MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

店員に化けた**

2013-03-20 00:00:00 | 検索語から

03/20   検索語から (7) 店員に化けた**



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               店員に化けた**




 このブログも、お蔭さまで四年半を迎えようとしています。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。



 といっても中には、「検索を通して、偶然立ち寄っただけ…」
というかたもおられるでしょう。

 読者が訪問してくれるたびに、カウンターの数字が一つ
変わる。 ただし、その日のうちに何度お出でいただいても、
増える数字は “1” 止まりです。



 さて私のほうでは、他にも集計される数字があります。
日別、時間帯別のアクセス、その他。 そして、検索語
そのものも。

 それに、リクエストページ別集計も。 このブログ内の
記事IDで、人気投票のようなものです。



 さらには、リンク元ページ別集計も表示されます。

 「どこから飛んで来たか?」

 <https://www.google.co.jp/>“8”、<http://www.facebook.com/> “3” …のように。 数字は、一週間の累積数です。




 さて、先週のある日のこと。 一日だけで “12” を
記録したリンク元がありました。

 これ、もし “Google” のような検索サイトなら、別に
不思議なことではありません。 しかし文字列を見る
限り、そうは思えない。



 (一体どんなウェブサイトだろうな?)

 (それに、こちらの、どの記事を狙って来たんだろう?)



 私は恐る恐る、リンク元をクリックしてみました。




 (あっ! これ、あのサイトだ!)

 きっとご存知ですよね? 時々問題になる
“2*****” です。



 (なんで、また…。)

 ここからリンクされそうな内容など、自分では書いた覚え
がまったくありません。 それに、目立つのが、最初の行の
衝動買い” の文字です。



 (そんな記事、書いたことないぞ?)

 “衝動買い” の文字さえ、使ったことがないのです。




 (何かの間違いだろうね…。)

 そう思いながらも、スクロールを続けて探すしかありません。



 (どこかに自分の URL が書いてあるはずだ。)

 しかし、なかなか出てこない。



 (もう諦めよう)…と思ったとき、次の部分が眼に留りました。




384 名前:*********:2009/02/06(金) 19:21:09

IYHスレは初めてだけど、衝動的に思いついたので張ってみる。



語り 「闇と 風とを 突ん裂いて、馬 駆るは 誰(た) ぞ?

 この 夜更け。 そは 父と子の 共にあり。 童(わらべ)

 を 腕に かき抱き、離すまいぞと 温むる。」



(現代語訳: オープンセールのために徹夜する
痛い親子が居ました」




 これ、間違いなく私が書いた一節なんです!

 ただし、“太字” の部分だけですよ?



 (“徹夜する親子” だって??)




 徹夜は、さらに続きます。




父 「子よ、何を 怖(おそ)れ おまえは 顔 隠す?」

子 「父ちゃん、見えない? Core i7だよ。 1年間
 保証とリテールクーラーが付いてる

父 「そは、坊や、Athlon X2にも付いてるよ



店員 「可愛い坊や、いらっしゃい! 先着10名だけ
 だよ。 今ならポイントも上げるから。」

子 「父ちゃん、父ちゃん、 聞こえない? TriSLIの
 轟く、その風切り音。」

父 「騒ぐな、落ち着け、我が坊や。 家は静音PCが
 欲しいんだよ



店員 「兄ちゃんなかなかいい目してるね。
 FFは初めて? 一緒にパーティ組まないか?
 店があるから夜の10時以降しかINできないけど。
 良いアイテム上げるからさ」

子 「父ちゃん、父ちゃん、ねえ、欲しくないの?
 30インチワイドディスプレイ。



店員 「兄ちゃん、後ろが使えてるから…
 かうの? 買わないの?」

子 「買っちゃうよ?、父ちゃん、父ちゃん!
 ああ、宅配でお願いします。」



語り 「父も慄(おのの)き 一目散、

 呻(うめ)く 我が子を かき抱き、

 難儀の末に 家に帰し。

 子の蝦蟇口 絶えており。」



(減退誤訳: 気がついたら子供はもうIYHしてしまった。
財布はもうスッカラカン)




386 名前:*********:2009/02/06(金) 19:24:36

原文 ttp://pub.ne.jp/MARUHACHI/?entry_id=1852038

×減退誤訳
◎現代語訳




 もうお解りですね? これ、私が遊び半分に作った、『魔王』
の訳文です。 ブログ開設後、四ヶ月目のことでした。

 上の記事は、その後一ヶ月ほどして書かれたことになります。
それが4年経って、やっと私の眼に留ったわけです。




 (店員さんね…。 な~るほど…。)

 誘惑する点においては、魔王も店員さんも
変わりないんでしょうかね?



 どちらも、ターゲットは “童” のほうでした。




 (それにしても、これ、一体何の商品なんだろう?)

 私には “PC関係” としか解らないのです。 いまだに…。

 (これじゃ、自分が誘惑されるはず、無いな…。)



 さて、“原文” サイトの URL を記してくれたんだから、
作者は良心的ですよね。

 ただ、引用されて光栄と言うべきなのか? それとも…。



 (少なくとも、芸術的には見えなかったんだろうなー…。)



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