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LogicalInSpace

将棋の日記

渡辺竜王八連覇(祝)

2011-12-04 14:35:42 | プロ棋界情報
渡辺竜王八連覇、おめでとうございます^^

名人経験者である、森内九段、佐藤九段、羽生二冠、丸山九段から連続防衛は、すごいの一事です。
※A級経験者の木村八段の名前も忘れてはいませんね。

竜王位の連覇記録がどれまで、続くのか興味が尽きません。
防衛が難しいと言われている棋戦で名人経験者を相手に、八連覇は偉業としか言い表せないです。

今後とも、ファンとして渡辺竜王・王座を応援して行きたいです。
頑張ってください。

通算タイトル歴代1位

2011-09-15 01:11:31 | プロ棋界情報
広瀬王位に挑戦する、羽生二冠(王座・棋聖)が4勝3敗で、奪取しました。
これにより、通算タイトル80期となりました。 故大山15世名人と並びました。

王位戦の第7局が、広瀬王位の得意の四間飛車穴熊で勝てたことが、印象に残りました。
将棋盤が81マスなので、通算81期も、おめでたい数字ですね。

羽生三冠、お祝い申し上げます。
今後とも、ファンとして応援していきたいと思います。

竜王戦の4つの意外

2011-06-26 09:45:08 | プロ棋界情報
竜王戦の4つの意外
※「へぇ」はいくつ???

竜王戦の4つの意外(今期の竜王戦トーナメント)
①最年長は、佐藤秀司七段の44歳です。
②4度1組優勝している丸山九段、第1期以来、1組が優勝していないジンクスが続いている。
③3組優勝者の佐藤天彦六段は、まだ羽生二冠と対戦した経験がなかった。
④2組優勝者の橋本祟載七段は、1組在籍経験があるが、表舞台のトーナメントは初出場と、対戦相手の羽生二冠には勝った経験がない。

私は結構、意外でした。

羽生名人

2011-05-28 17:27:55 | プロ棋界情報
名人戦では、森内九段を挑戦者に向えて、1勝3敗となっています。
4局の将棋を並べて見ました。
どちらが勝ってもおかしくない内容でした。
結果的には一方的になりましたが、今後を対局を楽しみにしています。


王位戦では、紅組は藤井九段、白組は、羽生三冠と村山五段のプレーオフになっています。
今日は、東京将棋会館でプレーオフが行われいます。

広瀬王位への挑戦者は、白組の勝者、紅組の優勝者(藤井九段)と白組の優勝者が対局をして、その勝者が広瀬王位への挑戦者となります。
広瀬王位vs羽生三冠の対局もみたいですが、広瀬王位vs藤井九段の振り飛車党同士のタイトル戦も見てみたいですね。

王将戦60_2_2

2011-01-22 21:45:33 | プロ棋界情報
王将戦(中継サイト)の第2局の2日目が行われました。

先手:久保王将(棋王)
後手:豊島六段

148手目の△1九金はすごい手ですね♪
終盤の手で、タイトル戦で△1九金が指せることがすごいと思った。
△1九金は、凄い事は凄いが、その手を数手前から読み筋だと思うので、さらに凄いと思う。

具体的には、136手目の△7九飛打の局面で、読み筋になっているはず。
つまり、12手後の△1九金が見えていて指せていると思う。
さらに言えば、127手目の▲7五飛の時に、読めていたのはず。
そうすると、21手後の手を読んでいると思う。

