古い絹の和布(着物や着物の裏地や襦袢)の端切れ、
ただ並べて繋いだだけでは、色や柄が混ざってしまって残念なので、
なんとか、模様や風合いを生かしたパッチワークをやりたいと思っていろいろ検索していたら、
黒い布で縁取ってつなげる技法の紹介があったので、
これはいいかもしれないと思って早速やってみました。
最初に、正方形を9つの少しづつ違う四角形に分割した型紙を作ります。
型紙に合わせて、布を切り、それぞれ9枚ずつ、計81枚のピースを作ります。
26種くらいの絹の古布を使いました。
全てに薄い接着芯を貼っておきます。
こんがらがらないように、慎重に分類して、位置を確認しながら、重ねておきます。
次に、黒い布(綿ブロード)で2,5センチ幅の細いテープを作ります。相当量必要です。
それから、黒い布と、和布をミシンでつなげていくのですが、
全部似たような四角形なので、パズルをやっているような感じで、かなり頭をひねりました。
裏はこんな感じ。縫い代は黒いテープ側に倒します。
約1週間かかりましたが、華やかな絹の風合いと柄を楽しめるものになったかも。
出来上がりの大きさは、88センチ角です。
気に入ったので、光が透ける場所を探して、どこかにぶら下げようと思ったのですが、
ぶら下げるところがない・・・
一片を正方形や長方形(角を直角)にすれば、もっと簡単に作れそうです。
今度は、窓の大きさに合わせて、作ってみようかな。