曇り、23度、87%
主人が出張にいって、帰って来ると、彼のトランクは大きく膨らんで帰って来ます。行く先々の、珍しい食べ物や本にいたるまで、トランクから出て来る出て来る。毎度毎度のことですから、私もモモさんも主人が帰って来るとトランクが開けられる間、じっと床に座って待っています。最近の香港、日本の食べ物にはほとんど不自由しません。それでも、おカブなど手に入らない野菜を荷物の隅に必ず入れて帰って来てくれます。これは、モモさん。これは、真奈。これは、会社。これは、僕。と分けてくれます。
先日の日本の出張は南関東。平塚から羽田に入り香港に戻って来ました。平塚のスーパーで買ったというのが、「札幌円山動物園ラーメン塩」です。一目見て、ラーメンとは気付きません。シロクマ君の顔の袋。
サッポロラーメンではなく、旭川市の藤原製麺というところが作っています。封を切ると、
液体のスープもシロクマ君の小袋です。麺はノンフライで、細めのやや縮れ麺。これが、インスタントラーメンかと思う程に腰があります。スープはさっぱりとした塩味です。ご当地のラーメンは、時々大きく外れることがありますが、このラーメンは、おいしい。
袋の裏書きに、絶滅品種のホッキョクグマの飼育に励んでいる円山動物園に、このラーメンの売り上げの一部がえさ代として寄付されると書かれています。
日本に帰って、スーパーのラーメンの棚をマジマジ見たことはありませんが、初めて見るラーメンです。ネットでも買うことができます。ピンクの色の醤油味もあるようです。もし見かけたら、ひとつ試しに買ってみてください。円山動物園のえさ代にも寄与します。今も、この空き袋を見ながら、行ったことのない札幌の動物園にいる動物たちのことを想像します。空気の匂いが、こんな南の香港とは全く違うだろうなあ、と。
お天気のいい日曜のお昼ご飯、主人とモモさんとで食べた「札幌円山動物園ラーメン塩」でした。
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