曇、26度、91%
「赤いバッタ」を見ました。小高い山地にある墓地へ参った時のことです。息子が足元を指して、「なんだろう?」と言います。虫がぴょんぴょん。まさにバッタの飛び方ですが、色が朱に近い赤です。
虫は周りの色に同化する習性があります。夏は緑だったバッタが秋になると周りの草の色に合わせて茶色になるのをよく目にします。保護色です。ところがこの「赤いバッタ」の周辺は赤い色のものはありません。アスファルトと道の脇の緑の雑草だけです。
気になるので調べたら、いるんですよね、「赤いバッタ」「ピンクのバッタ」。バッタ、キリギリスにこの赤いものが出現するらしい。ある方が色素不足だと指摘しています。どういう意味かわかりませんが、異常児であることには違いありません。私が見た「赤いバッタ」はまだ子供だと思います。しかも「トノサマバッタ」です。
我が家の庭にもバッタが飛んでいます。2年ほど前までは「トノサマバッタ」と「ショウリョウバッタ」が共存していましたが最近は「ショウリョウバッタ」のみです。「トノサマバッタ」は負けてしまったのでしょう。虫たちにも住みにくい世界になってきている警告の「赤いバッタ」かななんて思いました。
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