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ミュージカル『三銃士』。

この前NHKでやってた人形劇のイメージで観ていたら、全然違った。

こんなんだっけ？・・・と思ってあわてて読んだ原作とも印象が違った。かなり変えてますね。
まぁ、原作に忠実に作ればいいというわけではないからそれはいいとして・・・。

笑いどころもあるけど、最後はしんみりしました。

はじめのダルタニャンの歌はまるで戦隊ヒーロー物のような勇ましさで、井上くん変身しちゃうんじゃないかと思うほどでした。

この作品、主役はダルタニャンの井上くんみたいですが、なんといっても三銃士の３人が渋カッコイイ(笑)。歌もよかった。立ち回りはしんどそうだったけど、頑張っていました。

ストーリー的にはミレディがあんな哀しみを背負っているように描かれているのには驚いた。原作では情状酌量の余地ナシの悪者のようにしか思えなかったから・・・。アトスもミレディもお互いに思いを残しているような設定になってたし、ミレディに同情しちゃった。
15才のとき・・・云々は原作にはなかったように思います。


まぁ、夏休みにふさわしい冒険活劇。
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」・・・何度言ったことか。わかりやすいテーマだから、お子さまも楽しめる・・・かもしれない。

もちろん大人な話もありますが。


終演後、三銃士とミレディのちょっとしたトークがおもしろかった。アラミスの知恵袋・・・だったかな。
公演で疲れているでしょうに、結構真剣にしゃべっていて・・・、えらいなーと思ってしまう。

そして一回公演の日には衣装のままロビーで義援金集めもありまして・・・。
私が観たときはダルタニャン、コンスタンス、王様、ダルタニャン母が立っていました。
私はコンスタンスちゃんの持つ箱に募金しました。