春の訪れは嬉しいけれど。
桜だ海棠だチューリップだと花追っかけは楽しいけれど。
うらうらと穏やかな陽気には気持ちも身体もついていけない。
だめなのよ、気分も身体もかったるいのよ。
「春愁」っていうのかしら。検索したら(便利ね)
春におぼえる愁いをいう。特別な理由がある愁いではない。
花が咲き鳥が囀る季節ではあるが、ふとしたことで心がくもるのも春ならではのこと。
あまりにもぴったり当てはまるから、かえって気恥ずかしくなってしまったわ。
まあ、そうこういってもね、やはり心弾む季節ではあるからね、何だかんだだいっても。
先日海棠に会いに行った妙本寺、海棠はさることながら青紅葉もとても美しかった。
薄暗い中で清々しく美しい、心が鎮まって行くような感じがして、海棠で高揚した気分と
対照的よ。
その妙本寺へと鎌倉駅を降りて、横断歩道の信号待ちでふと段葛の方を見たら、
思いがけずまだ桜のアーチ。嬉しくなった。この際、空のことは言いっこなし。
長年、人出の多さに恐れをなして、一度も行ったことがなかったのよ。
半分くらいまで行って引き返し、大巧寺さんを通り抜けて妙本寺まで歩く。
参道の青紅葉 二天門横の青紅葉
鐘楼後ろの*ドウダンツツジ
緑色の効果は絶大ね。
青空に映える木々、もいいけれど
時には、ほのかな光の中のそれらも
なかなかなので好きなのです。
しずけさ、はいつでも求めています。
コメントありがとうございます。
しずけさを 好まれるような ところ。
素晴らしい感性を お持ちでいらして。
素敵です (*˘︶˘*).。.:*♡