マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

嫌われモノがいつしか…

2014-05-05 | 自然
カメムシが注目されている理由が少しずつ判ってきました。
気をつけて探せば、身近にとてもたくさんいるらしいこと。
種類が多くて、色が派手で面白い模様のも多くて、
山や畑や林などでなくても、街中の小さな公園や街路樹などでもよく見つかる。
なにより、トンボやチョウのように飛び回るばかりではないので写真に撮りやすい。
というわけで、今年の春見つけたカメムシの4種類目は、
「ナガメ」
大根などの菜に来るので付けられた名前、たぶん…
(模様が特徴的なので図鑑で探しやすい、これもカメムシ人気の理由?)

兵庫県の伊丹昆虫館では今年の1月から3月末まで、
企画展「あなたの知らないカメムシの世界」が催されました。
臭いという理由で嫌われるカメムシですが中にはリンゴのような香りのもいるそうで、
変化にとんだ姿かたちがあらわしているように、
暮らしぶりも驚くほど多様性に富んでいて、
知れば知るほど奥が深~いムシらしいです。

カメムシ展を見て来た友人が、お土産にと、伊丹昆虫館の「いたこんニュース」をくれました。
たった6ページ(表紙、裏表紙は除いて)のパンフレットですが、昆虫館の様子や
虫に寄せるそれぞれのスタッフの情熱や日々の活動の様子が伝わってくるとてもいいパンフレットで、
読んでいて楽しくなります。

この表紙のカメムシの写真には小さな文字で全部に名前が書き込んであります。
素晴らしい!
京都市には動物園と、多くの市民の反対を押し切って造った水族館がありますが、
動物界の多数を占めている昆虫を無視し続けています。
(昆虫類はおよそ100万種、哺乳類は4000~5000種)
兵庫県にはとても素晴らしい活動を続けている昆虫館が少なくとも二つ、あります。
その違いは、なぜ?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安倍晋三の脳が心配 | トップ | ユリノキの花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然」カテゴリの最新記事