晴、8度、88%
頂き物の「エディブルフラワー」は15㎝角の箱にいっぱいに入っていました。色とりどり、小さな花たちです。お浸しにするわけにはいきません。炒めるなんて以ての外、アクセント、飾りに使いますから一度に使う量は僅かです。ケーキに飾ったり、お刺身のつまがわりに使ったり、どう使おうかと考えるのは楽しいことです。
お昼のサラダと言ってもお肉と「エディブルフラワー」を多めに合えただけの一品。 牛肉の脂をよく落として合えました。鶏肉の方が花の香りを損ないませんが、色のコントラストは赤身のお肉の方が断然映えます。パンジー、なでしこなどの大き目の花を使いました。仕上げには「バルサミコ酢」を落とします。
「バルサミコ酢」の優しい酸味と甘さが牛肉と「エディブルフラワー」をうまくまとめて繋いでくれます。
「花寿司」を作る頃には「エディブルフラワー」は冷蔵庫に入って出番を待っていました。毎日霧吹きしています。すし飯にしらすを入れようが胡麻を混ぜようかと悩みましたが、お花を多めに入れただけです。花の退色が心配ですし飯が完全に冷めて混ぜました。花びらの食感は有るか無いかの心もとないものです。なのにすし飯の中の花びらたちはしっかりと私の口の中で自己主張をします。甘辛く煮た「寿司の素」を入れたすし飯とは全く違うものになりました。ほかの具材を入れなくて正解です。お酢で香りはしませんが、目にも楽しい「花寿司」です。
5日間、「エディブルフラワー」のことを考えて過ごしました。目に着く台所のアイランドの上に置いて、「どうやって食べようかね。」と話しかけます。料理に花を使う、いい勉強になった時間でした。素敵な贈り物、ありがとう。
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