ソレイアードの布

小雨、２８度、８４％

　月が変わりました。今月のテーブルクロスも、ソレイアードの物です。オーソドックスなソレイアードの柄とはちょっと違った格子柄です。

　　このパターンはもう廃盤となっている”プチ　エコセ”です。サンプルを見せてもらったとき、ほかにも４色色違いがありました。どれも、甲乙つけがたかったのですが、私にしては珍しく黄色目の強いこの色を選んでみました。以前は香港にもソレイアードの布を取り扱っている店がありました。９７年の中国返還以来、そういう店もぐっと減りました。今日は、返還記念日、香港は祭日です。早い物で、もう１４年経ちました。この日の夜中の１２時を境に、おまわりさんたちは今までの制帽、徽章を付け替えました。少し雨の降る中、しかも、むしむしと湿度の高い、ちょうど今日のようなのような天気でした。

　　話がそれてしまいました。これが、オーダーしたときついてきたタグです。なんでこんな物とってあるのかしら？きっと、ソレイアードのマークが気に入ったからでしょう。今香港では、ソレイアードが買えません。日本では、フランスから直輸入しているお店もありますが、大半が日本で作られた、幅１１０センチの物です。幅の違いは使い方の違いにも出てきます。フランスの雑誌などでは、ソレイアードの布で、ソファーなどをすっぽりと覆う写真を目にします。日本では、テーブルの上の小さな物、手提げなどを作る人が多いようですね。先日、福岡でお母さんと小さな女の子が、ソレイアードの生地でお揃いのワンピースを着ているのを見ました。男の子一人の私にとって、うらやましい光景でした。

　　台所の額絵は、ペンギンです。なぜ、７月がペンギンなのか？毎年思うのですが、北極、南極を思わせる物は、涼しく感じるからでしょうね。

　今月は、どんな月になりますか。