曇り、28度、86%
一週間程前のことでした。友人が私が喜ぶものを見つけたと言ってきました。「なあに?」と尋ねると、「待っててください。」とお返事です。何だろうと思いながらすっかり忘れていました。
土曜日の昼下がり、ピンポンとドアベルが鳴りました。あれ、やたらに早く主人が戻って来たと思ったら、郵便屋さん。手には小さな小包です。彼女からです。私が喜ぶものって何かと急いでビリビリと荷物を開けました。
お手紙に「小さなモモさんを見つけました。」とあります。小さな小袋に入っているのは青い鳥と小さなパグの待ち針でした。お米粒2つ程の大きさのパグです。
よく京都のお土産物100選などにのっている「みやす針」です。桐のお裁縫箱でも有名ですが、ここの針は優れものと聞きます。海外に住んでいると、みやす針どころか日本の針は優れているとつくづく感じます。早速、刺繍用の針山にさしてみました。可愛い顔をしています。女性の方が一人で手作りだそうです。量産品ではありません。同じパグでも一つ一つお顔が違うそうです。ルーペ片手に友人は選んでくれたのかなと思います。可愛いので使えません。と思っていると刺し違えたとき、咄嗟にこの待ち針で糸を抜きました。華奢な作りです。壊しては大変。
小さなモモさんは針山の上、 大きなモモさんは私の膝の上です。
可愛い待ち針ですね。
拝読して私の針山は、私の教え子が転勤する時に作ってくれた手作りだったのを思い出しました。今でも愛用してます。