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おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

「縁」

2015年06月16日 07時27分16秒 | 日記


昨日は久しぶりに光の森にある大型ショッピングモールに出かけた。

本当は古本屋に行きたかったのだけれど、この近くにはなくて熊本市内まで出かけねばならない。これは諦め、広い店内を私達夫婦の言葉でいう「目正月」(買わないけど見るだけで楽しむこと)しようというのだ。

まずはスポーツ店を隈なく歩く。多くの商品が3割引の値札が下がっているが商品の価格というのは疑わしいものがある。どうせすぐ3割引にするのならはじめから根を下げて売ればいいものを・・・

そうすると客はそれでも高く感じて買わないのかもしれない。高く表示して割引することで初めて客の財布の紐が緩むのだろう。

ここではビタミン剤ドリンク用の粉末を買った。そしてスターバでお茶。ここではミルクセーキを依頼。ゆっくりお茶タイム。

この後、私の靴が「出世」しているので、価格を含めていいのがないかを売り場で探した。

そして次第に厭きてきたのでイスにでも座ろうかと広いスペースの通路に置いてあるソファーをみると何だか知ってる人に似た男性が座っている。

よーく見るとやっぱりUさんだ。教え子のお父さん。奇しくも3月大学病院に入院した時同じ病棟にいらした。いわば同志でもある。お互いにびっくり、声をかけて隣に座る。退役将校の二人話があう。ながい付き合いだ。

モールの売り場はなにしろ広大な面積を持っていてここでの再会は奇跡!と思ったらもう一つの奇跡が起こっていた。
彼の奥様と私の妻がモール内の全然違う別の場所でも出会っていたのだ。そしてそこには卒業生の娘さんも一緒だった。

こんなことがあるのだ。

人間の縁って不思議なものでやっぱり目に見えぬ「サムシンググレート」は存在する

お互い久闊を叙し、特に互いの健康を気遣い、握手して別れた。


ツユの合間に

2015年06月15日 07時32分38秒 | 日記
今朝の庭の薔薇。



昨日は少しだけ雨が上がった。

雨ばっかりだと体にカビが生えてきそうな感じがする

梅雨の間は割り切って小説の準備と読書。そしてゆっくり休息。



小説は今年は仕上がらないかもしれないが、構想はほぼ出来上がっている。

阿蘇のカルデラの中、南郷谷に長野という村があって、江戸期から明治にかけて70数年日記を書き続けていた男がいる。

長野内匠(たくみ)。この人の日記を去年古文書で解読する機会に恵まれ、その時いつかこの時代をテーマに小説が書けたらいいなーと思った。

テーマは明治維新という日本の近代の幕開け、大きな時代の区切りであった。
この革命が果たして阿蘇の山裾に生きる百姓にとってどうであったのか?

西南戦争と時期を同じくして起こった百姓一揆が一つのテーマであり、そしてもう一つ、阿蘇の修験の行く末。

阿蘇山に彼方此方から修験者が集まり一つのコミュニティーを作った。山上を古坊中、黒川のものを麓坊中という。

阿蘇を神と崇める修験者=山伏にとって、明治の訪れは閉鎖的社会からの宗教解放であった訳ではなく、徳川将軍に成り代った薩長の草莽の志士たちで作る政権が進める反動的宗教政策ー神仏分離、廃仏毀釈、そして天皇を頂点とする国家神道への国民の誘導策。これによって、修験道者は生きる道を奪われ、坊庵は完全に潰されてしまう。

図らずも熊本を舞台にして起こった士族反乱の幕締め=西南戦争、そして同じ時期に起こった阿蘇の百姓一揆。

激動する時代に生きた名もない百姓、男は百姓一揆を指導し、西南戦争では薩摩に肩入れし、ある日官軍との戦闘に参加する。
・・・

時代背景を国全体と熊本藩と村と3本に分けて年表を作り解説を添えたところ。

これからテーマ別に百姓一揆を調べ、修験者の動向を探り、筋立てを考えていく。

読書も時代ものを中心に読んでいて、特に「やま」を描いている作品で情景の描写を学んでいる。
今は高橋義男の『狼奉行』(直木賞作品)を読み終えたところ。
おもしろかった。が、果たして直木賞に値するかどうかは少し首を捻らざるを得ない。特に結末の描き方が尻切れトンボ。



