おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

人間弱気生き物

2015年06月07日 07時21分01秒 | 日記


一昨日は一日中雨が降り続いた

平地の街に長く住んでいて未だに感覚が「山」に慣れない。

5月に入ってからも朝夜は寒く感じてストーブに火を入れていた。

6月に入って彼方此方で夏日のニュースを聞きながら温暖な日が続いてそろそろ石油ストーブを片付けないといけないかなーと思っていた。

いつものように2時過ぎて昼寝することにした。体をできるだけ無理をさせずにゆっくりと休む。

掛け布団は薄いダウンの布団の上に毛布を一枚載せていた。気づいた時には震えが来ていた。トイレから帰ってベッドに戻ってもなかなか震えが収まらない。

仕方なく妻に声を掛けて布団を一枚上乗せしてもらった。

熱発前がこういう状態になる。熱を測るとすでに37.7度。「あーあやっちまった!」

こうなると熱が上がる。

夜までにとうとう38.8度までうなぎ上り。枕に氷嚢、額に濡らしたタオル、両股付け根にはビニル袋に氷を入れて置いた。

食事もベッドの上。クスリに頼りたくなかったが、熱が8度から下がらないのでとうとう解熱剤を飲んで休んだ。

夜中もずっと体温の計測をしたけど、下がったのは明け方。7度付近まで落ちてほっとする。

熱があってもずーっと眠っている訳ではない。活字中毒者、目が覚めているときには本を読む

この数日で読んだ本。中谷航太郎の『ヤマダチの砦』、風野真知雄『大名やくざ』、白石一郎『江戸の海』。

中谷と風野の作品は色の違う稀有な題材を持ってきている。一つは江戸時代における「山人」の生活、一つは名通りやくざが大名になるというテレビ受けしそうな題材。

おもしろおかしで時間つぶしにはなるがこれに人生の何かを求める等とは無理な話。今の時代には合うのかもしれないが軽い。

白石は流石にベテラン味があった。とくに「十人義士」の話はおもしろかった。赤穂浪士には裏があると聞いたことがあるのだが、その前例になった話があったという筋。

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今朝はよく晴れている。地元ではテレビ局主催のウォーキング大会。去年は出場したが今年はまだ体調が戻っていないので断念した。