Y監督

映画の勉強をしている知人、Y氏の監督第一作の上映会がありました。
昼は使えない上司の下でマジメに仕事をしながら、夜、映画学校に通っています。
そんな世界に足を踏み入れるタイプには見えなかったので、人ってわからない・・・。
で、上映会・・・といっても別のY氏のお宅にて・・・。（Yのつく人ばっかり）
なんだかんだと持ち寄り、またしても明るいうちからシャンパンなんて抜いちゃって・・・ダラダラと飲みながら映画を観ました。

その映画学校では８人がひとグループで、キャスト、スタッフなども協力し合ってそれぞれが一作ずつ映画を製作するそうです。だから、Y監督も他の作品に役者として登場していて、それもおもしろかった・・・。
８本の短編が一枚のDVDに収められていました。
Y監督の作品は「OH　MY　GOD」。
自ら主演も務めていて、ちょっと笑いをこらえるのが苦しかったけど（こらえてない・・・大笑いしちゃった・・・）、なんだかYさんにぴったりのテーマでした。
くたびれたサラリーマンがある朝退職届を手に出勤する途中、たまたま道を聞かれた就活中の女の子と話をするうちに・・・自分の人生も捨てたモンじゃないと気づく・・・みたいなストーリーだったと思うんだけど・・・。
本人はラブストーリーを作るつもりはなかったようですが、ちょっとほっとする「愛」を感じるラストシーンでございました。
こういう雰囲気の作品を作っちゃう人なんだー・・・と、改めてその繊細さに気づいた感じ。こういう路線は嫌いではないと私個人的には思いました。

映画の世界ってよくわかりませんが、何もないところから企画を立ち上げて、脚本をつくり、キャストのこととか、衣装、小道具、メイク・・・撮影、編集などなど考えなくてはならないことがたくさんあって、大変な作業ですね。

今は第２作の企画中とか・・・次回作が楽しみです。
そして、Y監督ったら、お笑いの世界にも足を踏み入れるとか・・・。
「Y監督を世に送り出す会」としてはとにかく応援していくしかないですね。