この国は加害者に優しすぎる

2015年06月14日 07時41分31秒 | 社会


テレビに出演していた方で、自分の子供二人を飲酒運転の事故で殺されてしまったIさんが北海道の事件で語っていた。

「この国は果てなく加害者に優しい」

Iさんの事故では求刑5年に対して判決は4年。運転手は飲酒運転の常習者で周りからも戒められていたけれども止められなかったし、本人は平気の平左。ウイスキーをラッパ飲みして高速で大型トラックを運転する。

北海道の26,7の若者いやこの歳だったら一定の分別が出来ていないと可笑しい。学校を出て社会生活を送って10年経過しているのだから、その中で「教え」と「学び」があったはず。

酒を飲んで公道でスピードレースをする常識のなさ、異常さ。この男達には家族は?親は?職場の上司は?

テレビのニュース番組で一時出ていたが、居酒屋の親父らしきものがいつも来て酒を飲んで(車を運転して帰って)いたことを証言していた。この人罪重いのではないか

どんなに重く罰しても20年。

少年Aも社会人になって出ていて、リッパ二本まで出版して儲ける時代。

犯罪を犯して得する時代・社会でいいのか

よく降るよ!

2015年06月12日 07時43分40秒 | 日記
2012年7月の災害

ツユとはいえ今年はよく降る。

昨日は早朝から有線放送で不気味な警戒ブザーが鳴り、村の緊急放送で「避難勧告」を伝えてきた。

確かに豪雨といっていい降り方で、庭は雨水がはけずにプール状態。

急いで荷物をディバッグに詰め込んでいつでも出かけられるように準備。しかし、近所はまだ動く様子がない。

テレビで天気予報をずーと見続け情報を正確にキャッチして判断するしかなかった。

3年前の7月12日の雨は昨日の倍の勢いだった。昨日が最高で1時間当たり南阿蘇村で62ミリを記録したようだが、あの時は110ミリ降った。

そしてあの時の雨音がやはり違っていた。ザーッ、ゴーッからドーッへの変化。

しかし外輪山を行く筋も上下に走る谷川が流れる音は不気味で、近い所為か地響きが伝わってくる。

外輪山中腹に位置しているので上から大きな地滑りが起きたら危ない

しかし、結局家を出ることなく夕方には降りが弱くなり、今朝は雨が上がった。冷や汗モノだった。


世の中うまくいかないものだね

2015年06月10日 07時27分46秒 | スポーツ


陸上が好きで100m、桐生は大の楽しみだったのに怪我だって

9秒台にはとうとうお隣の中国選手蘇炳添(そへいてん / スー・ビンチャン)がアメリカで9秒99を出してしまった。蘇は10秒を突破した最初のアジア人選手となり、以前の国内記録を破ったという。

もうこの事柄についてはがっかり感絶望が深いので書かない。

陸上はこれがあるからなかなかファンが掴めない。やり投げのディーン元気も同じ。
先日偶々放送があったので見ていたら村上とともに出場したものの凡記録、見違えるほど精彩を失っていた。

こうなると男子100×4の400mリレーに期待は絞られる。ただし桐生の代わりが必要だが・・・

日本人は体の器用さが外人に勝っているのでバトンタッチでいいところにいくのではないか?

やはりいろんな競技で期待の持てる選手がいないと観ていて面白くない。

ハンマー投げの室伏もすでに下り坂だし、今年はスキャンダルもあるようで・・・

棒高、走り高、幅、三段とか期待できないし、長距離も今は涸渇期。ただ競歩だけは世界記録保持者がいるのが楽しみだけど、50kmをずーとテレビではどうも面白味に欠けるしー失礼

200m高瀬に期待したいところだがあの華奢な体ではいつまた怪我して沈むかしれないし。

誰か100mで名も知れぬスターが登場してあっという間に9秒台を出してくれないかなあ



そうだ!これだけは書いておきたい。

北海道の「カーチェイス殺人事件」のこと。

あの2台の搭乗者は全員獄門にさらして欲しい。

酒を飲んで、時速150km信号を無視して一家4人を惨殺。一人が意識不明の重態。

極悪非道っていうけどこんなことして澄まして出頭する気が知れない。警察ももう一台の車の三人も早く捕まえて、絶対死刑に処して欲しい。こんなこと許されては公道を安心して運転などできない