結果は、豊島六段の勝ち。
これで、久保王将の1勝1敗です。

星的には、シーソーゲームなので、面白い展開ですね。

竜王戦23_2_2

2010-10-27 19:03:29 | プロ棋界情報
渡辺竜王に羽生三冠(名人・王座・棋聖)が挑戦する第23期竜王戦の第2局の2日目です。

先手:羽生三冠
後手:渡辺竜王

戦形は、相矢倉。
結果は、渡辺竜王の勝ち。 これで、渡辺竜王の2連勝です。


今回の矢倉は、先後ともに端攻めがテーマになった矢倉でした。

何だか、先手の矢倉は不利の印象が残る将棋でした。
丁寧に受けると後手の矢倉が勝てる印象です。

私が気になった局面
・85手目の▲8四同馬
解説にある通り、先手が駒損なので、気になる局面です。

・104手目の△4五銀
飛車・角の両取りになるので、うまい受けがあると思いました。

・115手目の▲6四角
この角は1筋に狙いがありましたが、▲5七角⇒▲7五角⇒▲6四角と活用しました。
このような角の動きが、駒の活用になると思いました。

見ていて楽しい将棋でした。
11月10・11日の第3局を楽しみにしたいと思います。

封じ手の局面

2010-10-14 23:18:48 | プロ棋界情報
竜王戦の第1局の将棋が封じ手をしました。

各ブログをみると、後手の羽生三冠がよくない感じのことを書かれてあった。
プロ棋士の解説が「先手持ちたい」を言った言葉をそのまま鵜呑みするのもいかがなものかなと感じました。

素人に解説をするならば、「悪い」、「良い」をはっきり言った方が面白い訳だけど。
アマチュア有段者があの局面をみて「よくない」と思うのかな?

ましてや、時の名人である羽生三冠の手を簡単に「よくない」なんて言っていいのだろうか?
まだ、「プロ的には指しにくい変化に羽生三冠が誘導した局面」と書いた方が正しいような気がする。
「プロ的には指しにくい変化」だと思うが「善悪」の判断はまだ早いのではないのだろうか?

自分が同じ局面で後手を持った場合は、後手としてやむ得ない変化であると思う。
まだ、いい勝負だと私には見えるけど。

不満というより、何か変な先入観で将棋をみている気がする。
なんだろう、この変な先入観は・・・!?

後手三間飛車(急戦)の定跡

2010-06-11 11:04:24 | プロ棋界情報
昨日は、将棋倶楽部24で将棋仲間のpnさんと将棋を指しました。
※本人の許可を得ていないので、名前は仮名称です。

先手:LogicalInSpace
後手:pnさん

戦形:後手三間飛車vs先手急戦



本譜です。

本譜は、私の負けになりました。
急戦の仕掛けが成立しているかどうかがポイントだと思いました。
実際に仕掛けてみると、意外に大変だと分かりました。
先手がかなり指しづらかったです。
では、定跡ではどのような変化手順なのかを調べてみました。


<定跡>

こちらが定跡で解説されている形です。

本譜と定跡の仕掛けの手数は同じ29手目です。
本譜は、▲1六歩、▲4七銀、▲6八銀と手数をかけました。
定跡は、▲5八金右、▲6八銀、▲5七銀と手数をかけています。

違いは、手数の掛け方による仕掛けの駒の配置の違いになります。
本譜は、▲3七桂にひもがありません。
定跡は、▲3七桂に▲4八銀とひもがあります。
定跡を調べてみると、ここに差があることが分かりました。


前図からは、△5五同歩、▲4五歩、△5三銀、▲4六銀、△5四銀、▲5五銀、△同銀、▲同角、△4三金、▲8八角
途中、△5四銀のところでは、△5六歩の変化もあります。


前図からは、△4五歩、▲5五銀、△4四銀、▲同銀、△同金、▲2四歩、△同歩、▲2三歩、△同飛、▲3二銀、△2二飛、▲2一銀成、
△2三飛、▲1五桂、△2一飛、▲4五桂、△5一角、▲5三桂不成、△5二金、▲4四角、△7四歩

形勢はいい勝負です。
変化はまだ続きがありますが、割愛します。

しかし、定跡はよく出来ているなあと感じました。


<本譜以下の手順>

本譜の手順は、△5五同歩、▲4五歩、△4三銀、▲5五角、△6三金、▲8八角、△4五歩、▲5六歩
△4三銀に▲5五角はあまりよくなかったようです。
結果的に▲5六歩と打った局面では1歩損なので、明らかに仕掛けが悪いです。

△4三銀に▲4六銀の方が良かったかもしれませんが、定跡と形が違うのでどうだったのかと、疑問に残ります。


<まとめ>
定跡だと思っていたのが、少し形が違いました。
その形の違いが仕掛けの成立の有無までに影響をしていることが、新しい発見でした。
自分なりに▲6九金のままで工夫をしましたが、この工夫はどうだったのか。
色々と後手三間飛車の急戦を調べる機会になったので、とても勉強になりました。