信濃大町あなログる生活

大町に移住で「便利」より「アナログ」へ。薪切り出し、薪割り、薪ストーブ利用、圧力釜、地産地消を目指す生活の記録。

やっぱり、普段の生活

2015年05月28日 13時30分35秒 | 日記
自説として、何度も書いて来ましたが、トレーニングと言っても、一日1-2時間。
学生さんのクラブ活動と言っても、平日なら2-3時間です。
一日24時間で、7時間寝ているとして、起きている時間17時間。
その内、トレーニングを2時間したとしても、15時間は他の作業です。
一般的なサラリーマンなら、通勤、座業、昼食、座業、通勤です。
学生さんなら、通学、朝練、授業、昼食、授業、クラブ、通学です。

サラリーマンで、ジムに行かないと、殆ど座業。
学生さんで、クラブをしてるとすれば、朝練で50分、クラブで2時間が、活動。
つまり、どれだけ、クラブを熱心にしたとしても、他の時間が長い。
となれば、この前の記事で書くように、姿勢と立ち居振る舞いを、
強く意識して、丹田を中心として生活すれば、それが既に基礎トレーニング。

アスリートで、怪我の多い人は、恐らくここが緩んでると思います。
骨盤をちゃんと立てて、胸を張り、肩を前に丸めないよう、
肩甲骨を鼻骨に向けて下げる姿勢を、キープし続けるのです。
これだけで、基礎代謝が上がって、頭も冴えます。

「見事な老方」保坂隆編著に、アメリカメイヨークリニックの研究結果が出ています。
Non-Exercise Activity Thermogenesis (NEAT)を推進するというもの。
普段の生活で、便利な物を排除し、体を動かすという事で、
リモコンを使わない、箒やはたきで掃除、ゴミを出しに行く、
雑草をむしる、雑巾がけをする、近くは歩く、ということ。
また、やせ気味のグループと、肥満気味のグループの比較で、
肥満気味は、一日2.5時間、座っている時間長かったという。
座ってやる事を、立って行うだけで、代謝が20%アップするという結果も。

つまり、便利を遠ざけ、ちょっと昔の生活に戻って、手間を楽しむ。
アウトドアが好きなら、こんなことは何でもないはずです。
ソファや背もたれのある椅子は、捨ててしまう。
普段の生活すべてを、ニート生活にしてしまえばいいのだ。
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やっぱり、普段が大事

2015年05月28日 13時08分15秒 | 日記
日本人がいつから駄目になり始めたのか、
この質問の答えが、そろそろ見えて来ました。
鎖国だったり、階級制度であったり、社会的には西欧社会から、
遅れていた感のある日本ですが、家庭のしつけや学問、
武道の為の鍛錬、暮らしの為の体使いなどに関しては、優れていたのです。

先のブログ、幸田文氏の著書のお蔭で、具体的な状況説明を読むことができ、
あ~やっぱりそうか、と腑に落ち、ほぼ解決したかな、と。
「水の中で絞っても、雑巾は絞れるんじゃ」
「絞れない雑巾で、廊下をぬたくっても、拭いたことにならん」
はたきをかける音一つとっても、文氏は露伴氏に適わなかったとか。

そうした、日々の動き一つ一つが、動きざまとして、美しくないといけないし、
その延長上で、歩くさま、姿勢、武道へと繋がっていた、という事。
今、それを体現しているのが、能役者、狂言役者、歌舞伎役者なのでしょう。
例としては、申し訳ないのですが、中村勘三郎さんなど、歌舞伎の方々のお葬式で、
大勢の役者さんたちが、集まって沢山になっても、動きが五月蠅くないのです。
誰もが、「そのように」動いているので、調和しているのです。

舞台で座っているさま、立っているさまでも、大変静かで凛とします。
そこに、まだ、芯のできていない子役が立つと、動きがぎこちなくて、
「まぁ、可愛らしい」となる。
衣装だけでも、2-30㎏となることがあり、それでグラグラしていられません。
そういう体力は、単に稽古だけでは、身に着きません。
毎日の生活の中で、立ち居振る舞いから、舞の稽古、お茶やお花など、
様々な習い事で、体に染みつくまでやるということでしょう。
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躾ということ

2015年05月28日 07時44分51秒 | 日記
図書館で、幸田文著の「しつけ帖」を手に取りました。
幸田露伴氏の本は、読んだことないのですが、文氏の本は何度か。
それで、「しつけ」と言うのですから、露伴氏のことだろうと。
文氏が、明治37年生まれなので、露伴氏は明治と江戸のギリギリ境の生まれ。

露伴氏は、幼少の頃、ひ弱でよくひきつけて、母親に世話をかけたという。
そのお母様は、間違いなく江戸時代の生まれだし、
露伴氏が仕込まれた家事も、江戸時代のものと推察します。
お母様の指は、太くがっちりとして、爪も分厚かったと表現されています。

「お前は文才がなさそうだから、家事をやれ」そう言われて、しつけが始まります。
その厳しさは、とてもとても、現代の比ではありません、
細かい・・・細かすぎるのです。
で、やっぱり、構え、丹田、姿勢を言われているのです。
雑巾の搾り方、習字の構え、動き方の美しさ等、シビアです。
お辞儀と服装のバランス、お茶、御使い物の届け方。

ちょっと驚いたのは、お風呂の薪を、鉈で割っていること。
「そんな構えでは割れない」そう言われながらも、
繰り返して割って行き、節の多い松でも、鉈で割ったと言います。
・・・・・。

我が家は、斧を使っているので、文句言わずに上達を目指します。
構えと丹田、それに気合ですって。
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とんぼがえり

2015年05月28日 07時28分19秒 | 日記
昨日は、東京までとんぼがえりの旅でした。
昼頃、中央線がドア点検とかで、停まってしまうアクシデント。
何とか時間には間に合いましたが、ひやひやしました。
かいじもあずさも、長距離が走ってますから、しっかりしてねぇ。

東京は、もう紫陽花が咲いていました。
電車の中からは、見えませんでしたが、街中では咲いてました。
あのブルーが、大好きです。

車窓から一生懸命観察したのは、「畑の様子」。
どこも同じようなつくりですが、小さいハウスにしたり、
プラスチックのカバーをかけたり、多少のバリエーション。
当たり前のように、マルチカバーか藁が使われています。
どこかで藁を手に入れねば・・・。

帰宅して、樹木に水遣り。
今朝は、野菜に水遣りして、竹酢液撒き。
夏は夏で、朝から作業が続きます。
でも、除雪作業に比べたら、楽勝~!
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