03/20 検索語から (7) 店員に化けた**
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このブログも、お蔭さまで四年半を迎えようとしています。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。
といっても中には、「検索を通して、偶然立ち寄っただけ…」
というかたもおられるでしょう。
読者が訪問してくれるたびに、カウンターの数字が一つ
変わる。 ただし、その日のうちに何度お出でいただいても、
増える数字は “1” 止まりです。
さて私のほうでは、他にも集計される数字があります。
日別、時間帯別のアクセス、その他。 そして、検索語
そのものも。
それに、リクエストページ別集計も。 このブログ内の
記事IDで、人気投票のようなものです。
さらには、リンク元ページ別集計も表示されます。
「どこから飛んで来たか?」
<https://www.google.co.jp/>“8”、<http://www.facebook.com/> “3” …のように。 数字は、一週間の累積数です。
さて、先週のある日のこと。 一日だけで “12” を
記録したリンク元がありました。
これ、もし “Google” のような検索サイトなら、別に
不思議なことではありません。 しかし文字列を見る
限り、そうは思えない。
(一体どんなウェブサイトだろうな?)
(それに、こちらの、どの記事を狙って来たんだろう?)
私は恐る恐る、リンク元をクリックしてみました。
(あっ! これ、あのサイトだ!)
きっとご存知ですよね? 時々問題になる
“2*****” です。
(なんで、また…。)
ここからリンクされそうな内容など、自分では書いた覚え
がまったくありません。 それに、目立つのが、最初の行の
“衝動買い” の文字です。
(そんな記事、書いたことないぞ?)
“衝動買い” の文字さえ、使ったことがないのです。
(何かの間違いだろうね…。)
そう思いながらも、スクロールを続けて探すしかありません。
(どこかに自分の URL が書いてあるはずだ。)
しかし、なかなか出てこない。
(もう諦めよう)…と思ったとき、次の部分が眼に留りました。
384 名前:*********:2009/02/06(金) 19:21:09
IYHスレは初めてだけど、衝動的に思いついたので張ってみる。
語り 「闇と 風とを 突ん裂いて、馬 駆るは 誰(た) ぞ?
この 夜更け。 そは 父と子の 共にあり。 童(わらべ)
を 腕に かき抱き、離すまいぞと 温むる。」
(現代語訳: オープンセールのために徹夜する
痛い親子が居ました」
これ、間違いなく私が書いた一節なんです!
ただし、“太字” の部分だけですよ?
(“徹夜する親子” だって??)
徹夜は、さらに続きます。
父 「子よ、何を 怖(おそ)れ おまえは 顔 隠す?」
子 「父ちゃん、見えない? Core i7だよ。 1年間
保証とリテールクーラーが付いてる」
父 「それは、坊や、Athlon X2にも付いてるよ」
店員 「可愛い坊や、いらっしゃい! 先着10名だけ
だよ。 今ならポイントも上げるから。」
子 「父ちゃん、父ちゃん、 聞こえない? TriSLIの
轟く、その風切り音。」
父 「騒ぐな、落ち着け、我が坊や。 家は静音PCが
欲しいんだよ」
店員 「兄ちゃんなかなかいい目してるね。
FFは初めて? 一緒にパーティ組まないか?
店があるから夜の10時以降しかINできないけど。
良いアイテム上げるからさ」
子 「父ちゃん、父ちゃん、ねえ、欲しくないの?
30インチワイドディスプレイ。」
店員 「兄ちゃん、後ろが使えてるから…
かうの? 買わないの?」
子 「買っちゃうよ?、父ちゃん、父ちゃん!
ああ、宅配でお願いします。」
語り 「父も慄(おのの)き 一目散、
呻(うめ)く 我が子を かき抱き、
難儀の末に 家に帰し。
子の蝦蟇口 絶えており。」
(減退誤訳: 気がついたら子供はもうIYHしてしまった。
財布はもうスッカラカン)
386 名前:*********:2009/02/06(金) 19:24:36
原文 ttp://pub.ne.jp/MARUHACHI/?entry_id=1852038
×減退誤訳
◎現代語訳
もうお解りですね? これ、私が遊び半分に作った、『魔王』
の訳文です。 ブログ開設後、四ヶ月目のことでした。
上の記事は、その後一ヶ月ほどして書かれたことになります。
それが4年経って、やっと私の眼に留ったわけです。
(店員さんね…。 な~るほど…。)
誘惑する点においては、魔王も店員さんも
変わりないんでしょうかね?
どちらも、ターゲットは “童” のほうでした。
(それにしても、これ、一体何の商品なんだろう?)
私には “PC関係” としか解らないのです。 いまだに…。
(これじゃ、自分が誘惑されるはず、無いな…。)
さて、“原文” サイトの URL を記してくれたんだから、
作者は良心的ですよね。
ただ、引用されて光栄と言うべきなのか? それとも…。
(少なくとも、芸術的には見えなかったんだろうなー…。)
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