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イエス・キリストのブログ
プロテスタント(バプテスト派)

祈り

2009-10-01 09:44:52 | キリスト教
10月に入りました。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋と言われる、過ごしやすい季節に入りました。
私は、睡眠障害に悩まされている日々です。
しかし、少しづつですが良くなり、教会にも行ける時は行っています。


皆さんは、お祈りをしていますか?
私は毎朝、ギリシャ語の「主の祈り」をしています。

いつもお祈りをする側、される側と経験があると思います。
しかし、される側が少ない方も多くいます。
それは、牧師と牧師夫人です。

牧師は、比較的にする側が多いと思います。
牧師は、一般的に神学校に行っていることが多いので、信仰的にゆらぎは少ない印象があります。
しかし牧師夫人は、神学校に行っていないので、何かのきっかけで信仰が揺らぎやすい印象があります。

私たち信徒は、牧師と牧師夫人のためにお祈りすることは、とても大事なことだと思います。


お祈りとは何でしょうか?
未信者の方には、天の父と私との応答の会話であります。
信徒の方には、天の父と私との霊的なつながりであります。

いくつか聖書からの祈りの場面を共に分かち合いましょう!

***** 祈り① *****
アブラハムとサラは異国の地に行き、アブラハムはサラを妹と言っていました。
それでゲラル王のアビメレクは、妹のサラを気にいりました。
※サラは、アブラハムの妻であります。 しかし、父の娘であるが、母の娘ではないので、妹というのは事実でもあります。

その夜、夢の中でアビメレクに神が現れて言われた。
「あなたは、召し入れた女のゆえに死ぬ。その女は夫のある身だ。」
アビメレクは、まだ彼女に近づいていなかったので、
「主よ、あなたは正しい者でも殺されるのですか。
彼女が妹だと言ったのは彼ではありませんか。
また彼女自身も、『あの人はわたしの兄です』と言いました。
わたしは、全くやましい考えも不正な手段でもなくこの事をしたのです」
と言った。
神は夢の中でアビメレクに言われた。
「わたしも、あなたが全くやましい考えでなしにこの事をしたことは知っている。
だからわたしも、あなたがわたしに対して罪を犯すことのないように、彼女に触れさせなかったのだ。
直ちに、あの人の妻を返しなさい。
彼は預言者だから、あなたのために祈り、命を救ってくれるだろう。
しかし、もし返さなければ、あなたもあなたの家来も皆、必ず死ぬことを覚悟せねばならない。」
===== 創世記 20章 6-7節 =====

それで、アブラハムがアビメレクへの執り成しの祈りです。
アブラハムが神に祈ると、神はアビメレクとその妻、および侍女たちをいやされたので、再び子供を産むことができるようになった。
===== 創世記 20章 17節 =====

アビメレクに対して、執り成し、祝福を、アブラハムから天の父へとお祈りをしています。
天の父とアブラハムの応答の会話であり、霊的なつながりを表している場面です。

***** 祈り② *****
ハンナは悩み嘆いて主に祈り、激しく泣いた。
そして、誓いを立てて言った。
「万軍の主よ、はしための苦しみを御覧ください。
はしために御心を留め、忘れることなく、男の子をお授けくださいますなら、
その子の一生を主におささげし、その子の頭には決してかみそりを当てません。」
===== サムエル記上 1章 10-11節 =====

ハンナは、子供が出来なくて天の父にお祈りをしました。

***** 祈り③ *****
あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい祝福を祈るのであって、呪ってはなりません。
===== ローマへの信徒への手紙 12章 14節 =====

敵を愛することが出来なくても、祝福を祈る。


***** 祈りの精神 *****
主イエスが祈りの精神について語っておられます。

祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。
偽善者たちは、人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。
はっきり言っておく。
彼らは既に報いを受けている。
だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。
そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。
また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。
異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。
彼らのまねをしてはならない。
あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。
===== マタイによる福音書 6章 5-8節 =====

未信者の方には、言葉数が多ければ、聞き入れられる訳ではないと、そのまま受け止めて良いと思います。
信徒の方には、天の父のあなたの関係が主イエスによって義との関係の中で祈ることが大切だと思います。

ここで注目は、「偽善者」という言葉です。
行い、言葉、心(私の霊)でも、嘘いつわりがなく、祈ることが聞き入れられる祈りであります。


<まとめ>
お祈りとは
未信者の方には、天の父と私との応答の会話であります。
信徒の方には、天の父と私との霊的なつながりであります。
と書きました。

祈り①では、アブラハム、アビメレクともに、行い、言葉、心でも偽りがありませんでした。
祈り②では、ハンナの心に偽りがありませんでした。
祈り③では、行い、言葉でも人を傷つけないでいるための祈りです。

未信者の方の応答の会話とは、行い、言葉からの応答であります。
信徒の方の霊的なとは、心(私の霊)に偽りがないことであります。


(注意と補足)
祈りの解釈についてですが、神学書や牧師からのメッセージではありません。
私が聖書を読み、主イエスを信じての体験、教会での学びの中での解釈であります。
なので、これがすべての方に対しての良い解釈なのかは分かりません。