おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

田舎暮らしは万能でなければ・・・

2009年10月27日 09時37分57秒 | 日記
今、半年後に待っている定年生活の準備に駐車場と離れ書斎を建ている。駐車場の間口4m、隣に小部屋を作ることにした。はじめは木工の作業小屋と考えたけれど、本住居に書斎がない。あちこちに本が溢れている状態だし、3月引越しでさらに2本の本棚とともに数百冊の本が運び込まれる。この場所がない。床の間に今ギターが二本、アンプが置かれ、他にあと2本のギターがある。ギターを弾く場所、本を読む場所、書き物をする書斎がない。木工は駐車場でもできるし、たいそうな大型の道具はない。それでいつのまにか計画を変更して木工作業場から「離れ書斎」にした。間口3m、奥行き5m、広さは7畳半ほど。ここに書棚2本とソファー、書斎デスク、冷蔵庫、楽器類を置くつもりだ。いずれPAを買って、マイクスタンドを設置して、ミニスタジオにしようと思っている。
先週、基礎の工事を終えたところ。大工一人だけに任せているので、土日は畑ではなく大工さんの手伝い。明後日、基礎部分の立ち上げのコンクリート打ち。翌週には柱を立て「棟上げ」までいきたい。頭痛いのが、屋根の色、壁の色決め。ドアもはじめ作業場用の2枚引き戸(サッシ)だったのを急遽、書斎にしたので玄関ドアになった。その色、種類決め。これがなかなか決められない。色彩感覚があまりないので、色を組み合わせたときの受ける印象がよくわからない。
今のところ、屋根を黒っぽいガルバー、壁を明るい茶のサイディングにして、窓のサッシを思い切って白にと思うのだが、大工の棟梁反対しそう。「白は雨だれでいずれ黒いしずくがついて汚れるよ」と。迷うのだ。
近所のNさん、関西で看護師をされていたがここに家を建てて永住。アマチュア画家の同じ関西から一緒に来られた女性と二人で生活されているのだが、彼女がいう。「私は、倉庫基礎から全部一人でやったよ!!」「えーっ!!」コンクリートから壁・床の板の張り付けまで、「棟上」だけ他人に手伝ってもらったという。一人でやるということは木材の切り出し、釘・ネジ打ちなど大工の道具の使い方をマスターしていなければならないし、買出し、搬送もある。しかし、周りを眺めると一人で家を作っている人がいるいる。わが家の下方に住む若夫婦はデッキを、上の段のUさんは我が家より1.5倍程もあろうかと思われる古民家風の家を一人でこつこつ建築中。3年目になる。ほとんど大工の腕と変わらない。やっと建具が入り、電気も通ったので、あと少し。
田舎暮らしのコツはなんでも自分でやってしまうこと。定年後の第二の人生、年金のみの収入だから、経済を考えたら業者に頼んでお金を使うことはできないのだ。