むかご歳時記

 むかご(零余子)自然薯芋の葉腋に出る芽
むかごのようにデジカメで撮った写真を粘り強くUPしてみよう

危険水域に達した遠賀川

2009-07-26 20:29:17 | 色々
黒川のダムの放流の凄さを見て、本流の”遠賀川”の様子も確認しに行った。
上流の直方で危険水域に達した、川の水量の物凄さに圧倒された。

何時も穏やかな、”母なる川”で色んな体験、安らぎを与えてくれる、
心の故郷
「遠賀川」の偉大さを、強力に実感させてくれた。
偉大な川の実力をまのあたりに見聞させて貰った。
凄いエネルギーを蓄える川である。
防災訓練の仮定事項と実際の凄さの、差を改めて見せ付けてくれた、

凄いパワーの「遠賀川」である。




危険水域間地かの新中間大橋




危険水域間地かの新中間大橋-2




新中間大橋から上流を見る



ゴミゴミ




濁流、濁流

凄い流速



凄い流速

広い水面



避難しているアオサギ




避難しているシラサギの群れ



中島の姿



中島の姿-2




危険水域付近の新幹線鉄橋

ダムの放流から4時間が過ぎた

2009-07-26 16:27:35 | 黒川
朝10時にダムの放流が始まった。
午後雨が小休止してくれたので、その後の様子を確認した。
4時間後の14時前後の写真である。



満水になった。

日頃の状態




下流側



鯉がいる堰



ダムの放流が増えている



流れ出る幅を広くしている



堰を50cm開いている

これで毎秒何トン流れているのかな?



堰堤側から下を覗き観している写真



下流側



堰堤下



ダムの上流側でダムに流れ込んでいる水

昨日の様子




ホタルの水路





鯉の滝登りの水門

これでは滝登りも出来ない

止まらない豪雨

2009-07-26 11:24:35 | 黒川
昨日の昼間は止んでいた雨も、天気予報どうりに
未明より、又降り始めた。
近くのダムも満水になり、警報のサイレンを鳴らして、ついに放流を始めた。
何年振りのダムの放流だろうか?




満水のダム-1



満水のダム-2



ついに放流、何年振りなんだろう

前回の放流の様子





濁流-1
日頃の水量





ホタル祭り本部前の濁流



鯉の滝登り-2

2009-07-25 12:54:21 | 黒川
昨夜からの凄い大雨の後の川を観に行ったら、前回の様に又魚が飛び上がっていた。

コンパクトデジカメでの撮影はけっこう難しい。




画面左の草の傾きから水流を想像出来る
画面左が本流
正面の水門は、前回の画像の堰から水田を巡って川に戻ってくる水路である。




ジャンプ



失敗



コンクリート壁に激突



背面飛びで成功



又、激突
どうも水流の真ん中には上がらず、流水の側壁をねらってジャンプしている様だ



華麗なる演技



側面飛び



正攻法の水平ジャンプ

一枚目の画像をトリミングしてみた。




ダンボールとアルミ泊で作った日食観測プロジェクタ

2009-07-22 21:23:16 | 水辺館
初めての経験で日食時の面白い観測用品を作った。



ダンボールで枠を作りそこにアルミ箔を貼り付けて、虫ピンで穴を開けいく。
穴の模様をサイペンで下書きする。



出来た虫ピンの穴を通して、ダンボールに当たる光は太陽が正円の時間は
円の点で文字が見える
少し変形しているのは虫ピンの押し方が悪くて穴が正円で無い為だ



日食時、太陽が欠けている時間に同じアルミ箔の虫ピンの穴を通した光は正円には為らない
その時の太陽の形を表している。
初めての体験である。


日食観察会

2009-07-22 16:37:31 | 水辺館
46年振りの世紀の祭典「分部日食」を観察した。
TVなどでは、中国や奄美群島などの皆既日食の観測地の様子を報道している。
我が北部九州でも部分日食が観察出来た。




初めての撮影で中々難しかった。
色々教えて貰ってどうにか数枚写せた。
この絵は上限の太陽なので最大食10:56’を過ぎている様だ



水辺館の屋上で観察会




福岡での日食の進み時間をUPして置こう




日食が始まったら、主役の太陽が雲に隠れてきた。



色々教えて貰っての悪戦苦闘



今度は水路の横での観察
子供達の夏休みの自由研究のテーマには最高の宇宙ショウーだった。



やっと、何とか撮影出来た。
優しくアドバイスして頂いたスタッフさんに見てもらおう



と、その時参加者が手持ちの携帯で
私のデジカメの画像を撮影!



