曇、21度、74%
7年前帰国した時に友人がたくさんお種類の種を送ってくれました。その中の一つが「風船カズラ」です。夏には細いツルを伸ばして小さな白い花をつけます。そして気付かぬ内に緑の風船をつけてくれます。この風船が茶色に枯れる頃には、中に白黒の種が入っています。翌年もその翌年も種蒔きせずとも零れ種からたくさん芽生えてくれました。いつも茶色に枯れるまでそのままにします。11月の初め頃まで茶色の風船がフェンスに絡まっていました。
今年は我が家の庭の勢力範囲が変わって来ました。昔からあった「西洋ツタ」が盛り返して裏庭のフェンスを埋め尽くしました。芽生えた「風船カズラ」はいつの間にやら消えてしまいます。ひと月前、北側の庭の地面の真ん中に小さな芽生えを見つけました。毎年見て来たので間違いありません、「風船カズラ」です。踏みつけないように様子を見守りました。小さな白い花に気付かなかったのに、昨日、緑の風船を2個発見!今年の庭の初の緑の風船です。 季節は10月半ば、「よく頑張ったね。」この緑の風船が枯れて破れてなくなるまで地面の真ん中でに置いておくつもりです。
小さな庭ですら手を入れないと自然は強い者が繁殖します。庭の蔦の種類は7種類ほどあります。木々と違いツタを広げる植物は特に勢力範囲の抗争を繰り返します。この夏「風船カズラ」「マルバルコウソウ」が弱者でした。大丈夫、そんなこともあろうかと、種をとってあります。来春は種蒔きで「マルバルコウソウ」「風船カズラ」を復活させるつもりです。
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