日本海側大荒れの天気予報にマサチャンママに電話をした。
「そっちはどう?雪はどうなの?」って。
「雪はそうでもないけど、寒ーみいっちゃ。出るも置くも嫌になるわ。
そっちはいいねえ。テレビで見るとかんかん空だねかや。羨ましいわ。
空見とるだけでも鬱になってしまうや」とこぼす。ほんとよ、あの濃い灰色の冬空が毎日
続けば気分も暗くなる。分かるわあ。ヨーコチャンも私もいまだに冬鬱だと騒ぐものね。
で、今は毎日どこそかのお寺さんまで散歩がてら歩いてお参りしてくるんだって。
「あんた、何にも望ませんちゃ。この後も今のまんまふつうに送らせてくださいって
祈ってくるだけだわ」って。
今のまんま、ふつうに暮らす。そうよねえ、ほんとにそうよねえ。
私はその電話の前、以前新宿からの帰りに京急車内で川崎大師の案内を見ているうちに
なぜかしら行きたくなって。時間があったら年内に行こうかなと考えていた。
チャンスは28日午後。ちゃっと行ってきたわ。
「厄除けのお大師さま」ね。
特に思い当たる厄はないけれど、心に潜んでいる厄は多々ある。払って来よう。
京急川崎で大師線に乗り換えて川崎大師で下車。
10年以上来ていないからきょろきょろ駅前を見まわしたわ。ま、こっちだなと。
あれえ、こんな通りだったかなと記憶をたどる。
この仲見世通りに来て、飴を切る音が心地よく響き、そうそうこここことひと安心。
大山門は正月準備完了
大本堂
本堂内ではお護摩祈祷の最中 惚れ惚れする声のお経をしばらく聴いていた
そこかしこの屋台は準備中
私にしてはのんびりと境内をぐるっと回って帰宅の途に。
それにしても自宅から直行で1時間とは思いがけない近さ。
暮れのひと時をゆったりと過ごした。
特に縁があるわけでもないのにね。不思議です。
良いお年をお迎えくださいませ。
金太郎飴をリズミカルに切り落としてましたっけ。
記憶が曖昧だった塔は、八角形みたいですね。
笑撃もご愛顧にささえられて1600本に達しました。
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