おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

尖閣を守れ 

2012-03-18 | 憂国

テレビも新聞も、ありとあらゆるマス媒体は「尖閣が危ない」ことを重大事として徹底的に日本国民に伝えるべきだ。
くだらんバラエティー番組などやっている場合じゃない!!

産経新聞20120317 産経抄

 真夜中の不気味な揺れでたたき起こされた。寝ぼけまなこでテレビのスイッチを入れると、各局とも字幕で震度を伝えてはいたが、NHKは録画撮りのニュース解説を中断せず、某民放はふだん通りに芸能ニュースをやっており、逆にほっとした。

 ▼目がさえてゴソゴソしているうちに吉本隆明さん死去を知った。学生運動華やかなりし頃、一世を風靡(ふうび)した「共同幻想論」から「脱原発」批判まで、大衆から遊離した権威が大嫌いだった彼については書きたいことがヤマほどあるが、きょうはへそ曲がりだった吉本さんに敬意を表して別の話を書く。

 ▼尖閣諸島がいよいよ危なくなってきたのだ。きのう朝、中国の海洋監視船が尖閣諸島沖の領海を侵犯したが、今までとかなり様相が違う。中国の国家海洋局が、「定期的な巡視活動だ」とただちに発表、国営の新華社通信が速報したのが何よりの証拠である。

 ▼中国には、日本や欧米では当たり前の「報道の自由」がない。チベットや台湾など中国の国益に直結するニュースは、共産党が記事や映像を厳しくチェックし、都合の悪い情報は公にされることなくボツにされている。

 ▼そんな閉ざされた情報環境で、新華社が尖閣沖の「巡視活動」を速報した意味はひとつしかない。東日本大震災の復興に手間取り、消費税増税問題で与党内がゴタゴタしている野田政権の隙をつき、本気で尖閣諸島領有の布石を打とうとしているのだ。

 ▼お隣の北朝鮮もまたぞろ長距離弾道ミサイルを発射しようとしている。そんなきな臭い空気の中、民主党の元大臣が成算もなく北の高官に会おうとしているのは、どういう了見か。政府の無策と政治家の無定見は、真夜中の地震より怖い。

 


田中防衛相、空自で「危機意識を持って」と訓示

2012-03-18 | 憂国

要望するのは良いが、防衛大臣に危機意識が感じられない・・・

産経新聞20120318

 田中直紀防衛相は17日、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)を視察のため訪問した。田中氏は約900人の隊員に対し、中国の軍備増強や海洋活動の拡大、北朝鮮の「衛星」発射問題に触れ、「常時危機意識を持って与えられた任務に取り組み、国民の大きな期待に応えるため、さらに精励いただくことを要望する」と訓示した。

 田中氏は訓示に先立ち、F15戦闘機やF4戦闘機、C130輸送機など空自の主要航空機を視察した。百里基地に配備されていない航空機も駐機され、空自幹部から性能や配備状況について説明を受けた。東京電力福島第1原発事故で放水に当たった消防車両も見て回った。

 F4は老朽化が進んでおり、後継機として最新鋭ステルス戦闘機F35ライトニング2の導入が決まっている。

 田中氏の空自基地視察は1月の就任以来2回目。1月23日に那覇基地(那覇市)を訪れた際には、空自機を見る時間が取れなかった。