福島から帰ってきました。
多くの方に応援とご迷惑をお掛けして行って来ました。
ありがとうございました。
次の“小さなお話会”は報告会にしようと思います。
12日13日は福島大学であった“ふくしま会議”に出席してきました。
12日は県内、県外の若者が福島について話し合い、13日は飯舘村、南相馬、相馬のバスツアー。
14日~17日は“子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク”の世話人佐藤幸子さんを通してゲストハウス、関西中心の野菜を取り扱う八百屋兼情報交流の場でお手伝いさせていただきました。
18日は急遽、宮城県石巻市に足を運び津波被害の視察に行き、再び福島に戻りバスの時間までお手伝いをさせていただき福島を出ました。
その後、嫁さんの実家(名古屋)で家族と合流し、取引先(ゾンネガルテン)の社長とお話をして今日帰ってきました。
福島に足を運び多くの事に気づきました。
現地、今実際に起こっていることに目を向けず幅広く物事を捉えようとしていたことに反省がありました。
今福島で起こっている問題は深刻です。そして、そのことこそ今議論されるべきことです。
放射能によって子供たちはすでに甲状腺の異常などの症状が表れ、本当に福島県民の命は保障されているのか?という問題があります。(癌患者などの実害、死者が多数出てからでは遅い問題です。)今声を出さなければ子供達を守れない事実がそこにはありました。行政における安全の不信が福島県全てに広まっています。少しでも早い子供達の県外避難を求めています。私は福島にいて一番は子供達の命の心配でした。
一方で福島に今住んでいる人々がいる中、経済的に立ち直る復興問題。放射能がある中でどうやって立ち直っていくか?子供達も含め、どう県民を呼び戻して行くか?
放射能による健康管理、これからの生活の在り方など、行政と県民が共に進める復興。それは原発事故が起きて一旦県外へ避難した県民が生活の場を求め再び県内へと戻り始めている実情の中で立ち直ろうと必死でもがいているように見えました。
自然災害だけではなく放射能との問題は複雑に解決策が無いまま震災から8ヶ月経っています。
この二つの問題によって福島に溝が出来始めているように見えました。
最小のコミュニティーである家族までも崩壊してきているという異常事態です。
現地入りして福島県民の心が全て分かった訳ではありませんが、幾つかの立場の方からお話を伺う事ができました。
この福島の声、心を県外の多くの人に知らせる事が今福島で最も必要としていることではないか?と感じ帰ってきました。
関西から来られていた方もこの短い期間に5人お会いしました。
もっと多くの、私たち世代の男性が現地に入りし福島のことを県外へ引っ張り出し、若い世代が真剣にこの問題に取り組んでいくこと、考えていくことをしなければ問題解決の糸口を探るに至らないのでは?と強く感じました。
今月26日
まつなが畑 小さなお話会 にて報告会をします。
以下詳細です。
日時 2011年11月26日(土)
10:00~15:00頃
お昼ごはんは今回も、皆で持ち寄りにしたいと思います。持ち寄りおやつやおかず歓迎です。まつなが畑はごはん(リベンジ!)とお汁炊きます。
午後からワイワイと・・、卵(のらのわ耕舎)の直売と 足裏マッサージと楽健法の会(ははのて)などなど
皆が集って繋がる場に。
ぜひどなたでも、ご参加ください。
会場 まつなが畑 作業小舎
(奈良県御所市僧堂113-2)
バスでお越しの場合は近鉄御所駅道を挟んで向いのガソリンスタンド前の1番のりばから特急新宮駅行き9時47分発のバスで船路駅で下車ください。下車後道を渡り山側に徒歩3分です。
【お申込み先】メール又はお電話にてお申し込みください。
メール matsunaga.y.y@dolphin.ocn.ne.jp
TEL 0745-66-1217
1.お名前
2.人数
3.ご連絡先(携帯電話をお持ちの方は携帯電話番号)
4.交通手段
※メールでお申し込みいただいた方には必ず返信いたします。
3、4日経っても返信が無い場合には、何らかの不具合が考えられます。
その場合にはお手数をお掛けいたしますが、再度ご連絡ください。
小さなお話会~報告会~以外にブログにて詳しく12月に入ると思いますが報告したいと思います。
今回福島に行くに当って多くの方の助けがありました。
行く前のお客さん方による援農。福島でのボランティア先を紹介して頂いた七色の空さん、ノモケマナさん。
私が不在の間出荷を手伝う為に名古屋、静岡から駆けつけて下さったお父さん、お母さん、お姉さん。
福島でお世話になった佐藤さん、椎名さん、陶山さんをはじめ多くの方。
ありがとうございました。