まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

小さなお話会 第3回 ~暮らし~

2011年08月21日 21時59分18秒 | Weblog

今回は少し簡単なルールを決めてのお話会です。
嫁さんからそのルール説明を・・・
「はい!難しいこと言いました。(私)」

ルールは聴くことに意識を持って皆が心の内を話せる場を作ろうというもの。
話を最後まで聞く、プライバシーの厳守、聞いている間は反対の意見を心で思わない、など幾つかの決まり事を決めました。

なかなか難しいですね。。

その説明が終ったあと、訪問看護をされている方から「聴くというのは私の仕事にも通ずるものがあります」と話が広がりました。

今回参加してくださった方は聴く事が出来る能力をもった方々だったように思えます。私は反省する所が多かったです。。
と言っても皆さんも聴くことの難しさに共感、反省がありました。



そこから今回のお題の「暮らし」へと話しが進み、皆さんそれぞれの「暮らし」について話してもらいました。
ここでは求めることを一つにする事が目的ではありませんが、皆さんそれぞれに3.11以降、変ることの必要性を感じながらも変化できない現実にもぞかしさを感じているように思えました。実は求めている所は皆同じような所にあるような気がします。これだけ私たちと暮らしが違うのに不思議な気もしますが・・。


そして薪を使ってご飯を炊く。
この行為が「お話し」と一緒にした事が良かったように思えます。頭と身体と心は繋がっていますので、頭だけではなく身体を動かし、感じることができたことが、この会で持って帰るものが大きかったのではと思います。



皆で囲んでの食事は楽しい時間です。
冬瓜とかぼちゃのカレー、星オクラの胡麻和え、黒豆と切干大根と人参のまだか漬け、ピーマンとお雑魚の佃煮。



子供達も走り回り、イタズラをし、板の間を汚し・・・
最後に皆で雑巾掛けをしました。。


人はどの時代も、どんなに苦しい時代も「生きる」ことを忘れませんでした。
どんなに悲惨な時代でも子供を産みました。
人は生きます。繋ぎます。
その基盤である「暮らし」こそ最も大事にしなければいけません。

今湧き上がってくるエネルギーを抑えてはいけません。変化の時、その時こそ最もエネルギーが発せられる時なのです。


楽しい時間になりました。
ご参加くださった皆さん、来てくださってありがとう!




<第4回小さなお話会のこと、お知らせ>
小さなお話会は毎月第3土曜日(又は日曜日)を予定していましたが、野菜セット定期便の毎月の便りの関係上(作成時期と同じになってしまうこと等)、次回、第4回小さなお話会は10月の第1土曜日(10月1日)を予定しています。
詳しくは、後日ブログで更新します。
予定してくださっていた方、変更申し訳ありません。
よろしくおねがいいたします。