おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

国益より友愛演出 民主の訪中

2012-03-24 | 憂国

こいつらは本当に馬鹿だな。鳩山なぞは獄に繋いでおけばいいのだ。立派な犯罪者だ。確信的売国奴とでもいおうか・・・

産経新聞20120324

 これが「民主党外交」なのか-。輿石東幹事長と鳩山由紀夫元首相という民主党重鎮が、よりによって同じ日に北京で習近平国家副主席と個別に会談した。しかも2人はバラバラに「友好」「友愛」を強調。中国の軍事力増強や東シナ海の権益拡大などは一切触れることはなかった。

 「いい話ができたのではないか。今後とも関係を発展させていきたい」

 会談終了間際、輿石氏は習氏に早くも成果を強調。「地元の山梨は桃がおいしいが、福島の桃も食べてほしい」と“友達気分”で習氏に訪日を促した。

 輿石氏には待ちに待った初外遊だった。すでに訪米なども計画、党幹部をずらりと率いて自らの存在感を海外に示そうと考えているようだ。とはいえ、外交はずぶの素人。友好演出に腐心するばかりで懸案事項は棚上げされた。

 一方、党最高顧問に任命された鳩山氏は、「民主党の外交窓口は私だ」と言わんばかりに輿石氏らが去った後の人民大会堂に入った。しかも野田政権で葬り去られている「東アジア共同体」構想をうたい、「東シナ海を友愛の海に」と自説を披露。マイナス効果は輿石氏を上回った。

 樽床伸二幹事長代行は、鳩山氏の訪中について「何の報告も受けていない」と不信感を隠さない。鳩山氏側も「輿石氏らの訪中は3月に初めて聞かされた」(周辺)と困惑するが、双方ともまともに調整した形跡はない。

 結局、2人の「先陣争い」は民主党の外交能力の欠如を露呈しただけ。玄葉光一郎外相は23日の記者会見で「決して二元外交になるようなことがないような形での訪中だ。何か交渉ごとを行うわけではない」と2人を擁護したが、国益を正面から見据えることができぬようならば議員外交は慎むべきではないか。

 20120324産経抄

 あなたはいま、次期社長を約束された大会社の重役である、と仮定しよう。週末を控え何かと忙しい金曜の午後、重要な取引先である会社Mの元社長と現役の専務が、急用ではないがはるばる海外からきたので、別々に会いたい、と言ってきたらどう思うだろうか。

 ▼まずはうんざりとし、Mという会社はなんとまとまりも常識もない組織か、と軽蔑するはずだ。普通のまともな会社なら、日程をずらすか、あるいは一緒に訪問するよう事前に調整するはずだからだ。

 ▼続いて重役氏は、客に恩を売ろうとするだろう。「M社はわれわれにとって重要なパートナーなので、異例ではありますが、同じ日に別々にお会いすることにします」とかなんとか秘書に言わせ、2人は大喜びする。今後の商談がどちらの会社に有利に進むかは火を見るより明らかである。

 ▼Mのような間抜けな組織が実際にある。民主党だ。きのう次期国家主席確実とされる習近平副主席は、訪中した民主党の輿石東幹事長や仙谷由人政調会長代行ら9人と面会した。習氏は彼らが退出するとすぐに、鳩山由紀夫元首相と握手した。

 ▼次期国王を言祝(ことほ)ぐ外国使節団の趣だが、これでは尖閣諸島奪取に本気で乗り出してきた中国にはっきりモノを言えるはずがない。案の定、実のある話は出なかったという。

 ▼日本となじみの薄いアフリカ諸国と地道に交流し、実績をあげている議員もごく少数存在する。しかし、党内の消費税論議もまとまらず、年度末までに予算案が成立しそうにもない中、与党幹部がうち揃(そろ)って北京詣でを決行するとは国政をなめきっている。定数削減のさきがけとしてこの人たちの議員バッジをとりあげてもバチは当たるまい。