日田市豆田町・日本丸館ギャラリー「連」にて「吉田初三郎鳥瞰図でめぐる日田＆全国名勝・昭和ニッポンの観光展」が始まりました。
1927（昭和2）年に日田盆地が「日本新八景」一般投票にて「平原」の部で第１位を獲得しましたが、惜しくも八景には漏れて「二十五勝」に選定となりました。天領日田が観光地として国内で認知された出発点です。それから90年という節目と、今夏の豪雨被害でJR久大本線が一部不通となっており応援の意味を込めて無料での自主展示としました。
初三郎は一部不通となっている久大本線や日田彦山線には縁があり、日田盆地や湯平温泉、小倉鉄道（日田彦山線の前身）の部分開通や全通時に鳥瞰図を描いています。
10月28日（土）から11月8日（水）までの会期で、土日祝（28日・29日・3日・4日・5日）は私も在廊して、ご来館の皆様へ解説予定です。
初日はしっかりと本降りの雨でしたが、取材対応&地元の方や観光客に次々見学いただき感謝です。今回、日田・耶馬渓・九州全図は鳥瞰図折図を複製プリントして廉価頒布もしています。複製ポストカードに加えて、コースターや缶バッジも試験的に作ってみました。
ご来場の方には、休息スペースにて初三郎鳥瞰図のしおり（記念品）もお持ち帰りいただけます。JR線の橋梁落下により福岡方面からの電車が不通となって、観光客が激減しているとのことで、ぜひこの機会に日田豆田町へお出かけいただければ幸いです。
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