晴、11度、80%
ほんのひと月前まで、庭は閑散としていました。芽吹きが始まり、花が咲き、この1ヶ月、あっという間に緑の庭、花咲く庭になりました。植物たちにとって春は急ピッチでやって来るようです。そして動き出したら休む間も無く、生命の営みを前進させています。寒さが残ったせいか桜の花はまだ咲き続けています。家もお外もお花がいっぱいで春を思う存分感じます。
「シンビジューム」を買ったのは4年前の年末でした。脇床のお正月飾りにと求めました。翌春、大きくなった株を分けました。その年から花を咲かせました。花がない間、大きな「シンビジューム」の鉢は庭に出たままです。雨風も受けます。たまに脇芽を取るぐらい、大した世話もしないのに今年もまた咲き揃いました。
手間いらずでこんなに豪華な花が家にあるのはなんともお得な気分です。ただし、クリスマス、お正月、私の誕生日、家に花をと思う時には間に合いません。「シンビジューム」の生産農家の方は温度調節で出荷時期を調整しているそうです。
昨日、部屋の中に飾りました。一つは床の間。ちょうどココさんがやって来て、座ってくれました。花には興味を示しません。もう一つはお玄関。帯のタペストリーの対面、いつもは額皿を飾っている場所です。 玄関はいろんなんことが入ってくる場所です。「嬉しい知らせ」「笑顔」「嬉しいもの」が入って来てくれる様にすっきり明るく整えます。
とにかく大きいのが悩みの種の「シンビジューム」です。今からひと月、花が終わるまで家の中で過ごした「シンビジューム」はまた外に出されます。今年はもう一つ悩みの種があります。2鉢ともにもう根が鉢に回っています。株分けの時期です。「シンビジューム」が4鉢、考えただけで嬉しい反面、置き場所はと考えます。
ひと月、豪華な花を楽しみましょう。その後のことはまたその時に。
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