日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

冬になると1

2005-12-15 | 本=心の糧
寒くなると読みたくなる本があります。『赤毛のアン』・・・なぜだかわかりませんが、これは子どもの頃から今に至るまで変わっていません。
小学校高学年のときにこの本を買ってもらってから(だからもう色褪せてボロボロです)中・高・大と大きくなっても、どういうわけか冬になると読みたくなるんです。仕事についてからも何度か読んでいます。
学校に通っている間は、冬休みに入ってから一気に読みました。暖炉・・・はないから火鉢にあたりながら(なんかおばあさんみたいですが)だったり、布団にくるまりながらだったり・・・ぬくぬくとした環境に身を置いてひたすら読みます。
何度読んでもかならずマシュウが死んでしまう場面で大泣きするのも変わりません。
『赤毛のアン』は10巻のシリーズですが、第1巻が一番好きです。(多分そういう人が多いのではないかと思います。)アンが一番生き生きしていると思うんですよね。
そして自然描写が美しくて、ネーミングがまたいいんですよね。輝く湖水とか花嫁のベールとか・・・要するに翻訳のよさともいえますが。
すべてをきちんと読み比べてはいないけど、パラパラと立ち読みしたところではやはり村岡花子さんの訳がしっくりなじむ気がします。そして私がもっている講談社のシリーズは装丁が紫と白でお洒落なところが気に入っています。
赤毛のアン関連の本も随分買い漁りました。中でも『赤毛のアンの手作り絵本』は3巻まであり、中学生のときに学校の図書室で見つけて以来、お気に入りの一冊になりました。それから『赤毛のアンの腹心の友ノート』も好きな本です。
モンゴメリが書いた他の作品にも興味が広がり、アヴォンリーを舞台にした『ストーリー・ガール』と『黄金の道』も大好きです。これはドラマ化されていて、NHKで放送されていたときは欠かさずみていました。この冬は日本脱出しないので、じっくりとなつかしの本を読もうと思います。
そうそう、一つ残念なこと。高校時代に私から8・9・10巻を借りたまま返してくれないあなた!これを読んだら(←読んでるわけない)返してくださいませ。(まあ、もうあきらめてはいたけど久しぶりに思い出しました・・・)


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