おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

台風北上中!!瞬間最大風速75mだぞ、ワオ

2009年10月06日 07時55分43秒 | 日記
台風18号が進路を北に向けてゆっくり動いている。910mb最大風速55m、猛烈な勢いをもった台風だ。進路予想を見ると、九州から本州がすっぽりと枠内に収まっている。異常気象で台風の進路が去年から変わってきていると以前書いた。九州上陸が稀少になったと。これに天が怒ったのかもしれない。人為なんて天界から見ると微小な蠢きに過ぎず、機械的な予想なんて当たるわけがないと。
今週はいよいよ運動会。この天気は心配。予報では11日には台風一過の晴れと出ているが、こんなの当てにならないと見るべきだろう。もう一つ心に引っかかっている棘がある。例のインフルだ。これまで感染者1名出たものの、拡がりはない。県内何処も彼処も学級閉鎖、学年閉鎖が相次いでいる中で、よく持っていると我ながら感心しているのだがー。まだこれも推移を見ないとわからない。家族に感染者が出たという知らせが昨日入ったし、小1の卒園児が母親と妹の園児を送りに訪ねて来ていたが聞いてみると学級閉鎖だとか、後で聞いたことだがそれなら連れては来るなよ。
昨日、会議を開いて緊急事態に備えた対策を協議した。小さな幼稚園、臨機応変な対応するしかない。
久しぶりに薫り高い純文学を読んでいる。辻井喬の『虹の岬』。歌人川田順のことを書いている。文章が今流の軽佻浮薄に流れず、使っている言葉が象徴的で深く重い。川田が祥子ことの恋愛に行き詰まり自殺しようする場面。「風は熄んだが、一層冷えてきたようだ。天空は丸く、暮れなずむ蒼穹という感じだった。『祥子』と労わりの声を掛けて仰ぐと、星が満天に鏤められて光っていた。・・・」歌詠みは短い詩に鏤(ちりば)める言葉を長い推敲の時間を掛けて選ぶ。だからその象徴性が深まり、短い文章に限りない世界が描きこまれるのだ。あと10ページで終わる。さて、次は何を読もうか・・・
写真は阿蘇南郷谷の雲海。