おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

古本屋探訪

2013年10月25日 07時19分42秒 | 日記


昨日は一日中の雨で畑の仕事ができないし、予定が何もないので街に下りた。

妻とも意見が一致したので二人で出掛けた。

目的は古文書関係の書籍購入のため。

古文書講座に通って半年、あと1回で講座終了となる。来年に再開されるようだがそれは6月からー

半年のブランクは厳しい。この期間が勝負どころだと思う。

自学自習をどれだけやれるかー講座の先生からは次回にたくさん古文書の史料を渡すのでじっくり読んでくれということだった。

しかし不安もある。一人で釈文なしでどれだけ読めるだろうか?

そこで実力を磨くために釈文がちゃんと付いている関連図書を購入しよう・・・これが目的。



街の上通りという場所に古くからある古書店「河島」がある。ここに久しぶりに立ち寄った。

並んだ特価本でも題名を作家を見ると「ブックオフ」とは違う!!ブックオフは機械的に商業主義的に本を単に商品として並べているの過ぎない。

名の知れた古書店は店主が深い造詣をもっていて様々なジャンルにおける本に詳しい。歴史関係の専門書は店の奥に集められている。専門書は価格が高い。ここで店主に教えを請いながら古文書以外の本を含め30冊ばかりを購入。流石に嵩張るし重くなった。

「近くに車を置いていらっしゃいますか?」

「いや、南阿蘇から来ましたのでこれを持って歩くのはしんどいです。送ってもらうとすると送料要りますよね?」

「うーん。いいでしょう。こちらで送料は持ちますので送りましょう」

『やったー』内心で感嘆の声。

もう1軒はすぐ近く「天野屋」さんがあるので足を伸ばした。ここでも詳しい店主にいろいろ教授してもらった。

「古文書は釈文がついているとつい目が釈文に向かい、読む力が付いてきません。読めない古文書を何度も目を通しながらクイズのパズルを解くように読めない文字を読める全体の意味を把握しながら未解読の文字を想像していくのです。そうすると開いている(読めない)ところが少しずつ埋まっていく。ここが古文書解読の醍醐味。

なるほど村の先生もそういうことを述べていた。容易く答え(真理に近付く手段)を見つけようとするのは安易だった。

前の書店ですでに3,4冊古文書の本(釈文付き)を買っているので「なし」を購入した。

本を1万円ばかり使って購入した後、郊外のイタリアンレストラン「ボナペティ」でパスタとピザを食べる。

ここは妻が知ってるところ。さすがにトマトソースの味と麺の柔らかさ、野菜の使い方が巧みで味は最高だった

こういうパスタを食べさせてくれる店は村にはない。1軒知り合いがやっている店が好きだったのだが店を閉じてしまったので食べられなくなったのだ。

今日には購入した書籍が届くはず。さあ勉強しなくっちゃ