく胃も痛い。。
起きてウダウダしていると晴れてきて慌てて育苗ハウスを開けに行く。しかし、調子悪く自宅に戻り布団にもぐりこむ。
気付いたら夕方・・・。

夕方からは確定申告の取りまとめる続きをして、ハウスを閉めて一日を終えた。

どうやら疲れが溜まっていたようで体力があれば、この一日を無駄にすることは無かったのにと、仕方が無い。

「体力も気力もお金も無い。」
農業を始めて恩師からの言葉を思い出す。。(恩師から賛成を頂けなかった)


で、お金も無いのは相変わらずなのだが3年目にしてようやく黒字申告をする。
今まで赤字申告だったので・・記念すべきと言うのかぁ??
今年も赤字だと思っていたので嬉しいのだが、就農当初からの目標3年目で黒字がなんとか達成できた。
後は2年後の5年目で生活費をという目標がある。



近すぎず、遠すぎずの目標を立て、
走るのではなく、歩む。

気付けばその目標に立っている 
が一番良い。

何か営業を特別している訳でもなく、国から大きな助成金を貰った訳でもない。
一歩づつ着実に進むことで今ここにいた。

もちろん、その一歩一歩には色々な事があったが、どんなことにも跳び抜かさず一歩づつ向き合って進んできた。

新規就農とは2年で利益を出す人もいれば、10年やっても出せない人もいる。
でも難しいのは生業として10年続けることだと思う。

これからもこのペースを崩さず歩んでいく。
5年後、目標としている所に立っていることを信じて。
そして10年後を見据えて。

今日セットに入ったカーボロネロの花芽をアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノで炒める。
ニンニクはオイル漬けしてあったもの。

端境期でどんな野菜も味を落とすが白菜や菜っ葉のトウ立ち菜やカーボロネロの花芽は例外。
この時期しか味わえない美味しさがある。

少し苦味のあるこれらは春の訪れを知らせてくれる。自給的な農業をしていて良かったと思えるときである。

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