まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

重大度・重要度

2018-04-02 09:04:46 | くらし

3月、佐渡に帰る前、半年に1回の持病定期健診に行った。
持病とは40年近く付き合っていて、薬をもらうだけのクリニック行きだから、何の不安もないの。
でも専門クリニックだから、いくら予約をしているとはいえ混むことは必須、1番乗りを目指すわけ。
いつもと同じくらいの時間に行っているのに、その日はなぜかすでに並ぶ人が大勢、1時間待ちを覚悟。

ところが2番に呼ばれてやれ嬉しやと先生とご挨拶。
「どう?」といつもどおり聞かれ、はあ、そちらの方は何の変りもないのですが。
「私の3大疾病が不快で悩まされています」と訴えたのよ。
「3大疾病ね、何々なの」と問われるままに、
「脂漏性皮膚炎、後鼻漏、膝痛です」と。
先生、例によって、私の言葉通りに復唱しながらパソコンに入力。その後。

「どれも命には関係ないね重大ではないわね。でも当人にとって重要度はまた違うんだよ」
と自説ご披露。
「命よりしわやしみの方が大事というご婦人もいるし(私よりお若い先生がご婦人だって)
煙草が大事って言う人もいるんだよ。僕らの仲間にもいるんだ止められない人が、
ちょっと上の団塊世代の人たちね、その頃って先輩に吸わされるんだよね。韓国がいまだにそうでしょ」
と、なぜかかの国のノーベル賞事情や留学事情まで話が飛んで。話が長くなりそう。

私、例によって気が気じゃない。別に私が気にしなくてもいいのだけれど、待っている人のこと考えると、
診察室でそんな話しているとは思っていないでしょ。

でもそこはそれ、プロ。
先回の血液検査結果を説明してくれたり、脈を手首で取ったり。
「大丈夫、ビールもワインも今まで通り続けて」なんて。
「体重はどう?」と痛いところ聞かれて「ちょっと増えて」と誤魔化すと。
「微増ね(いい言葉ね、微増)。でもそれ以上は増やさないでね」としっかりくぎを刺されたわ。
ん、家に帰って血液検査じっくり見たら、中性脂肪と血糖が増えていたわ。
いかん。重要かつ重大。

今も頭掻き掻きパソコン入力していることは内緒。

 

コメント
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