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将棋の日記

王将戦_58_6_2

2009-03-12 10:39:13 | ネット中継(図面)
王将戦の第6局が行われます。

日時:2009/03/11・12
場所:静岡県賀茂郡河津町見高127「今井荘」

先手:羽生王将
後手:深浦王位

戦型:4手目△3三角戦法

LogicalInSpaceよりの解説です。 プロの解説ではありません。

===== 2009/03/12 10:50 追記 =====

封じ手は、予想通りの▲4四飛でした。
あまり、他の手も考えにくかったですけど・・・。


現在の局面です。
駒の損得はなくなりました。
先手は通常の囲いではありませんが、離れ駒がないので良いと思います。
後手は、△3三金と△4二銀の連携が悪く離れ駒なので、バランスが悪いです。
ここはネット解説通りに先手は▲3四桂が狙いで筋に入っている感じです。
後手の対応が注目です。

===== 2009/03/12 12:00 追記 =====

▲2三成桂、△同金、▲4三角の変化が気になります。
後手が苦しいようですが、形勢は互角だと思います。

===== 2009/03/12 12:25 追記 =====
△2五桂の代わりに、△1九竜ならば。
△1九竜、▲5二角成、△同金、▲3一飛より「△3三金取りと△6一角」があるので、先手有利になります。

===== 2009/03/12 16:00 追記 =====

前図より18手が進みました。
すでに、未知の局面になっています。
未知の局面の考え方は、4つの形勢判断の要素を元に考えることが基本です。
4つとは、「駒の損得、駒の効率、玉の固さ、手番」です。
4つの要素を元に考えれば、何をどのように指せば、何となく分かると思います。
後は、読みを入れて確認することです。

形勢判断をして見ましょう!
駒の損得:先手から見て、桂得と2歩損より先手は歩切れ
駒の効率:▲1一成桂、▲3八角、△3三金が遊んでいる。 ▲3八角は、受けに使っている。
玉の固さ:先手は金・銀・桂2枚・香、後手は、金・銀より守っている。
手番:先手

少し先手が良さそうな感じがします。
ここで、大事な事は、先手も後手も、攻めるか、受けるか? のどちらかの方針で指すかだと思います。
攻める場合は、どの駒または地点を攻めるか?
受ける場合は、相手の思い通りに指させないようにするか?

===== 2009/03/12 17:00 追記 =====

△2二金、▲8二金、△6一玉、▲4一竜、△5一銀と進むのだろうか?
△3七竜がいなければ、▲3四角より詰みだか・・・!?

受けるならば、△5一銀打だか・・・!?
△5一銀打、▲2三竜、△7七角成、▲同桂、△7六銀、▲同桂、△同香と進みのだろうか?

===== 2009/03/12 17:05 追記 =====

▲2二金と角筋を止めるのが、第1感です。
▲3四角も目に映ります。 次に▲6一金が狙いです。

先手に速い寄せがなければ、▲2二歩としたい。

===== 2009/03/12 17:20 追記 =====

▲8八銀、△4六竜、▲3四角、△5六銀が目に映りますが・・・!?

===== 2009/03/12 17:35 追記 =====

▲6五桂、△5八香成、▲同金、△4八歩成、▲3四角、△5八と、▲8五香と進むのでしょうか?

===== 2009/03/12 17:45 追記 =====

投了図です。
後手の攻めが切れたので、後手は攻防とも見込みがなく、投了となりました。

これで、羽生王将の3勝3敗となりました。
最後の第7局で勝負が付きます

羽生王将は、王将戦が終われば、次は名人戦、棋聖戦と続きます。
王位戦は再挑戦となるでしょうか?
その後は王座戦と続きます。

忙しいと思いますが、王将を防衛して欲しいと思います。

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