おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

高齢化社会の現実

2013年10月29日 07時12分05秒 | 日記
まだいたアサギマダラ!

昨日、父方の義理の叔母が亡くなって葬儀に出席してきた。

御歳99

亡くなる少し前までは庭の草むしりをするくらい元気だったという。

私の父が84、母が89で亡くなっている。昔地域医療を担っていた医者の叔母が今も元気で91歳。

妻の父が87、母が88歳。米寿の祝いをしたばかり。

田舎にいると会う人あう人私達団塊族を含めると殆ど年寄りばかり。但し現役を退いて付き合いがこの年齢に偏っていることもあるが・・・

その義理の叔母が亡くなる直前に申し込んでいた老人施設にやっと入れ、そこで生き生きと活動していたという話を聞いた。

申し込む時に100人待ちという返事だったという。

ところが3ヶ月ほどで施設から連絡があって「どうぞ!」という。

考えてみると100人待ち状態が2,3ヶ月で空きが出来たということはこの2,3ヶ月で100人が亡くなったということだ。

ナンダカナア・・・

さてこの国の福祉行政。これからますます高齢化が進んでいく。私が10年すれば73、東京オリンピックの時丁度70だ。

20年生きるかどうかわからないがそうすれば親父の寿命に近付く。この団塊世代がぞろぞろいるのだ

老人の介護施設の現状は需要に供給が全く追いついていない。これがさらに高齢者が増えてくのだから薄ら寒くなる。

一方で生産活動の主翼になる若者の数は少なくなっている。社会構造が逆三角形になっているので底辺が薄く弱くグラグラしてしまうのだ。

産めよ増やせよといったって、雇用も賃金も安倍さんの威勢のいい言葉と裏腹に全く増えていないのが現状。見ている現実は一部の大企業。多くの中小は冷え切ったままだ。

昨日帰りに道路工事が行われていて渋滞していたが、見ると現場で交通整理をするために指揮棒を握っている男達は皆70を優に超える老人ばかり。この人達は恐らく厳しい肉体労働に従事しているの拘らず自給は7,800円ほどではないだろうかー

地域の若者の雇用状況を見える範囲少しだけいえば、あるのはガードマンや介護職、コンビニの安アルバイト・・・

なんだか気持ちが重ーくなってきた。

天気がいいので暗い話はこれで御終い。今日はカライモを掘ってみよう