小雨、25度、79% シグナル3
秋口となると、女性誌の記事に必ず出てくるのが基本のワードローブ「白のシャツ」です。白い木綿のシャツは確かに顔を明るく見せますし、制服以来、着慣れてきたアイテムですから基本と言えるかもしれません。でも、私など白の木綿のシャツがどうも似合いません。シャツの襟腰が高いと変な感じです。ペタンとしたフラットカラーの所謂「ブラウス」ならまだ見られます。人に言われたわけではありませんが、もうこのお歳ですから自分に似合う似合わないぐらいはわかっているつもりです。
私にとってなくてはならないのは、まずTシャツ。色はやはり白が一番です。できたら半袖。片山がピッタリと合っていて丈も短く細身の方が好きです。素材も木綿の配合が多い方が着心地がよく思います。この白のTシャツの次は黒のポロシャツです。
自分が着るのも好きですが、よその方が黒のポロシャツをうまく着ているのを見ると、目が点になって見惚れてしまいます。黒のポロシャツを着ているのは、女性よりも男性の方が多いので、見惚れるのもそういった男の方達です。Tシャツにしてもポロシャツにしても何気なく買ってしまうそんなに高価なものではありません。それでも片山がピッタリか細身であるか、ポロシャツならボタンの数はいくつかよく見て買います。胸にマークのないものを探しますがほとんど見つけることができません。木綿素材で鹿の子織りのものが一般的で好きです。これも半袖。袖口の閉まり具合がこれまた難しい。
ポロシャツの着方もボタンを開けている人、きっちり一番上まで留めている人といますが要はその人が似合っていればいいわけです。私など夏はだらしなく開けていますが、冬ともなれば一番上まで閉めています。ポロシャツなら襟を立てることもできます。寒い季節にはスカーフを襟元にするとスカーフの納まり具合は抜群です。好きなポロシャツですがなかなか思うようなサイズに出会えません。好きだけど黒のポロシャツは2枚こっきり。
Tシャツもポロシャツも生憎きちんとしたお席では着ることができません。そう考えると白のシャツをきちんと着られる人が羨ましいと思います。白の長袖のシャツと黒のスカート、それだけで素敵に見えるのがやはり基本です。私の基本は花柄のフレアースカートに黒のポロシャツです。