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将棋の日記

最近の定跡

2007-06-16 04:47:51 | プロ棋界情報
最近の流行の戦形の定跡をやりたいと思っています。
最近の流行と言っても、何が流行なのか良く分からないので、この1年間のタイトル戦に出て来た戦形でも取り上げようと思っています。

(第64期名人戦) 森内名人vs谷川九段
第1局 一手損角換わり
第2局 後手ゴキゲン中飛車
第3局 矢倉(▲3七銀)
第4局 後手四間飛車
第5局 矢倉
第6局 一手損角換わり

(第77期棋聖戦) 佐藤棋聖vs鈴木(大)八段
第1局 先手石田流
第2局 後手ゴキゲン中飛車
第3局 先手石田流

(第47期王位戦) 羽生王位vs佐藤棋聖
第1局 後手四間飛車
第2局 後手向い飛車
第3局 矢倉(▲3七銀)
第4局 後手ゴキゲン中飛車
第5局 一手損角換わり
第6局 後手ゴキゲン中飛車

(第54期王座戦) 羽生王座vs佐藤棋聖
第1局 相振り飛車
第2局 一手損角換わり
第3局 後手四間飛車

(第19期竜王戦) 渡辺竜王vs佐藤棋聖
第1局 角換わり腰掛け銀
第2局 後手ゴキゲン中飛車
第3局 矢倉(森下システム)
第4局 後手ゴキゲン中飛車
第5局 角換わり
第6局 △3二金戦法
第7局 △3二金戦法

(第56期王将戦) 羽生王将vs佐藤棋聖
第1局 後手ゴキゲン中飛車、一手損角換わり
第2局 矢倉(▲3七銀)
第3局 先手向い飛車
第4局 後手ゴキゲン中飛車
第5局 矢倉
第6局 先手四間飛車、後手向い飛車
第7局 その他

(第32期棋王戦) 森内棋王vs佐藤棋聖
第1局 角換わり
第2局 その他
第3局 その他
第4局 その他
第5局 その他


(流行の戦形)
・一手損角換わり
・後手ゴキゲン中飛車
・矢倉(▲3七銀)
・先手石田流
・後手四間飛車
この戦形を中心に最近の定跡を書きたいと思います。


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最近のプロの将棋について

2007-05-21 12:52:25 | プロ棋界情報
(矢倉編)
▲6五歩が現れてから、断然、先手が指しやすくなった感じがします。
矢倉は、奥が深い戦法です。
・▲3七銀戦法
・森下システム(現在でも有効な戦法です。)
・加藤流
・脇システム
などです。
矢倉の定跡は、少しづつ変化しています。
これからも変わって行くと思います。

(横歩取り)
・中座飛車
先手の対策が以前より進んだことより低迷しました。
ある時期は、後手の勝率が7割まで行った戦法です。
これだけ勝てると、誰でも指したくなります。
最近は、先手は新山崎流が主流のようです。
▲4八銀、▲3七桂の形より3筋の角頭を狙います。
先手優勢の決定版の作戦が出てないので現在でも時々は指されます。

(角換わり)
通常の同型角換わりは、先手が少し指しやすい感じです。
でも、はっきりと結論が出た訳ではありません。
後手も少しの間は受けに回って、反撃する形で勝つ感じです。

1手損は、今でも流行の作戦です。
最近は、後手の腰掛銀の作戦が良いためか?
先手から動くことが多いようです。
先手棒銀、先手早繰銀などです。
後手も、振り飛車で受けることが多く成りました。

(ゴキゲン中飛車)
後手の作戦でゴキゲン中飛車が、多く見られるようになりました。
もちろん、先手のゴキゲン中飛車もあります。
丸山ワクチン、▲5八金右戦法などが有名です。
・丸山ワクチンにすると、後手の中飛車は持久戦には向いていません。
なので、先手は、銀冠に組むと作戦勝ちと言われます。
・▲5八金右戦法は、超急戦の戦法です。1手1手の読みがとても大事な戦法です。
どちらとも、結論は出ていません。

(四間飛車)
藤井システムが流行しています。
でも、別に普通に穴熊に組ませても問題はありません。
ただ、あまりにも穴熊が硬いので攻略が大変です。

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最近のタイトル戦

2007-01-03 08:49:42 | プロ棋界情報
現在のタイトル保持者(2007年1月3日時点)

竜王 渡辺 明
名人 森内 俊之
棋聖 佐藤 康光
王位 羽生 善治
王座 羽生 善治
棋王 森内 俊之
王将 羽生 善治


<竜王戦 第20期>
ランキング戦 1~6組が進行中

<名人戦 第64期>
A級 6回戦終了(全部で9回戦)
1敗 郷田九段

B級1組 10回戦終了(全部で13回戦)
2敗 行方七段

B級2組 8回戦終了(全部で11回戦)
全勝 渡辺竜王

C級1組 8回戦終了(全部で11回戦)
1敗 石川六段、近藤五段、平藤六段、阿久津五段、橋本七段

C級2組 7回戦終了(全部で10回戦)
1敗 村田四段、片山五段、広瀬四段、川上六段、上野四段、高崎四段

<棋聖戦 第78期>
最終予選の1回戦が終了

=== 1勝の棋士 ===
Aグループ:渡辺竜王、久保八段
Bグループ:羽生三冠、野月七段
Cグループ:森内名人、三浦八段
Dグループ:森下九段、西尾四段

<王位戦 第48期>
予選の決勝戦が進行中
1 神谷七段
2 鈴木八段
3 千葉五段vs近藤五段の勝者
4 森内名人
5 橋本七段
6 山崎七段
7 丸山九段
8 中原永世十段vs阿久津五段の勝者

<王座戦 第55期>
二次予選の進行中

<棋王戦 第32期>
1月6日(土)の挑戦者決定戦より
深浦八段vs佐藤棋聖の勝者が、森内棋王に挑戦する。

<王将戦 第56期>
1月11日(木)から王将戦の7番勝負が開始する。
保持者 羽生王将
挑戦者 佐藤棋聖


将棋界は、1月5日に「指し初め式」を行います。