次から次えと撮影者が増えてきた
皆さん、真剣に撮影されている。
暫く放置しておくしかしょうがない。




これが福岡での略”最大食”だろう?
角度はカメラを色々動かしたので、方角は違っている。




思わぬハプニング撮影付きの楽しい日食鑑賞会だった。

次回26年後の日食は何処で見ようかな?

黒川の草刈

2009-07-20 20:35:22 | 黒川
ホタルの保護活動に周辺の住民の方、
そして河川を管理の行政の方達の協力、ご理解の下に、
黒川のホタル水路の草刈は例年7月に実施して頂いている。
ここのゲンジボタルは例年5月下旬から6月上旬に飛翔のピークを向かえる。
ゲンジボタルは、水路脇の草やコケなどに産卵するので、卵がついている草を刈ってしまって、
河川敷をきれいにする事は、
ゲンジボタルの卵が付いている植物を刈り取って、卵を一緒に捨ててしまう事になる。
そんな訳で、ホタル保護団体としては、草刈は遅いが好い。
しかし遅くなると草が伸び過ぎて、蚊やヘビ等の不快な生き物が増えすぎる。
又、夏休みには周辺の子供達が川で水遊びをする。
それまでには、草刈が済んだ快適な河川敷、水路が要求される。
また、遅くなると植物の茎が硬くなり、草刈機の歯が折れたり、大変である。
今年の黒川の草刈は7月10日よりはじめて頂いた。
その様子を残して置こう。



草刈前の復元水路の様子



草刈



暑い中での草刈





刈り取った草は重機で集められる。



刈り取った枯れ草の片付け



片付け-2



草刈が済んだ水路
ゲンジボタルの幼虫や餌のカワニナの生存率が
来年のホタルの飛翔に大きな影響を与える

今年の業者さんはかなり気を使って、草刈をされていた様だ。



ゲンジボタルが卵から幼虫になって水路での生活に移って行く時期を
実河川で調査するのは大変難しい。
調査の為に河川敷に踏み込むと、卵や幼虫に被害を与えてしまう。
そこで、観察用に、産卵用種ボタルを数匹採取して、陸上で産卵、羽化をさせて
実、河川の様子を判断する。
黒川の場合、5月30、31日が祭りだったので、祭り後の6月2日に数匹の産卵用
ホタルを採取した。
凡そ3週間後に孵化が始まり、7月の10日頃にはほぼ孵化が終わり、
幼虫は水中での生活を始めているので周辺の草刈をしても、
卵の持ち出しは最小限に収められる事になる。

羽化した幼虫は
予め餌の川ニナを沢山保護、成育させていた、
復元水路でに放流して行けばよい




祭り本部前の草刈


ヘイケボタルが孵化した

2009-07-19 10:42:51 | ヘイケボタル
7月4日に採取した種ボタルの卵が孵化した。
ヘイケは早いと聞いていたがゲンジよりはるかに早い。
昨日ホタル館に立ち寄って登録している「マイボタル」の卵の様子を、館長さんに
写真に写してもらった。その分も残して置こう。

ゲンジボタルの孵化はこちらにUPしている。




生れた幼虫
スケールは1mm単位
画面はピントが合っていないのに拡大のし過ぎ



こちらはなんとなくホタルの幼虫らしく写っている



何とか幼虫らしく見える?



これは「北九州ほたる館」に7月15日に持参、登録しているヘイケの卵

青い四角が1mmのサイズ

広幡八幡宮の夏越際

2009-07-18 23:16:04 | 色々
地域の氏神様”広幡八幡宮の夏越際”に今年も出かけた。
薄曇で程良い風が吹いていて、絶好の夕方の散歩日和だった。
今年のプログラムに知人「父、娘」さんの武術披露が載っていたので、
これをメインに参拝した。
昨年も参拝して無事に猛暑を乗り越えられたので、今年もご利益が有るだろう。



奉納演舞




市長夫人の挨拶
地元の気安さで、リラックスされている

まるで、近所のおばさんだ!(ゴメンナサイ(^。^))





初出場の青年団



父、娘の演舞




ヘイケボタルの産卵-2

2009-07-13 21:43:04 | ヘイケボタル
前回の写真はどうもおかしい?

ゲンジ同様にやっぱりコケの中に産卵している様だ。

そこで、昼間に少し探して見たら、ゲンジ同様にコケの中に産卵していた。

その様子を、記録に残して置こう。



採卵装置-1



採卵装置-2
上から見た所




ゲンジ同様コケの中で産卵している



ガーゼで休憩中?
0.3%の砂糖水に浸した、ガーゼでお昼寝中?



コケを良く観たら卵が見えた
これで安心



上蓋の押さえが緩かったのか、蓋のホタル逃走防止用フェルトに産卵していた。


畑祇園の様子

2009-07-11 22:47:02 | 黒川
梅雨後半のこの時季に毎年行われている、”畑祇園”7月初旬の第二土曜日に行われるこの行事。
まだ、「畑貯水池」が出来ていなかった時代に、黒川本谷と東の白木谷が合流するこの地域では、梅雨末期の豪雨、又は、空梅雨の水不足など、稲作文明のこの地域に於いて、新暦7月初旬は”水神様”と切っても切れない縁が続いていたものと考えたれる。
朝から、降ったり、止んだりの天気の中を祇園祭に出かけた。
”政令指定都市”の北九州市にまだ、こんな神秘な厳かな祭りが地域住民の方たちに引き継がれて残っている事に感謝したい。

昨年の様子

一昨年の様子




祇園神輿



神社



準備



氏子




鏡割りー1



鏡割りー2







”もう一つのせー”

続きはこちらに

ヘイケボタルの産卵

2009-07-09 22:28:16 | ヘイケボタル
今回のヘイケボタル探検は”北九州ホタル館”のマイボタル会員として、
住居地周辺のホタルの保護、復元が主目的なので、
教えて戴いた、ヘイケボタルの生息地から、種ボタルを持ち帰り、産卵、孵化させるのが目的である。
しかし、ホタル館で教えて戴いたガーゼへの産卵が上手くいっていないような気がする。
ゲンジでは成功したのに、???
ゲンジボタルの産卵の様子はこちらにUPしている

下部にコケを置いているので、

どちらかには産卵しているだろう。




一番上の左がオスで右と下がメスだと思う

たぶん下のコケに数匹潜って産卵しているだろう。



ゲンジの場合ガーゼが黄色く変色して産卵成功の様子が判ったけど。
ヘイケの卵はどんな色なんだろうか?・

新たなヘイケボタルの生息地

2009-07-06 22:37:19 | ヘイケボタル
朝一番に歯医者に行った。
帰りに、ヘイケボタルの生息地の再確認と思ったが、AB型の気変わりの速さで、
近くの別の谷、水系にも、もしかしたらへいけが???
と思い、不慣れな農道に入っていった。
バイクで水田の見回りに来られていた、地元の方に挨拶をして!!!
”この付近にはホタルは棲んでいませんか?”
”昔はおったけど、今はおらんよ!”
との返事だった????
黒川水系でホタルの保護活動に携っている事と、
ヘイケボタルの生息地を探している事情を話したら、
昔の事、猟友会に携っている事等を話されて、
自家の水田以外の近辺の山、谷、水源、人脈etcなんでもご存知の方だった。
7月2日に別の水系にヘイケボタルがいた事を話して、
湧き水、湿地が残っている所は無いか尋ねたら。
○△×●の横の小さな道を行くと
水田の上流側に湧き水の湿地がある事を教えて戴いた。


午後から散歩がてらに老妻君を誘って昼間の現地の確認をした。
うっそうとして、ヘイケやヒメが生息するのに絶好の条件だと確信した。




泥んこ湿地



湿地の向こう岸にピカピカ沢山光っている。
でも、湿地が深く長靴の足が動かない
尻餅でもついたら大変
やっと、こちら側で飛んだホタルをキャッチして明るい所で証拠の写真
動くのが早いのでなかなか上手く写せない。
でも、ヒメやゲンジでなく
何とかヘイケと認識出来るかな?





新たな生息地の確認が出来たのでゆとりの気分で、
例のS氏に教えて戴いた生息地の周辺も観て廻った(昼間に)
運よく通路の除草が済んでいたので中に入ると。
沢山の湿地が残っている。



泥んこ湿地でヘイケを見つけて気分を良くして
次の確認地に行った。
居るわ!、いるわ!
ヨモギの葉っぱ、ミゾソバの葉の中、・・・
ウジャ、うじゃヘイケがいる。
7月4日に種ボタルは採取したが
沢山いるので追加の種ボタルの採取をして持ち帰った。
交尾最中のカップルを3つがいも見つけた。

これで、間違いなくヘイケの採卵、孵化に成功するだろう(^_-)